長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

初冬の雪山・・・


 雪山の魅力は、筆舌に尽くし難い。森林限界を超えると、景色は一変し、天候が良ければキーンと冷え、究極に澄んだ空気が肌に心地よい。先日の唐松岳でも風速10m、体感温度はマイナス10度だ。
 この時期特有の強い風は、ある意味緊張感を強いられるのである。特に、初冬の北アルプスでは岩稜帯に雪が着くと、アイゼンも利かない。
 一歩間違えれば・・・という緊張感も行動を慎重にさせ、さらに集中力も自然と高まる。五感を働かせ自然と対峙する。そんな時、私たちは、自然の一部であり、何かしら大きな力によって生かされていると感じるのである。
 厳冬期の冬山は、立場上なかなか挑戦できないが、11月末までの初冬の雪山は、良い意味で、慎重さと緊張感を与えてくれる。
 段取り八部・・・仕事と冬山にも大いなる共通点があるのである。
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