長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

0-01-01から1ヶ月間の記事一覧

それは技!

消防車の心臓部であるポンプユニットは、職人の技で支えられている。 キュッポラの街といわれた埼玉県川口市は現在では、それは影を潜めてしまった。 多くの鋳造工場の生産は、中国に取って代わられてしまったのである。 ポンプユニットの鋳造方法は真空鋳造…

ALPASは労働環境改善にも繋がる

消防車両の製造は、年度事業であり、物品での入札である為、その年度末までの納車が前提である。入札が執行され、受注が完了するのが9月頃であることから、半年間で一年間の生産を行わなくてはならない非常に過酷な環境である。 また、本来ならば消防車両は…

あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある

消防車両の製造も、年度末を迎え工程もタイトだ。 こんな時こそ、どうあるべきかを考え、つくりこむ事が大切なのだ。 時間が無いことはお客さまにとって理由にはならない。しかし、時にはあまりにも時間に余裕がなければ価値断基準が変わってしまう事も事実…

taiでの長いトランジット

さて、前述した通り今回は11人の社員が研修に参加する。したがって、かなりのコストを覚悟しなければならない。 当然、技術研修は未来への投資であり、コストをかける意義があるのは承知の上だが、それでも私たちのような零細企業にとっては慎重さが必要だ…

雪のルートファインディング

10月末の寒波は北アルプスに雪をもたらした。 紅葉が終わり短い山の秋は一気に冬に向かう。昨年は10月末から11月にかけて大量の降雪があり立山アルペンルートも早々に営業を切り上げたのもつい昨日のようだ。 毎年、11月のアルペンルートの営業終了…