長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

イタリアンに舌鼓

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 Baggio社での打ち合わせを終え、ミラノの北に位置するオリッジョへ。ミラノではミラノサローネが開催されており、渋滞で近ずく事が出来ない。

 常務とお供の社員一名をミラノ空港で降ろし、私たちはSPACIANI社へ向かう。会社ではアンドレアが待っていてくれた。

 新製品のチェックと最新のメンテナンス機器を見せてもらい、日本国内での体制についてミーティングを行う。これから様々な準備が必要だが、同じ大変なら未来に向けて努力する方が数倍良い。

 ミーティング後アンドレアがランチをご馳走してくれた。会社のそばにあるウルグアイ料理を食べさせてくれるレストランだ。

 見たこともないような肉の塊をレストランのストーブで丸焼きにするのだ。ちょっとこの量は食べられないと思ったが、ペロリといけてしまうのは何故だろう。

 大きく膨れたお腹を揺らしながらミラノを後にし、これから今日の宿泊地のオーストリアへ300kmの移動である。

 

ドイツへ2日目

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 3時半に目が覚めるのはドイツに来ると何時もの事である。jet lagは歳をとるごとに酷くなるのがキツイ。まあ、仕方ない事だが。。。

 技術研修のメンバーはいたって元気だ。彼らが工場見学をしている間、Ziegler社と共同開発を行なっているプロダクツの進行状況を確認する。かなり苦戦しているようだが必ずやり遂げることができると信じている。

 打ち合わせが終わった頃、戻ってきたメンバーと合流し、Ziegler社の食堂でランチを頂く。何時もの食堂のおばちゃんが作ってくれる南ドイツの家庭料理は格別だ。これが楽しみのひとつなのである。

 研修のメンバーを残し私たちはスイスアルプスを越え、イタリアトレビーゾに向かう。Baggio de sordi社を訪問するためだ。彼らは何時ものように歓待してくれた。ゴッドファーザーもとても元気だった。

 彼らの工場でBaggio de sordi社に依頼していた新製品のプロトタイプをチェックし、その出来の良さに驚いた。

 彼らは真摯に我々の要望に応えてくれたのである。国を超えてもお互いの信頼関係と誠実さが何をもたらすかを教えてくれる。Baggio社の皆さんには心から感謝をしたい。

 その後長い長い昼食を共にし、イタリアワインとイタリアンフードに舌鼓を打ったのである。

ドイツへ

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 羽田発、12時のフライトでドイツミュンヘンに向かう。毎年行なっている技術研修を計画し、参加する社員と共にZiegler社を訪問した。

 毎年の研修には大きく二つの目的がある。ひとつは、今年で6年目になるALPASスーパーストラクチャーに関わる製造技術の向上である。どのようにつくるかではなく、何故そのようにしているのか、その意味は何なにか、その部品は何故存在しているのかまでを深く掘り下げ理解する事だ。

 そして、もうひとつは日本国内以外の世界で、どのような考え方でものづくりが行われているのか、そして全く異なる国でもビジネスの基本はコミュニケーション能力である事を身をもって理解し、社会人としての社会性を磨く事だ。

 12時間の長いフライトを終えミュンヘン空港に到着する。半年ぶりのミュンヘン空港だ。緯度は北海道の札幌くらいなのでやはり肌寒い。

 先に到着していた国際部の社員が出迎えにきてくれた。今回はドイツミュンヘンからスイスアルプスを越え、イタリアトレビーゾ、オリッジョ、そしてオーストリアを経由してミュンヘンに戻る2000kmの距離を移動するのでレンタカーを利用する。

 相棒はメルセデスV250d、究極の移動の道具である。

 2日目はZieglerを訪問する予定だ。共同開発しているプロダクツの進行状況が楽しみである。明日からの研修の成功を祈りホッフブロイハウスのバイスビールで乾杯する。

 1リットルの大ジョッキはお酒の弱い私には危険な量なのである。

変わるもの、そして変わらないもの

 日本の元号の最初は645年に制定された大化だと言われている。それから1400年の間に247の元号が定められた。
 過去には、天皇が変わる時に元号が変わっていたのではなく、世の中に大きな災いがあった時など、それをリセットし世の中が良くなるようにと祈りが込められ改元されたのだ。
 ふた文字の元号に日本の未来を重ねたのである。また、これまでは中国の古典が出処だったが、今回は日本最古の古典である『万葉集』から元号が選ばれたのも素晴らしいことだと思う。

 この度、今上陛下が譲位あそばされることで元号が変わるが、天皇陛下が折に触れ、国民のために祈ってくださっていることや、皇室の最重要の役割が国家、国民の安寧を願う祭祀である事に変わりはない。これは普遍であり不変だ。

 どんな世の中になろうとも変化と不変は共存する。企業で言えば不変であるべきは理念や哲学である。変化とは経営の手法や時代の変化と共に求められるものだ。

 そして、仕事の原点は、私たち何者であり、何のために社会に存在するのかを常に中心に据え活動する事だ。

 私たちはイメージできないことは実現しないことを知っている。小さな思いを膨らませ、それに向かって努力すれば必ずそれは実現する。

一人ひとりが夢を膨らませ、その実現に努力する事を平成の最後の月に決意するのである。

AIは労働人口の減少の解決の糸口になるか

 2060年日本の労働人口は4000万人になると言われている。これは、中小企業には人がいなくなる事を示している。

 労働人口の減少の解決の糸口になるのはAIの技術なのだろうか。昨今、AIの発達によりなくなってしまう可能性のある仕事が予測されている。

 労働人口の減少は、AIの発達によりカバーされるのだろうか。いくらAIが発達しようと手作業による、ものづくりは消えて無くなることはないと信じている。

 私たち日本人はコアな仕事を明確にし、それに集中することになるのではないだろうか。現場でのものづくりに要するマンパワー外国人労働者に取って代わるのかも知れない。

 40年後、私たちの年代が世に存在する可能性は低いが、そんな未来を覗いてみたい。どんな世の中になろうとも仕事の原点は、その仕事が社会に存在する理由であり、それを社会の役に立つ仕事に昇華させる哲学である。

シンクロニシティ

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 何かを覚悟するとその覚悟にふさわしいことが起きる。

 神がかっていると言えばそうなのかも知れない。しかし、これまでもこんな事を多く経験してきた。

 日本にアルミで消防車のストラクチャーを製造する技術を何としても導入したいと思った。社内にそれをやり遂げる人材は残念ながらいなかった。会社の資本金以上の投資が必要だった。覚悟を決めた時その出会いがあった。

 日本で初めてのGFRPモノコックストラクチャーの開発に着手した。どうやって作れば良いか全くわからなかった。ドイツでもらった一枚の名刺をつてにタイへ出向いた。そこには私たちの思った以上の技術があった。

 そして、今回タイに現地法人を開設する準備に入った。それとほぼ同時に私たちのメインバンクがタイに駐在員事務所をつくるという。

 確かに新しいことに挑戦することは大変なことだ。対極には面白さがあるのも事実だ。

 こんな神がかりのような出会いをシンクロニシティとでも言うのだろうか。何やら面白くなってきた。

 

タイのエネルギー

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 これでタイ国へは何度めになるだろう。初めて訪れたのは2013年だったろうか。

 最初の印象から比べれば本当に大きく変わった。タイには変化していくエネルギーを感じる。人口は6800万人、平均年齢は38歳、日本の46.5歳と比べると12歳も若い。

 子供たちの目は輝き笑顔が溢れる。喧騒の中で生きる力が溢れている。多分これからもっと、もっと成長していくだろう。

 タイを通して日本を見ると、確かに法治国家として成熟し、様々な面で日本がリードしているが、国の持つエネルギーはタイ国の方が上だと思う。

 日本では就職は、空前の売り手市場で企業は人材の獲得に躍起になっているが、タイ国には日本で言えば六大学に相当する人材が自分たちの学んだ事を生かす企業が少ない為、就職に苦労している。

 彼らは日本企業に就職する事が夢だと言う。昨年秋から弊社に正社員として就職した二人のタイ人は非常に真面目で優秀だ。

 給料が高くて、休みが多く、福利厚生が行き届いている会社を選ぶことも一つの基準だろう。しかし、自らが仕事を通じて社会に貢献し、お客様から喜んでいただけることに喜びを感じることができる仕事は人生を豊かにしてくれるだろう。

 なぜ勉強するのか。社会に出ればその答えは多くあるが、気づきは早い方がいい。