長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

次工程はお客様

 今日から工場は本格的に年内の消防車両の製造を開始した。
 ALPASスーパーストラクチャーパネルを加工していた技術者に『この部分は中に隠蔽されるからバリ取りはしなくてもいいんでは?』と尋ねると『確かに言う通りだが、バリで作業者が怪我をしてはいけないので』と彼は言う。
 次工程はお客様だ。次工程がスムーズに進むように考えて仕事を進めることが大切だ、と言い続けてきたにも関わらず、自分自身が次工程の事を考えて発言していなかったことに気づかされた。
 そう、自分の仕事を終わらせたからそれで良いのではなく、次のことを考えて仕事をすることで仕事が安全にスムーズに繋がり、効率が向上し、ひいては品質が高い車両をお客様に提供することができるのである。
 仕事も社会も自分一人で成立しているのではない。全ての人が何らかの形で関わり合い構成されている。そう考えれば自らの責任の重さを痛感するのである。
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