長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

晴れの日に雨の準備をする

天候が良く、青空が顔を覗かせている時は傘の事など忘れてしまうものだ。雨が降って傘が必要な時、傘を開くと穴が空いていたり、骨が折れていたり、ひどい時は傘がさびて開かなかったりした経験がある。 晴れた日に傘を開いて乾燥させ、防水スプレーで処理す…

和して同ぜず、同ずれど和せず

『和して同ぜず』は論語の中に出てくる一説で、実際は『君子は和すれど同ぜず、小人は同ずれど和せず』という。君主は人と協調はするが人の意見に左右されたり、調子を合わせたりしない。しかし小人は調子を合わせるが決して全体の調和まで考えているのでは…

40年の想い

この時期は転勤、移動、新任、退任の多い季節である。今日は今期で消防を退官されるお客様の所へご挨拶に伺った。 本当にお世話になった方が多く、一人ひとりにゆっくりご挨拶申し上げたかったが、全て周りきる事が出来なかった。ある消防本部へ伺った際に『…

針治療に冷や汗

今年になって痛めた左膝はようやく完治したが、今度は右ひざを痛めてしまった。 歩いているだけで痛むので、いつもお世話になっている治療院に針を打ちに行く事にした。 痛みがあるのは膝下のくぼんだ所の内側当たりなのだが、針を打つ場所は全く違う。ツボ…

今がその時、組織で対応しよう

昨日で本年度の消防車両の出荷が全て完了した。多くのトラブルを抱えた年度だったが、今は一息ついている場合ではない。 もうすでに、次年度に向けてスタートが切られている。問題点とその対策は既に業務改善委員会が解明し、何をなすべきかは明確になってい…

良くのり切ってくれた

今日で全ての受託検定が完了した。消防車両は法律に定められた性能を発揮するか一台一台検査し、合格したものしか出荷する事が出来ない。 これを受託検定と言い、本日で本年度の受託検定が完了した。 今年度は大きな問題を抱えた年だった。昨年の3月11日…

知識と思考

最近、子供達に自分で考えて行動しなさい、と言っている自分に気づいた。確かに大人ならば自ら考え、工夫し社会を生き抜いていかなくてはならない。 しかし、自ら『思考』するためには『知識』が必要なのである。『思考』というのは自分の持っている『知識』…

小さなことだが大切な事

金沢も三寒四温を繰り返しながら少しづつ春が近づいて来ている。月日もそうだが、春が近づいているのは匂いで感じられることは無いだろうか。 私はそれぞれの季節にはそれぞれの匂いがあるように思う。これは子どもの頃に嗅いだ匂いが記憶の中にあるのだろう…

大きなものは見えない

私が10年間のサラリーマン生活を卒業し、法人を立ち上げたのが三十代前半だった。その時に初めて分かった事が沢山あった。 当時は会社の仕組みなど分かるはずもなく見よう見まねのスタートだった。 会社という組織の中ではそれぞれに責任と役割分担をして…

日本人の誇り

3月11日に行われた東日本大震災合同慰霊祭で、大きな支援を頂いた台湾の公式使者を2階席に一般企業と同一の扱いで案内していた事実は既にご承知の事と思う。 東日本大震災発災の直後から多くの国々が日本に対して支援の手を差し伸べてくれたが、その中で…

日本一を目指す

今朝起きて外を見ると車の屋根が白くなっていたので驚いてしまった。昨日お彼岸の中日を過ぎたばかりなのに今年の冬は長いなと思う。でも、どんなに長い冬でも必ず春はやってくる。 今日は金沢ロータリークラブの例会に出席する為に金沢ニューグランドホテル…

暑さ寒さも彼岸まで

『暑さ寒さも彼岸まで』だから寒い冬もお彼岸を過ぎたら春になるから、と亡くなった祖母がよく言っていた。 子どもの頃はお彼岸がどのような意味を持つか良く知らなかった。だから、季節の変わり目と記憶していたようだ。 お彼岸は元々は仏教用語で悟りの境…

環境を整える

使命感をもって仕事をする。 誇りを持って仕事をする。 確かに仕事を実行する時の究極の姿だと思う。しかし、どんな環境であろうと自らの仕事に使命感と誇りを持って仕事が出来るのは一部の人間だと思う。 別の視点から見ると、使命感と誇りを持って仕事が出…

待つ方と待たせる方

先日、ある番組を見ていたら待つ方と待たせる方の時間の感覚には大きなズレがある、と言っているのを聞いて『なるほど!』と思わず頷いてしまった。 確かに、サービスセンター等に電話した時などは待っていると一分がずいぶん長く感じるものだ。 相手側の対…

知命

先日、FBで竹松証券の竹松社長とやり取りをしていると彼が『知命』という言葉を使っていた。彼は博学なので私の知らない言葉を使い『それって何だろう』と思わせてくれる事が度々ある。 今回も『知命』を調べてみる事にした。『知命』とは論語の為政にある『…

50歳の節目に・・

今日、3月16日で50回目の誕生日を迎える事となった。多くの友人、知人からお祝いの言葉を頂き、照れくささと嬉しさが入り混じった不思議な気持である。 今朝、出社すると階段ですれ違った男性社員から『社長、50歳の誕生日おめでとうございます』と言…

1%に掛ける

何事も目標を達成する事はそうそう簡単なことではない。これでもかという程、困難や問題が連続する事も少なくない。神様は乗り越える事が出来ない試練は与えないといわれた事がある。私たちは常にためされているのではないかと思う。 限界は自分が決めるもの…

良い会社って・・・

最近、良い会社ってどんな会社だろうと考える。良い会社という定義には様々あるだろう。 業績が良い、働き甲斐がある、風通しが良い、人間関係が良い、報酬が高い・・・等、数えれば限りが無いかも知れない。 でも一言で言ってくださいと言われれば、その会…

さあ、スタートだ

これからが改革のスタートである。業務改善委員会が答申した概要を社員の皆さんに説明申し上げた。多分、説明の内容の全ては理解できていない事は承知の上だが、これから会社が何かを始めるという気持ちは伝わったと信じたい。 いや、会社がやるのではなく自…

小さなお客様

『わーすごい!』と言う楽しそうな声が響いた。今日は白山市の小学生が弊社の高柳工場を見学に訪れた。当然、消防車の製造現場など見た事が無いのだろう。 子供たちは目をキラキラさせて私の話を食い入る様に聞いてくれた。 日本全国で消防車が1200台程…

あの日から一年

2時46分、東日本大震災で犠牲になられた方々の鎮魂を願い静かに黙祷を捧げた。あれから一年が経つ。この大災害は私たち日本人に多くの悲しみ、苦しみを与えたが、同時に大きな気づきをも与えてくれた。 人とひととの絆の大切さ、当たり前に生活できる事の…

ボルダリングで気分転換

先週は本当に様々な問題が発生した。これは誰が悪いというのではなく組織としてどう対処するかが求められている。 全ては身から出た錆である。幸いにも後手を踏んではおらず、業務改善委員会が問題点を整理し、答申を出しており対策はすでに進み始めている事…

問題の本質を見よ

幾度となく問題の本質を見極める事の大切さを伝えてきた。今年は東日本大震災の影響を受けたことも事実だ。マンパワーの問題も当然あるだろう。しかし、問題の本質はどこにあるのか真摯に考える必要がある。 殆どの場合、発生する問題の原因は特別な事ではな…

社会との関係を知る

東日本大震災から一年が経とうとしている。一時、あまり報道されなくなっていたテレビでもその日に近づくにつれ番組の数が極端に多くなってきたように思う。 東日本大震災はまだその復興の真只中にある。解決しなくてはならない問題が山積しており、被災地自…

このままではそこそこの国になってしまう

今朝、確定申告の打ち合わせに税理士が弊社にやって来た。一通り説明を聞き唖然としてしまったのである。先ずは、いつの間にか大きな増税になっている。 特に子供手当ての支給を前提に扶養控除が廃止された事は分かっていたが、その部分だけを取ってみても大…

マネージャーの期待と社員の優先順位

今朝、給湯室でコーヒーを入れていると、事業部長が『優先順位がね・・・』というので耳を傾けると、事業部長の指示を場所長が直ぐに実行しないのは仕事の優先順位が問題だというのである。 まさしくそうだなと頷き、考えて見れば日常でも良くある事のひとつ…

正しい方向に努力する

子供の頃、一生懸命勉強しているのだが全く成績が良くない時期があった。翻ってみると多分勉強のやり方を分かっていなかった様に思う。 いや、やり方と言うよりは先ず『このままではまずいな・・』と思っていなかったのだろう。それがスタートであり、思って…

新しい趣味に加わりそうだ・・

今朝、目を覚ますと眩しいほどの青空が広がっていた。和倉万葉の里マラソンが来週の日曜日に迫っているのだが、先日怪我をした左ひざの具合があまり良くない。天気が良ければ午前中ランの練習に行くつもりだったのだが無理をすればたぶんマラソンに出られな…

問題意識を持つ

発生した問題を誰かが解決してくれると思っていないだろうか。特にマネージャークラスが他人事のように発言する事は注意して欲しい。 先ずは、原因自分論で捉え、その問題に対して自分は何が出来ただろうと考えることが問題解決のスタートである。現象を上げ…

ラジオカーがやって来た

私たちの高柳工場に今日ラジオカーがやってきた。先日、ラジオ番組に出演した際、消防車を金沢で製造しているなら一度伺いたいとリクエストがあったのである。私たちの業界では消防車両を製造している事は皆さん知ってくれているが、やはり一般の方々にはパ…