長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツ二日目


 私たちが、ドイツZiegler社からALPAS(アルミパネルストラクチャー)システムの技術供与を受けて、三年が経過した。
 ドイツの車両は、一番小さなものが日本の中型車両に相当し、CD~1クラスは存在しない。従って、日本国内容CD-1にその技術を応用するのには相当な苦労があった。
 技術的な問題もそのひとつだが、最も大きな問題は鉄骨に鉄板をそのままアルミに置き換える考え方では、ALPASシステムは成立しないのだ。実は、この部分を変えていくことが一番難しい。
 そして、緻密に計画することで、大幅な工数削減を可能とするのだが、これがまたうまくいかない。全ては、技術というよりは意識の問題だ。
 今回若手のエンジニアを抜擢しZieglerに同行させたのも、現物を見てイメージさせることが大切だと考えたからだ。
 Seeing is beliving(百聞は一見にしかず)
 今回のビジネストリップで得たものを、今後の技術開発に生かしてほしいものである。
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