長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

歴史は捻じ曲がった

 歴史は、事実が積み上がって歴史となる。しかし、大きな声をあげて事実で無い事を事実だと言い続けると、それは歴史となってしまう。
 日韓外相会談の合意は、誤った歴史を歴史として認めてしまった。従軍慰安婦の問題は、様々な議論がなされており、肯定派も否定派も様々な主張があるのは理解している。
 しかし、元朝日新聞記者による従軍慰安婦の問題についての誤報道があったことは、それが故意による捏造か否かは別として、ひとつの事実だ。
 また、過去の政権は1965年に日韓国交正常化の際に締結した、日韓請求権協定において請求権は解決ずみであるにもかかわらず、それを無視した妥結であったといわざるを得ない。
 歴史は捻じ曲げられた。私たち日本人は、何処までお人よしなのだろう。
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