長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2015-01-01から1年間の記事一覧

大晦日の一日

アッと言う間の一年だった、と言うのが正直な感想である。 大晦日は、大掃除に大汗をかいた。何時もなかなかできない場所は、一年分の埃が積もりに積もっている。 綿ぼこりは最初は、掃除機で吸うか、はたき落とすのがセオリーのようだが、私は、濡れ雑巾で…

今年もやはり年賀状・・・

今年こそは、と思うのは多分私だけではあるまい。多分、年賀状が毎年のように遅くなるのは、忙しいからではなく、優先順位の問題からだろう。 優先度の高いものから仕事をしていくから、年賀状は自分にとっては、今年こそは、と言いながら多分優先度が低いの…

スパイラルアップ

螺旋階段を上るように、成長するのは成熟して行くのに似ている。同じ事を繰り返しているようだが、少しずつ成長して行けるからだ。 ここで大切な事は、同じ事の繰り返しではなく、常に現状を否定しながらこれで良いのか、考えることにある。 そう、考える事…

歴史は捻じ曲がった

歴史は、事実が積み上がって歴史となる。しかし、大きな声をあげて事実で無い事を事実だと言い続けると、それは歴史となってしまう。 日韓外相会談の合意は、誤った歴史を歴史として認めてしまった。従軍慰安婦の問題は、様々な議論がなされており、肯定派も…

厳冬期用登山靴

ウインドチルという言葉をご存知だろうか。ウインドチルとは、あまり馴染みのない言葉だが、体感温度のことを言う。 高山では、風速1メートルで体感温度が1度低下すると言われている。さらに外気温が低いと体感温度は一気に低下してしまい、低体温症などを発…

義を持って行う

今年、大変お世話になった企業の金沢市店長との宴席で、彼の若い頃の話を興味深く伺った。とても、やんちゃだった彼は、人の釜の飯を食べて来いと言われ、汽車に乗って単身、名古屋に向かった。 その時、祖父から一枚の封筒をもらったのだそうだ。その封筒に…

チャンスを生かす

私たちが、開発したGRP製の超軽量、不燃性フレームは、軽くすることを目的に開発したのではない。 軽くすることは、一つの目標ではあるが目的ではないのだ。大切なことは、軽くしたことで何をするかである。 昨今の自然災害は、毎年何らかのかたちで私たちの…

三手先を読む

目の前の事象だけに反応し、対応するのは、もぐら叩きと同じである。一ヶ所を叩くと、次が顔を出す。それを叩くと、さらに次が・・・顔を出すのである。 これでは、目の前の対処しかできず後手後手に回ってしまう。思い出して欲しい。先ずは、問題の本質を明…

年賀状が・・・

毎年、この時期になると、精神的に追い込まれるのが年賀状である。 特にこだわらなければ、なんでもないのかもしれない。しかし、宛名は手書きで書く、それなりに、写真を使って近況を報告する、という事を実現させる為には、それなりの時間が必要になる。 …

フィルパワー

今年は、暖かいのでなかなか出番がないのがダウンジャケットである。 当然、夏は出番がないと思うだろうが、実は、夏でも3000メートル級の高山では、度々出番がある。気温は、100メートル上昇すると0.6度下がるので、3000メートルだと、18度も低くなる計算だ…

成功者の習慣

今から、100年も前の話である。ナポレオン・ヒルが、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに招かれたのは、新聞記者をしていた25歳の時だった。彼は、カーネギーに成功談を取材するという目的で彼の家を訪れたのである。 カーネギーは彼を三日三晩、自宅に滞在…

冬の晴れ間の医王山

金沢市内から、車で30分も走ると標高896mの医王山の登山口に行く事ができる。わずか900mの標高差だが、医王山の山頂は雪景色だった。 今日は、日本列島が高気圧におおわれ素晴らしい冬晴れとなった。医王の里から、登山道を行くと一時間十分程で山頂…

前へ進もう

人間のエネルギーの総量を100とすれば、そのうちのどれだけを正しく、かつ生産性の高い事に投入するかで、結果は大きく変わってくる。 前に進もうとすれば様々な障害が起こるのも当然の事である。それが、起こるという事実は受け止め、どうするかを考え実…

鬼の十則

広告代理店電通には、四代目社長吉田秀雄氏が創った行動規範がある。それが、鬼の十則である。これは、広く知られているところだが、その四番目にはこう書かれている。 『難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げるところに進歩がある』 私たちは、出来れば…

人生選択の連続

人生は、選択の連続だ。大きなものから、小さなものまで様々だが、選択し続け、それを積み重ねて、今の人生が出来上がっている。 選択は、最終的には自らが行うが、その時に選択に深く関わってくれるのがメンターである。それは、身近にいる人とは限らず、偶…

大切なこと

事業は、最初からうまくいく事などあり得ない。だからこそ、一生懸命に、謙虚に取り組む事が大切なのだ。 特にサービス業は、お客様と直接相対するので、その人のひととなりが伝わりやすい。以前から、厚意にしていたお店に久しぶりに電話をし、予約をお願い…

あと一歩だけ前に進もう

目の前に挑戦したことが、自分の限界まできていると思っても、そこで諦めてはならない。ゴールは、思ったよりも近くにあるのだが、ちょっと手前で諦めてしまう。 物事が目標に到達しないほとんどの理由は、そこにある事が少なくない。 大きく引いてみれば、…

夢を共有する

夢を語ると、それに共鳴する人が必ず現れる。人生においての夢は、寝て見るものではなく、目指し、そして実現させるものだ。 私たちが、夢見た消防車両の超軽量フレームは、様々な問題をひとつずつ解決しながら完成間近だ。そして、その過程の中で、様々な人…

お腹が・・・・

基本的に体調不良など、ほとんど無いので、たまに体調が悪くなるとやはりシンドイ。 昨日は、昼も夜も殆ど食べられず、人が美味しそうに食べている横でそれを見ているだけだったが、食欲が全くないので、痩せるかな。。と思ってみたりした。 何れにせよ、い…

東京はクリスマスカラー

土曜日から、東京に出掛けることになった。最近は、小松空港の使用率が下がったようで石川県から企業に、小松空港の利用促進を図って欲しいと要請があった。 そこで、出張は極力小松便を使うようにしていたが、今回は都心が目的地なので、新幹線を利用するこ…

秋の三寒四温?

今年は、何やら変なお天気だ。北アルプスは、この時期三メートル近くの積雪だが、森林限界付近でも驚くほど積雪量が少ない。 また、この陽気で雪が解けて腐っているようだ。 この時期は、雪がクラストしてアイゼンがサクサク効いて気持ちがよいのだが。。。 …

誠におかしな話

賞与を減額して欲しい、と言われて耳を疑ったのである。 人によって異なるが、年収が、ある一定の水準を超えると年金が減額されてしまうのである。また、同じくある一定の水準を超えると介護保険料が二倍になってしまうのだ。 定年を迎え、年金を受給される…

曖昧な夢を現実のものとする

『世界一の消防車をつくる』 世界一の消防車とは、どの様な消防車なのだろう。技術力、品質、使いやすさ、コストパフォーマンス、耐久性、デザイン、性能など、挙げればきりがないのかも知れない。 全てを、現実のものとするのは難しいのかも知れない。しか…

雑談の中にヒントあり

一時間の時間があったら仕事の話は、15分位だろうか。何時も、お越しになられると、彼(サプライヤー企業の社長)とは、色々な話をする。 経済のことから、趣味の事まで、その話の内容は多岐にわたるが、その一言ひとことに大きな気付きを与えてくれるので…

同じ高さのハードルが越えられない

私たちは、一度後ろを向くとそれが癖になってしまう。そして、躓くのは同じレベルの問題だ。それもかたちを変えて、やってくるから気づきにくい。 前職でお世話に成った敬愛する経営者は、こうも言っていた。もう少しで乗り越えられるのに、いつもそのギリギ…

膝がブレる・・・

11月に入ると、気温が低くなり、冷たい空気を吸い込むと喉が痛くなるので、もっぱら室内で三本ローラーを回す日々となる。 毎朝一時間のトレーニングは欠かさない様にしているが、外を走るよりも負荷が小さいので、運動量は圧倒的に落ちてしまうのである。…

シェラカップ・・

私が愛用する登山道具の中にシェラカップが仲間入りした。もともと、アメリカで自然保護の父と言われた、ジョン・ミューアーが設立したシェラクラブで、会員向けに販売されたものが原型と言われている。 カップとしては、口が広いので飲みづらいが、このまま…

目に見える価値ある仕事、目に見えない価値ある仕事

目に見えるものは、当然のごとく見えやすい。見ようとしなくても、見えるからだ。しかし、重要なものは、目に見えにくい。そのほとんどが見ようとしないと見えないものだ。 例えば、立派な幹を持つリンゴの木を支えているのは目に見えない根っこだ。根っこが…

江戸の梯子と金沢の梯子

加賀鳶と言えば金沢の伝統文化と思いがちだが、実は江戸の文化なのである。加賀鳶は前田藩江戸屋敷を守る大名火消しだった。 明治二年、江戸から三十八名の加賀鳶が金沢に召し寄せられ、二年後に帰京した。その間金沢の町火消しに様々な技を伝承した様だ。 …

枝葉と大局

兼六園の根上の松は、枝葉だけを見て剪定されているのではない。根上の松だけではなく、全ての木々も、それだけを見て剪定されているのではなく、兼六園の景観とのバランスを考えて剪定されているのである。 その木だけを見て剪定すると、全体の調和が取れな…