長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

工程表はつくる事が目的ではない

 高い品質を実現し、且つ納期通りにものづくりを進める為には、必要な情報を網羅した工程表が不可欠である。
 さらに言うなら、川上から川下までものをつくる全ての行程が工程表に網羅されている必要がある。私たちが製造する消防車両は、地域の特性や消防戦術を考慮し、専用設計技術を駆使して製造される。
 したがって、標準品を製造管理するより、はるかに工程管理が複雑になって来る。今問題なのは、工程表をつくる事が目標になっている事だ。
 工程表をつくる事は目的ではない。目的は、それを使い、工程を管理し、品質の高い消防車両を製造する事であり、結果、現場で使いやすく、お客さまに信頼されるものづくりをする事にあるのだ。
 行程を毎日管理する事は当然のことだが、その当然の事をさらに大切にして欲しい。マネージャーとしての資質を磨き、誇れるものづくりを遂行して欲しい。
 皆さんの手腕に期待したい。
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