長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

顔が凍傷になる


 厳冬期の八ヶ岳は、想像以上の寒さだった。樹林帯は、風もなくちょっと寒いかな、という程度だったが、稜線上に出ると風は徐々に強くなり、山頂直下では、巻き上げられた雪が顔にビシビシあたり、冷たいを通り越し痛い。。
 グローブ(手袋)も厳冬期用のマイナス20℃まで耐えられるものだが、それでも、指先は経験したことのない冷たさだった。
 しかし、厳冬期の八ヶ岳からの眺望は、素晴らしいもので、遠くには雪を頂いた富士山が見えた。厳冬期の冬山は確かに厳しいが、その素晴らしさは、その場所に行かなければ理解することができないものである。
 今回も、山は私たちを優しく受け入れてくれた。自然に対峙した時、自然の中で生かされていることに気づく。自然とはねじ伏せたり、対決するものではなく、山が来てもいいよ、と言ってくれている時に行くことができるのだと思う。
 山は、自然の中で生きる力を育んでくれる素晴らしい、学びの場所だと思うのは私だけではあるまい。
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