長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

山が恋しい・・・

今年は、機会を捉えてよく山に登った。振り返ると、初めての登山は中学一年生の時、三名山のひとつ、白山に登った事が始まりだ。 それから、山の魅力に取り付かれ、時間があれば白山を中心に山へ登った。時には、全てルートを変えて、一年に6回も登った年も…

何を言ったかではなく、相手がどう捉えたか

部下への指示は、的確に行って欲しい。現在、私たちの組織の中で起こっている問題の殆どは、正確に情報が伝わっていない事にある。 伝えるという行動は、難しいものではないはずだ。相手がどのように理解したかを確認すれば良いのだ。 それを、一方的に指示…

何故そのかたちになったのか・・

工業製品の多くは、そのかたちに意味を持っている。何気なく使っている物も、実は幾度も検討され形が決定されている物が少なくないのだ。 当然、私たちが製造している消防車両のそれぞれのディテールには意味がある。設計を変更する時はその意味をよく理解し…

子ども達の反応

多分、何処の家庭でもある事なのだろうが、毎日、子ども達に同じ事を繰り返し言い続けるのは流石に疲れる。 特に反抗期は、ことごとく親の言う事は聞かないものだ。まあ、自らを振り返れば、まさしくその通りだったのだから仕方がない。 しかし、立場が変わ…

目的を見失わない

何故それをするのか・・・ 物事を行うとき常に、忘れてはならない事だ。それを、中心にすえて物事を議論すればブレることは無いが、枝葉の議論に陥ると、何故するのか・・・が何処かへ飛んでいってしまい、全く異なった結論を導き出してしまいかねない。 こ…

ノスタルジックな時代

昔あったことを思い出すとき、必ずと言って良いほど思い出と共に、歌がそこにある。 それぞれの時代、それぞれの思い出と共に、当時、口ずさんだ歌を今懐かしく思い出すのである。 私は、歌を歌詞で捉えるより、どちらかといえばメロディーで捉えていた様だ…

確かなこと

『君は空を見てるか・・ 風の音を聞いているか・・ 一番大切なことは、特別なことではなく、ありふれた日々の中で、君を今の気持ちのままで見つめていること・・』 小田和正が、書いた詩の一節である。 この曲は、誰に向けた曲なのだろうと訪ねられ、歌詞を…

未明の大地震

長野県を襲った、震度6弱の大きな地震は、長野県北部の白馬村や小谷村そして大町市に大きな被害をもたらした。 昨日から、長野県に来ていたので、午後10時を過ぎて発生した地震には本当に驚いた。布団に入っていると、テレビから緊急地震速報が流れたと、…

二時間のジェットラグ

タイの出張から帰って来て、直に長野県へ出かけた。 タイと日本の時差はわずか、二時間なのだが、このわずかな時間でもジェットラグ(時差ボケ)になるようだ。 タイは日本より、二時間遅いので、夜12時になってもあまり眠くならない。 何時もなら、上のま…

帰国へ

タイでの全ての予定を終え、帰国の途に着いた。今回の、タイ訪問は、小さな機会を捉え、そこから大きな未来に繋げる為の、一つの点を打ったに過ぎない。 私たちは、未来を予測する事は出来ない。一つ出来る事があるとすれば、目の前にある小さな機会を捉え、…

タイ三日目

タイも今日で三日目である。昨日の、ビジネスミーティングは思いの他、ヒントが沢山あった。 今日は、予備日だったのだが、先方の会社から、社長がお会いしたいとの連絡があり、急遽15時からミーティングを持つ事になった。 午前中は、時間があったので、…

タイ二日目

今朝、目を覚ますと外はまだ真っ暗だった。日本とタイの時差は二時間だが、わずかな時間でも時差ボケする事に気づいた。 これは、歳を取ったという事なのだろう・・・最近は、目や耳の衰えを感じる、でも身体は衰えても気持ちは錆びない。それが、サムウエル…

タイ一日目

10時50分羽田からのフライトで空路タイに向かった。前回の、タイの訪問は金沢ロータリークラブの事業だったが、今回はビジネスの可能性を探る為である。 タイまでは、6時間半ほどのフライトだが、12時間以上を要するヨーロッパへのフライトに比べると、楽…

俯瞰的にものを見る

社会人になった頃、上司に言われた事が今でも、思考のベースになっている。 エンジニアは、木を見て森を見ずではダメだと言われたものだ。仕事は、全体があって部分があり、全体を大きく捉えず、部分だけを議論していると、結果が大きくブレてしまうことが少…

アルファー米に驚く!

自然災害が、後を絶たない昨今では、非常備蓄食料の必要性が認識され始めている。乾パン、麺類、アルファー米など、それは多岐にわたるが、その中でもアルファー米の美味しさには驚いてしまった。 実は、私は登山の時に、アルファー米を持って行くことが多い…

私たちは、ささえ続ける

私たちは、人の命を救う為に自分の命を懸ける人たちの為に、消防車両を製造し続ける。 それは、ただものづくりをするのではなく、地域の特性や消防戦術を考慮した、専用設計車両を製造する事なのである。 現場は、私たちが想像できない事象が起こる事も少な…

市民の視点で

基本的に、ブログには政治的、思想的なことは記さないようにして来た。 しかし、この所の自民党金沢支部の混乱は市民の視点からかけ離れていると言わざるを得ない。企業には創業の理念、目的があり、その実現のために様々な事業を行い、社会に貢献することが…

ウールって凄い!

初冬の冬山で身体を冷やしてしまうのは、命の危険に繋がる。しかし、冬山といえども、行動中はオーバーヒートして汗をかいてしまう。特に、汗っかきの私は、ベースレイヤーが直ぐに濡れてしまうのである。 夏山は、化繊の速乾性ベースレイヤーを愛用している…

才能と人柄

素晴らしい才能を持っている人が、企業でリーダーシップを発揮できるとは限らないのが、世の中の面白いところである。 では、どの様な人がリーダーシップを発揮していたのかを考えてみると、最後は誠実さと人柄だと思う。多少不器用でも信念を持ち、誠実に物…

集中力

初冬の森林限界を越えると、そこには、まったく違う世界が待っている。 厳しい環境から、高い樹木は生息できない。小さな高山植物と、はい松の様な背の低い木しか存在できないのだ。 そして、初冬特有の風速10mを超える強い風と、気温はマイナス10度程…

圧倒的な当事者意識を持つ

仕事が、滞留する原因の一つに、誰かがやるだろうという当事者意識の低さがある。 目に見える仕事は、積極的に取り組むが、そうではない目に見え難い仕事を軽視しがちだ。しかし、世の中、組織、そして家庭などすべての営みには無駄なものはない。 どんなに…

必要な人間関係が浮かび上がる

私たちは、決断するとそれに必要な人間関係が浮かび上がる様だ。 私たちの人間関係は、普段は目に見えないが、それは地球上の全ての人たちとすでに繋がっているのだ。そして、潜ってしまっている人間関係が浮かび上がる時は、私たちが何かを決断し、それを実…

全国消防操法大会

全国消防操法大会は、47都道府県から代表が選出され、二年に一度、消防ポンプ自動車と小型動力ポンプの操作の正確さと速さを競う訓練大会である。 数年前まで石川県は小型動力ポンプの部には参加していなかったが、前回の大会から出場する事になった。 そ…

何をしたかではなく、何の為にそれをしたか

 明治40年、日本地図完成の為に命を懸けた男達がいた。唯一、未登頂だった立山連峰の劒岳に登頂し、日本地図を完成させる一大事業に挑んだ。 当時、日本山岳会は、未登頂だった剱岳に登頂しようと陸軍測量隊としのぎを削った。日本山岳会は、未登頂の頂き…

ともかくやり切る!

またもや、社内の悪い癖が露呈してしまった。開発会議で意思決定されたことが、協力会社や現場に情報として伝達されていなかったのだ。 したがって、工程に載るか否かのタイミングに来てしまった。こんな場合、やらない言い訳、出来ない言い訳ががちらほらと…

初冬の雪山・・・

雪山の魅力は、筆舌に尽くし難い。森林限界を超えると、景色は一変し、天候が良ければキーンと冷え、究極に澄んだ空気が肌に心地よい。先日の唐松岳でも風速10m、体感温度はマイナス10度だ。 この時期特有の強い風は、ある意味緊張感を強いられるのである。…

それはお客様の為になっているか

消防車両を製造する過程で、大切な事のひとつに仕様書を確定する作業がある。当然、仕様書はお客様から提示されるが、それは大きな幅を持っている。 すなわち、曖昧に書かれている事が少なくないそれを、仕様書の行間を埋めるように、お客様と打ち合わせをし…

Patagonia レギュレーター

これは、10年ほど前に販売されていたpatagoniaのR2とR1のハイブリッドジャケットだ。多分、二年間ほどしか、販売していなかったと記憶している。 特にこのゲッコーグリーンは一年間しか販売されなかったので、マニアの間では高値で取引されていると聞…

諦めない事は行動が継続される事

諦めないという事は、何が変わるのだろう。 やるぞ、頑張るぞ、と言っていても思っているだけでは何も変化しない。 思いがかたちになるのは、それを実現させる為の行動に他ならない。すなわち、諦めない事は、行動を継続させる事なのだ。 そこには、やり切る…

救う使命感とつくる使命感

今日は、弊社の社員の結婚式にお招き頂き列席させて頂いた。 彼の、幼い頃の夢は、消防士になることだった。彼の幼い頃の写真には父親の消防官の帽子を被って敬礼している彼の写真があった。 しかし、彼は現在、弊社で消防車両の製造に携わっている。 消防官…