長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

話せるのではなく、何を話すか

昨今、海外とのビジネスの機会が増えるごとに、もう少し英語を勉強しておけば良かったと思う事が少なくない。 高校生の時、ロータリークラブの交換留学プログラムに参加する機会があったが、その気会も簡単に逃してしまったのである。 当時は、それがどの様…

もぐら叩きをしても良くならない。。

現象と問題点は異なるのだ。問題点があるから、それが現象として浮かび上がってくるのだ。 したがって、現象を捉え、そこだけを直そうとしても、もぐら叩きをしているのと全く同じことになってしまうのだ。 問題の本質を見極めよ。なぜそうなったのか、根っ…

ほめて、ほめる

部下を育てることは、自らが育つことに等しい。親は、子供が親にしてくれる。子供たちを一生懸命育てることで、親になるのだ。部下を育てることで、上司となるのだ。 上司とは、単なるポジションのことを言うのではない。 以前に、叱るという内容のブログを…

木を見て森を見ず

これまで、この内容で幾度かブログを書いた覚えがある。 毎日の企業活動の中で、どれだけ気を配っても問題は発生するものである。大切な事は、問題が発生した時は、その問題の本質を見極めることだ。 発生した現象だけを短絡的にとらえ、その現象の本質を解…

仕事を通じて豊かな人間性をつくり上げよう

表題の言葉は、私たちの企業の社是である。 仕事は、平たく言えば企業の目的を達成するために実行されるものだ。その為には、その仕事に応じたスキルも当然必要になる。 毎日の仕事を通じて、仕事のスキルを身につけ成長していくのだ。しかし、会社は仕事を…

周りを感じて仕事をする

与えられた仕事をするのは当然のことである。しかし、それだけ行えば良いという事ではないのである。 仕事を組織で行うことは、中期経営計画の中に盛り込まれている。すなわち、周りを感じて仕事をすることが必要なのだ。 周りを感じるとは、仕事のつながり…

厳しさを勘違いしない

厳しさとは、相手の事を想いやって初めて生きてくる行為だと思う。 昨今、正しく叱れる上司が少なくなったと感じる。叱らねばならない場面でそれを見逃してしまうと、相手はそれで良いと勘違いしてしまうからだ。 だからこそ、厳しさや叱るという行為には、…

大切なものは、きっと目の前にある

幸せは、絶対値ではなく、相対値なのだ。あるレベル以上が、幸せで、それ以下が不幸せなのではない。 何かに比較して、人は幸せを感じる。したがって、自分は、大変なんだ、不幸なんだ、と思っても、人によっては、それすら幸せと感じる。これまでの経験の相…

過去が現在をつくり、現在が未来をつくる

年末、頂いた沢山のカレンダーの中に、毎日の言葉が書かれているものを見つけた。 じっくりと、眺めてみると、なるほど良い言葉が書かれている。それこそ、凡事なのだが、皆が知っているが、なかなか出来ないことだ。 どこに貼ろうかと思案したが、用を足す…

小さなこだわりがお客様を創出し、ひとつの妥協がお客様を失う。その2…

東京は、昨日から冷たい雨が降っている。新年のご挨拶に関東地域を訪問した。 私たちは、常にお客様の立場に立って、考え、行動することが大切である事を痛感する。。 ややもすると、私たちは、自分視点で発想してしまっている自分に気づくのだ。お客様の言…

なるようになる、なんとかなる

私たちは、自らの思い描いた人生を送っている。多分、そんな事はないと思っている人も少なくないだろう。 しかし、私たちは、自分の心に思う通りになっているのだ。自分の人生を翻って見ればそれに気づく筈だ。 出来た事は、必ずやり遂げると決めていた筈だ…

起きた後が問題。。。

トラブルの発生を限りなくゼロにすることは出来ても、ゼロにする事は難しい。 大切な事は、トラブルが起きた後の対処だ。 先日、社内メールが全く機能しなくなるトラブルが発生した。メールは、ビジネスには欠かせないものとなった。それが機能しなくなるの…

圧倒的な当事者意識を持つ

自分の時間軸で仕事を進めてはならない。組織のスケジュールが絶対である。 自分の出来る範囲で仕事をするのではない、どうすれば出来るかを考え、すべき事をするのだ。 機会は、人が与えてくれるのを待つのではなく、自らが動いて創出せよ。 圧倒的な、当事…

こだわっているんです

金沢市の郊外にこだわりのコーヒー豆を販売しているお店がある。 喫茶店を探しているときに、たまたま前を通りかかって見つけたのだ。マスター自らコーヒー豆を買い付けに出掛けている。 そんな様子を、店内の写真で見る事が出来る。豆は一粒ひとつぶ選別し…

20年の歳月・・・

20年の歳月は、あの時の記憶をも薄れさせるのかも知れない。いや、忘れようとしていると言った方が正しいのだろうか。 ある人は、あの時の記憶を風化させないように、次世代にそれを語り継いでいる。あの阪神淡路大震災から、今日で20年がたった。 今か…

問題の本質を見極める・その2

凡事徹底は、すべての基本となる。挨拶をする、ごみが落ちていれば拾う、洗面所が汚れていれば拭く、時間を守る、何かをしてもらったらありがとうと言う、等々、当たり前のこ事である。 特に、仕事において時間を守ることは、当たり前の事である。お客様のと…

対話の中にヒントがある。

私たちが、消防車両を専用設計するときに、大切にしなければならないのは、自分たちの思い込みで消防車両をデザインしない事だ。 現場で、消防車両はどのように使われるのか。。どのタイミングで、どの様な場面で使われるのか、それを十分に検証し、デザイン…

問題の本質を見極める

子ども達は、多くのストレスにさらされ、問題発言や問題行動を起こす子ども達も少なくない。 当然、親としては、大きな悩みとなり、その問題発言や問題行動をどうすれば良いかを考えてしまう。 しかし、大切な事は、問題の本質を見極める事だ。問題と思って…

素直さこそ強さの基本

昨日の全国制覇から一夜明け、星稜イレブンが金沢に戻って来た。 河崎監督は、昨年末の交通事故で未だ、静岡の病院に入院中だが、情報によると、病床で彼らの優勝を心から喜んでいたそうである。 常々、河崎監督は『素直さこそ強さの基本だ』と言い続けて来…

優勝という忘れ物を取りに行く・・星稜イレブン

昨年の決勝敗退は、今回の優勝のドラマの一部だったのかも知れない。 昨年、星稜は富山第一を相手に2−0とリードしていながら、後半42分に1点返されると、試合終了間際に追いつかれた。そして延長後半に逆転ゴールを喫し、目前の優勝を逃した。 様々な言葉…

金沢市消防出初め式

朝うっすらと積もった雪が、気温が低い事を教えてくれていた。 今日は、金沢市消防出初め式が、金沢城公園で開催される。金沢市消防団49分団が勢揃いし、消防がスタートする伝統の式典である。 冷たい雨が降るなかで行われた式典の後は、伝統の加賀鳶梯子…

星稜イレブン決勝へ!

全国高校サッカー選手権大会準決勝で、星稜高校が日大藤沢を下して決勝戦に進出した。大会直前に、川崎監督が交通事故で負傷し、指揮をとれない異常事態となった。 しかし、サッカー部員は、それを成長の機会と捉え、副監督と共に勝ち進んだ。見方によっては…

第二の人生

今日、一人の方が採用面接にやって来た。彼の履歴書を見ると29年間、前職をやり遂げた経歴の持ち主だ。 昨今、多くの採用面接の機会に立ち会うが、中には履歴書に書ききれない程の経歴の持ち主も居る。 ある意味、多くの職業を経験したという見方も出来る…

世界中の人と繋がっている

私たちの目には見えないが、世界中の全ての人と私たちは、すでに繋がっている。その繋がりは、普段は見えないが、自分が何かを成し遂げようと決断した瞬間に、それを成し遂げる為に必要な人間関係が浮かび上がるのである。 私たちが、アルミフレームの消防車…

機会は自らがつかむもの

機会は、与えられるものではなく自らが掴むものである。人が与えてくれるのは機会だが、掴むのは自らの力だ。 昨日も、記したが人生の分岐点は、様々な場面にあるのだ。しかし、志を高く、敏感にその兆しを捉えられる人だけが、機会を機会として捉えることが…

消防人生42年

年始のご挨拶に、お客様を訪問すると、今年も、今期いっぱいで退官されるお客様と顔を合わせる。 中には18歳で消防官を拝命し、42年間消防人生一筋に歩んできた方もいらっしゃる。まだ、任期は残されているが、皆さん一様に万感の思いが胸に迫り、ほっと…

仕事始めの一日

長いようで、短かった年末年始の休暇が終わり、今日から仕事始めである。私たちの企業では、毎年新年式で必ず行う事がある。 それは書き初めである。一年の始まりに、今年の豊富を短い言葉にまとめて、色紙に記す。それを、一年間会社の壁に張っておくのであ…

雪の中の裸放水

今から約340年前、江戸明暦の大火(明暦3)は江戸の町に壊滅的なダメージを与え、それを機に時の老中稲葉伊代守正則が江戸の定火消しを率いて、1659年1月4日、上野東照宮前で『出初』を行ったことが出初め式の由来とされている。 常火消しの他、町…

隣の雪かきまですると、隣はその隣の雪かきをする

一昨日から降り続いた雪は、かなりの積雪になった。元旦から、雪かきをしたのは何年ぶりだろうか。 多分、この三日間で50cmは積もったのではないだろうか。連日の雪かきで流石に腰が痛くなって来た。 家の前は、お互いに道路の半分まで除雪をするのが暗黙…

私たちは何ものか・・そして何のために存在しているのか

私たちが、大切にしなければならない事は、お客様に私たちの価値を伝え続ける事だ。それは、私たちの艤装技術やポンプ性能を伝える事ではない。 私たちが何者であり、私たちが拠って立つものは何か。そして、社会に対してどのような役割を果たせるのか、を伝…