できればやってくれ
『できればやってくれ』この指示はマネージャーとして正しいだろうか。
この曖昧さは、エラーを招く可能性をはらんでいる。
時間が掛かっても確実にやってくれ、人を一人出すから時間内にやってくれ、検討するからやらなくて良い、など確実な指示を出す必要がある。
指示を受けたチームのメンバーは、それを確実に実行する責任を負う。チームにはそれぞれの役割がある。しかし、もし自分の能力を超えたと判断した場合は、上位者に報告・連絡・相談をし、指示を仰ぐことがエラーを防ぐことに繋がるのだ。
一度出したエラーを取り戻すのは並大抵のことではない。私は、自転車競技をこれまでやってきたが、平均速度35km/hで走行している場合、落車などのエラーにより遅れた1分を取り戻すためには、平均時速を2km/h上げて、約18分掛かるのだ。
平均時速を2km/hあげるだけで大変だがそれを18分間キープするのは並大抵のことではない。
エラーを出すことは、大きくビハインドになる。マネージャーはそれを十分に理解し、確実な指示を出して欲しい。
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