長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

100年成長する企業

 企業の寿命は30年といわれている。まさに30年生き残る事が出来る企業は会社全体の0.02%に過ぎない。私たちは昨年100年続く企業になる為には何をなすべきかを熟考した。
 100年続くというのは生き残ると言う事ではない、成長し続けるという事である。すなわち続くという事がキーワードではなく成長するという事がキーワードだ。
 その為には何をなすべきかは明白だ。私たちは今年で76年という歴史を重ねてきたが、それが出来たのも僅かながらも成長してきたからに他ならない。重ねてきた76年よりもこれからの100年に向けた24年はさらに険しい道のりになるだろう。
 しかし、私たちは社会に求められる限り、いや、求められるように変化し続け、社会に役立つ企業に変革し続けなくてはならない。その為には常に私たちの企業が何のために存在しているのか確認し、存在意義を太くしていく必要がある。
 戦略や戦術はそれを実現する為の手法であり、その理念の下にある事を忘れてはならない。企業という小さな枠組みでもこれらのロジックはとても大切であり、特に国の様な大きな枠組みでは、先ずは世界の中の、日本国の存在意義は何なのか、この部分を十分に議論し、分かりやすく国民に発信してほしい。
 マニュフェストは枝、葉でありその根幹をなす部分が弱ければその実効すら危うい。日本国はこれから100年どころか永遠に続かなくてはならない。その為には成長し続けなくてはならないのだ。
 だからこそ成長戦略が必要なのである。私たちが選び国政に送り出した政治家に期待しているように、社員の皆さんから期待される経営を行うのが私たち経営者の責任である。
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