長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツへ


 前年度は、市場に投入したALPASシステムを採用した消防車両の元年だった。鉄骨と鉄板製の消防車両から、非鉄金属(アルミニウム)に素材が変わっただけではなく、消防車両の構成そのものが変わった年だったと言えるだろう。
 そんな意味では、私たちのものづくりが大きく変わった年だった。
 今年は、様々な反省を踏まえて、ドイツZieglerへの研修メンバーを選定した。これまで若手に積極的に機会を与えたが、今回は、現場のマネージメントレベルを主要メンバーとしてドイツに赴く。総勢12人の大所帯だ。
 目的は、技術の習得もその中の一つだが、ドイツではどのように考え、それを実現するために何をしているのか、そして国や環境が変わった時に消防車両はどのような違いを生むのかをよく見て来てほしい。
 長いフライトがストレスだがみんなと一緒に行けることが楽しみである。
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