長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

大切なこと

 事業は、最初からうまくいく事などあり得ない。だからこそ、一生懸命に、謙虚に取り組む事が大切なのだ。
 特にサービス業は、お客様と直接相対するので、その人のひととなりが伝わりやすい。以前から、厚意にしていたお店に久しぶりに電話をし、予約をお願いした。
 とても感じの良い主人だったのだが、電話の向こうの声はとてもぶっきら棒だった。
 また、お店がいっぱいで狭い席しか空いていないという。さらに、それが嫌なら他へ行ってくれとのこと。
 以前は、こんなではなかったのにと思うととても残念な気持ちになった。最近は、繁盛しすぎて、毎日満席なのだそうだ。狭い席でも空いていたから良い方ではないかとも言う。
 商売人は、勘違いしてはならないと、自らも反省した。大切なものを忘れると、それはボディーブローのように効いてきて、気付いた時には、取り返しがつかない事態になっているのである。
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