ドイツ二日目

　Zieglerでの研修は今回で７回目を数える。翻れば様々なことがあったが、あっという間の時間だった。
　さて、ALPASスーパーストラクチャーの研修メンバーは、オリエンテーションの後、工場のツアーに出掛けた。初めて見るZieglerの製造現場に、多分カルチャーショックを受けるだろう。
　ドイツ最大の消防車メーカーで、どのようにものづくりが行なわれているか、そして現場で働く人たちと共に作業をすることで、世界は多様性を受け入れ、私たちの常識や価値観はその一部でしかないことを理解して欲しい。
　彼らがツアーに出掛けている間にZieglerとお互いに抱えている問題点や、今後のビジネスの可能性についてミーティングを行った。
　最初はギクシャクしていたように思うが、８年目を迎えてお互いに理解を深めビジネスパートナーとして絆が強くなってきたと感じる。
　午前中でミーティングを終了し、研修メンバーと別れ、私たちはイタリアのコモに向かう。ドイツからスイスを横断し、イタリアに向かう道のりを車で移動するのは少々大変だが、イタリアで二つの企業を訪問する為、車での移動が便利だ。
　さて、行くとするか。

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