長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

にわとりをいじめるな

にわとりにはある習性がある。 仲間が怪我をすると寄ってたかって怪我をした部分を攻撃するのだ。これはにわとりの悪癖だ。 人間は必ずミスをするものだ。ミスをした時は、何故そうなったのか、再発を防止するためには何をしなければならないか、それを議論…

算数は国語から・・・

過去にどの様な事を思っていたのか・・・自分にとってブログは日記みたいなものだ。 2007年11月23日から書き始めたブログは、今年で10年になる。まとめて書くこともあったが基本的に1日も休まず書き続けた。 たまに、昔を振り返って読み返すと、…

才能は社会に還元する責任がある

才能は、持って生まれたものと言われることが少なくない。確かに、昨今ではDNA検査で将来どの様な事に向いているかまでわかる様になったと聞く。 しかし、どれだけ才能があろうとそれを開花させる為に機会を与えてくれた人や強力にサポートしてくれた人が必…

patagoniaマイクロパフフーディ

久しぶりにこれはいいなと思わせてくれるプロダクツに出会った。patagoniaのマイクロパフフーディーだ。 最近の保温着は動的保温着なるものがパタゴニアから提案され、これまでの様に行動中に着用するとオーバーヒートしてしまう静的保温着と一線を画する。…

ともかく眠る事

最近、毎日の生活の中で体力が落ちてきたと思うことが度々ある。 成長ホルモンの分泌量が減ると疲労感や、やる気の欠如を感じる様になる。成長ホルモンは眠っている時に多く分泌され、新陳代謝を活性化させる。 また、強度の高い運動をした直後も通常の分泌…

全国平均が50%に満たない制度

消防設備協会の東海北陸ブロック会長会議が静岡の地で開催された。 昨今、これまでなかった様な形態の火災が連続して発生している。特に昨年末に糸魚川市で発生した、大規模火災、埼玉県で発生した大規模倉庫火災、そして25日午後3時46分に明石市で発生…

大変か否かではなく、価値ある事か否か

やるか、やらないかの判断基準は大変か否かではない。良く耳にするのは、それをするのは大変です、という言葉だ。 だから何だというのだろう。 大変か否かが、やるか、やらないかの判断基準ではない。 先ずはそれ自体が正しいか否か、そして価値ある事か否か…

フェイルセイフとフールプルーフ

人はミスをするもの。 万が一誤った操作をした場合でも故障したり危険な状況にならないようにすることを前提に消防車両のシステムを設計しなくてはならない。それがフールプルーフの考え方だ。 一方で機械装置において故障によるトラブルが発生することをあ…

いつかできることは、すべて今日でもできる

『いつかできることは、すべて今日でもできる』ミシェル・ド・モンテーニュはこう言った。 ついつい今できる事を明日以降に先延ばししてしまう自分に気づく。 特別な理由が無い限り『面倒だ・・・』がその理由だ。 決められる事を決め、今できる事を、今行う…

低体温症・高山病・FA(ファーストエイド)

立山の雷鳥荘で開かれた安全登山講座は、非常に興味深いものだった。 講師は救急科専門医であり、兵庫県立加古川医療センター救急課医長の伊藤岳医師である。 彼は平成13年アイランドピーク、平成21年神奈川大学山岳部チョモランマ遠征登山隊に医師とし…

どんなことでも勉強

どんなことでも気づきを与えてくれると最近思うようになった。 若い頃は、ネガティブなことが起こると、何でこんなことが起こるのだろうと腐ることもあった。 50歳を過ぎ、生きてきた期間よりも残された時間の方が短くなると、『悟り』ではないが、いろん…

基本に忠実に

山に登っていると様々な事に気づきがある。 雨が降ると登山道は滑りやすくなる。当然、岩場もその例外ではなく、全く無理がきかない。 それらが、乾いていれば少々乱暴な歩き方や登り方をしても、何とかなってしまう事も少なくない。 雨の日は基本に忠実に行…

エネルギーを集中する

小さな間違いを繰り返す。 小さな事をひとつずつ解決しない事による現象だ。仕事を曖昧に終了させてはならない。 小さなことでもひとつずつ終わらせていくのだ。それが積み上がり、全体の精度が向上して行く。小さいステップかもしれないが、次はそこからス…

本質を見抜く

問題には、余計なものが沢山ぶら下がっている。 シンプルに問題の本質見れば、答えは明白なのだ。しかし、私たちは無意識のうちに責任を回避し、自分自身を正当化したくなるものだ。 すると、周りにぶら下がっている様々な事を問題の原因にすり替えてしまう…

欲しいものと必要なもの

南北戦争の無名の兵士が書いたといわれている詩の一説が紹介されていた。 調べてみると『無名戦士の祈り』、『叶えられた祈り』が原文のようだ。 様々な訳があるようだが、訳そのものよりもこの詩が言いたかった事は何だろうと考え込んでしまった。 以下転用…

観ると見えてくる

過日、笠新道から笠が岳を経由してクリヤ谷ルートを縦走した時、あることに気づいた。 笠ヶ岳山頂から岩綾帯を降り、稜線に取るととても背の高い這松が多いことに気づく。両手でかき分けないと進めないほどだ。 多分、この稜線はあまり、積雪しないのだろう…

バカになる

バカになる。 常識にとらわれず、バカと言われるほど夢中になるということだ。 イノベーションを起こすために必要なものは『よそ者と若者とバカ者』なのだ。 イノベーションとは、社会的に意義のある新しい価値を創造する事とされている。 私たちは、今から…

本物とは偽りのないこと

本物の反対語は偽物だ。本物のものづくりを追求すれば、偽りは排除される。 マテリアル、製造方法、設計技術なども大切なことだが、ものづくりの原点にあるのは、その理念だと固く信じている。 理念が本物で初めて本物を生み出すことができる。それは何のた…

できればやってくれ

『できればやってくれ』この指示はマネージャーとして正しいだろうか。 この曖昧さは、エラーを招く可能性をはらんでいる。 時間が掛かっても確実にやってくれ、人を一人出すから時間内にやってくれ、検討するからやらなくて良い、など確実な指示を出す必要…

その判断はそれで正しいのか

中学生、高校生の部活動で、遠征試合の際の送迎の方法が問題になっているようだ。学校側としては、保護者の協力を得てこの問題を乗り切ろうとしているようだが、その裏にはもしもの時の責任回避がちらつく。 つい最近も、学校関係者から聞いた話が気になった…

チームのパワー

どの様な仕事も自分一人で完結することなどあり得ない。仕事の繋がりを紐解けば、様々な人たちが関わって仕事が成り立っていることに気づくだろう。 私たちの企業ではものづくりの組織の最小単位は、主任が率いる3〜4名のチームだ。その上の班長がそれをさ…

人間の質ではなく人間関係の質

会社に集う一人ひとりは、そもそも縁もゆかりのない人たちの集団だ。 極端な言い方をすれば、相手が好きだから一緒に働いているのではないということだ。たまたま、入った会社が一緒だったということなのである。 そんな見ず知らずの人が集まり、会社の目的…

地獄のクリア谷周回

飛騨山脈にある傘をかぶせた様な様相で、どこから見てもひときわ均衡のこれた山が笠ヶ岳である。標高2,898 mのそれは、一昨年奥穂高岳から眺めた時、沈む夕日が反射し、燃える様に真っ赤に染まって見えた。 笠ヶ岳は一般的には笠新道からアプローチをする。…

計画し、準備をする

難易度の高い山行(バリエーションルート等)を行い始めると一般ルートを安易に考え始める傾向がある。 バリエーションルートは、バリーエーションルートであるがゆえに、当然、目印も鎖場もそして登山道も整備されていない。 したがって、道程表を作成し、…

顔色を見る必要はない

相手の顔色を見ながらいうことを変えていたのではマネージャー失格だ。 いうべきことは何か、それを正確に伝えることが必要だ。確かに言い方はあるが、その内容はどうであれ変わらない。 正確にしっかりと伝達してほしい。 それぞれの立場の中で組織は成り立…

それこそ職人の技術

彼らは何故それが出来るのか。答えはひとつである。『理屈がわかっている』からに他ならない。 物事には必ず理屈がある。何故そうなっているのか、それにはどの様な理由があるのか。だからこそ、自ら製造したものでなくとも、そのかたちを観察し、その理屈を…

立場が変われば景色が変わる

大きく組織を変えてスタートしたのが今年度だ。 若い社員を積極的に登頂し、5年後の組織のかたちを描いた。新たな中期経営計画のスタートを切って半年が過ぎ、ぎこちなかった組織も動きがスムーズになってきた。 当然うまく行かない事の方が多いが、最も変…

沖縄へ・・

沖縄への空路は、福岡を経由することになった。急な出張だったため航空チケットの手配が間に合わなかったからだ。 小松ー福岡は1時間10分程だ。沖縄へは13時の到着なので、福岡空港で博多ラーメンを頂く。これが結構美味しかった。 沖縄は気温30度だ…

着地点をイメージする

『とりあえず・・・』という言葉の後に出来上がるディテールはまずまともなものにならない。 どうあるべきか、から考えることが正しい形をつくる。着地点をイメージしそれを実現させるためにはどのように設計すれば良いかを考える。 これが正しいロジックだ…

ようこそHANA

国際ロータリーの交換学生のHannah SMOLINさんが来日し、はや一ヶ月が経った。 ハナという名前は日本人のようでとても親しみやすい。彼女が通う遊学館高校でもハナの優しくおおらかな人柄が多くの生徒からも愛されている。 彼女のウエルカムパー…