長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

激走!珠洲トライアスロン

先週の日曜日に開催された、第27回トライアスロン珠洲大会にグループ会社の社員が参加した。 今回のトライアスロンでは、残念ながら死亡者が出てしまった。それだけ厳しい競技だという事が言えるが、監視員の人数を含め安全対策にはさらに念を入れなければ…

自然の中で細胞は活性化する

私たちが子供の頃は、遊びと言えば太陽の光を浴びることだった。学校から帰るとランドセルを玄関に投げ入れて、そのまま外に遊びに出かけた。 暗くなる前に帰っておいで言われながら、真っ暗になるまで外で遊んだ。そして、遊びを通じて様々な事を学んだ。ケ…

Our dreams come true!

『Our dreams come true!』 ホンダ技研工業が1989年に世界に通用するスポーツカーをつくろうという夢を持って取り組んだのがNSXだった。 オールアルミニウムボディを持ち、NSXのために開発されたV63000CCエンジンが搭載されていた。アルミニウムモ…

台風を避けて。。

今回の台風10号は、これまで見たことのない動きをした。台風が普通にやってくる沖縄の人たちにとっても、その動きは全く読めなかったようだ。 特に、西南方向に進むというのは、あまり見たことがなく、さらに途中でUターンして北東に進んで行った。 特に、…

鰹節の町からケラマブルーへ

慶良間諸島は、沖縄本島から船で40分ほどの大小30余りの島からなる諸島群だ。 この海の透明度は50〜60mを誇り、年間約15万人もの観光客がやってくる。この殆どが、慶良間の海に魅せられてやってくるリピーダだ。 ケラマブルーと呼ばれる、海に潜る…

地力

彼がつくる西瓜は、どこのものよりも甘く美味しいと感じた。 私は、西瓜が大の好物でシーズンには少なくともひとりで五個は食べる。 彼は、すでに来年の西瓜の準備を始めている。収穫が終わると、畑をまくり、微生物が活動しやすい環境をつくり込んでいくの…

宝は見えないところにある

過去、オリンピック三連覇の偉業を果たしたのは、日本柔道の野村忠宏氏だ。 彼は今回のRIOオリンピックでは解説者としてインタビュアーとして後輩たちを励ました。オリンピック会場には本戦前の選手控室が準備されており、そこは選手をはじめ限られた人間…

ラジオ体操の達人

徳島市の中心部にある徳島中央公園には、ラジオ塔と呼ばれる高さ5mの石でできた塔と石垣がある。毎朝6時30分になると200人もの人が集まりラジオ体操が行われる。 その石垣の上に上がるには、ラジオ体操指導士の資格をもつ必要があり、選び抜かれた指…

意識しなくともISOの仕組みが回る

ISO9001の認証を初めて受けてから7年が経った。翻れば最初は、まさしくISOの為のISOだった。つくった仕組みは、会社の実態に合っていない背伸びしたものだった。 当然、仕組みとして回るはずもなく、サーベランス審査(維持審査)を受ける一周…

まだ気づいていない

私たちは、大小関係なく、これまで様々な機会を与えられてきたはずだ。 自分たちの経験というかたちで、溜め込まれるそれらが、将来人生に大きな影響を与えることを気づいている人は少ない。しかし、確実に将来その経験という機会は、ある時、突然に開花し、…

私の責任の取り方

RIOオリンピックで2大会ぶりにメダルを奪取したのはシンクロナイズドスイミング日本代表である。 2004年のアテネ大会の銀メダルを最後に、ロンドン大会ではメダルなしの低迷の時期を過ごした。井村ヘッドコーチが復帰したのは2014年だった。 最…

一丁締め・一本締め・三本締め

宴会などの中締めで、一本で締めましょうと言って、一回だけ手をパチンと叩く場面ををよく見る。 しかし、本当は一回だけ手をパチンと叩くのは『一本締め』ではなく『一丁締め』が正しい。一本締めというのは、『パパパン・パパパン・パパパンパン』を一回だ…

吉田沙保里が撒いた種は金メダルで刈り取られた

日本女子レスリングは、史上稀に見る快挙を成し遂げた。レスリング6階級の内、5階級のメダルを獲得した。 その内、4個が金メダルという凄さだ。金メダルを期待された吉田沙保里は、銀メダルに終わったが、吉田沙保里が撒いた努力という種は、若手の金メダ…

知らないところで繋がる価値

女子霊長類最強と言われたレスリングの吉田沙保里を破ったのは、アメリカ初のレスリング金メダリスト、ヘレン・マル―リス選手だ。 彼女は、12歳の時、一度レスリングを諦めようとしていた。両親が彼女がレスリングを続けるのを反対したからだ。しかし、ア…

足元を見つめる

今回、山の日に縦走した奥穂高岳ー西穂高岳は、一般ルートの中では最難関のひとつだと言われている。 このルートを縦走するにはそれなりの装備を準備する事が必要だと思う。私たちは、クライミングゾーンを持った登山靴を準備した。この縦走路の岩稜帯は、足…

信じること

RIOオリンピックでのテニス男子シングルスの錦織選手の集中力は鬼気迫るものがあった。 1セット目は6−2で奪ったが、2セット目は、勝利まで1ゲームとリードしていたにもかかわらず、ナダル選手に追い込まれ逆転負けをきしてしまう。 流れは、完全にナダ…

敗戦の日

サンフランシスコ平和条約が発行され、日本の主権が回復した日は昭和27年4月28日である。 この日を持って連合国軍との戦闘状態が集結したので、本来終戦記念日は8月15日ではなく4月28日である。 日本国は、8月14日にポツダム宣言を受諾し、8…

奥穂高岳ー西穂高岳縦走・その3

西穂高岳を越え、チャンピオンピーク、ピラミッドピーク、そして独票に向かうにつれ、登山者の装備が変わってくることに気づく。 西穂高岳から奥穂高岳にかけては、軽装の登山者やトレールランニングの格好をした人は一人も見かけなかった。 特に、独票を過…

奥穂高岳ー西穂高岳縦走・その2

ジャンダルムを抜け、天狗ノ頭を目指す。途中コブ尾根を通過する。確かに、馬の背、ナイフリッジ等は危険だが、過去30年間この場所で事故は起こっていないようだ。 事故が起きる場所は、何でもない場所が多く、ちょっとした油断が滑落事故を招くと言ってい…

奥穂高岳ー西穂高岳縦走・その1

朝四時に起床し、窓の外を覗くと星空が輝いていた。ただ、風がとても強く山小屋の窓を叩いている。 身支度を整え、御来光を待つ。空が薄ら明るくなってきたので、奥穂高岳山頂で御来光を見るために5時に小屋を出発。奥穂高岳山頂では御来光を拝む登山者で賑…

奥穂高岳へ

山の日は、今年から制定された新しい国民の休日だ。 これを機会に昨年から、計画していたが叶わなかった、南岳ー奥穂高岳ー西穂高岳の縦走計画を実行することにした。 新穂高口を5時に出発する予定だったが、到着が遅れてしまったことから、急遽、奥穂高岳…

ものづくりの財産

石川県志賀町といえば、原発の町として有名だが、そこにはものづくり日本にふさわしい企業がある。 日高機械が提唱するレトロフィットは、古くなった工作機械をレストアし、最新の制御機器と組み合わせることで、精度と機能を高めるもので、50年以上も前の…

イチローが嫌いだ・・

リオのオリンピックの陰に隠れた感があったが、メジャーリーグ、マーリンズのイチロー外野手が、メージャー史上30人目の3000本安打を達成した。 実は、相手投手のロッキーズの左腕ラスン投手は、高校時代にテレビでイチロー選手を見て憧れていたという…

一本!!

リオのオリンピックでの日本選手団の活躍を期待し、ついついテレビ放送を見入ってしまい寝不足になっているのは私だけではあるまい。 柔道は日本発祥の武道であり世界中に広がった。本来、柔道は日本の文化であり、そのルールは本来変わるものではないし、変…

臨界点

リオのオリンピックは、日本中の寝不足の原因になっているのは事実だろう。日本選手団は、水泳、柔道、重量挙げなど、まずまずのスタートがきれた。 この日の為に、歯を食いしばって様々な努力の下に勝ち取ったオリンピック出場を最後まで調整をし、悔いの残…

今そこにある脅威

沖縄県尖閣諸島周辺の接続水域に、中国漁船230隻と中国海警局の船6隻が確認され、日本政府は中国政府に強く抗議した、という報道があった。 昨今の中国の挑発行動は目に余る。日本が何もしないことを良いことに、あまりにも過激すぎる。尖閣諸島上空でも…

当たり前じゃない事が当たり前になる

歴史を振り返ると、あたり間じゃなかったことが、当たり前になっている事は沢山ある。ライト兄弟が空を飛ぶまでは、人が空を飛ぶことは当たり前ではなかった。 電気がなかった頃はろうそくやガス灯で明かりをとり、動力源と言えば水力や蒸気だった。今の様に…

都知事の訓示

今回の東京都知事選挙で最も男前を上げたのは、小池百合子氏だったと思う。彼女は、政党のバックアップを受けずに選挙戦を戦い圧倒的な民意を受け当選した。 そして、8月2日東京都の職員に向けて行った訓示が素晴らしかった。これは、経営者なら必ず社員に…

富士山登山を考える

今回の富士山登山を終え、思う事があった。 先ずは、世界遺産に登録されてから、内外問わず多くの登山者が富士山を訪れるようになった。それはそれで、日本を海外に発信するには良い機会だと思う。 ひとつの問題は、SNSが幅広く利用されるようになり、ネ…

3776mの世界、その2

夜半からの雨は、明け方にはあがり雲の向こうが真っ赤に染まってきた。 ちょうど太陽が出る方向に大きな雲がかかっているので御来光は見られないかな、と思ったが一瞬だけ雲の切れ間から御来光を拝むことができた。 その後、午前4時45分に山小屋を出発。…