長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お客様は見ている

私たちの会社のそばに、とても美味しいおパン屋さんがある。このパン屋さんは、予約を受けてパンを焼いている。 したがって、予約なしでは、店頭にパンが並んでいても買う事が出来ない事もある人気のパン屋さんだ。特にここの牛乳パンは絶品だ。 ただ、とて…

考えかたの癖

人間には、幼い頃の環境や、これまで生きて来た経験によって考え方に癖があるものだ。 これは、一朝一夕にして出来たものではなく、長い環境の中で培われるものだ。さらに言うなら、自分とはこんな人間だ、というセルフイメージが出来上がってしまう。 これ…

私、つくる人・・私、売る人・・私、管理する人・・

今期は、私たちにとって正念場である。私が社長に就任した当時の社員数は38名だった。 12年経った現在では、90名を超えるまでになった。そして、売り上げ規模も二倍以上になったのである。それに対応する為に組織を改革し、権限を委譲した。どちらかと…

勝敗を決したのは・・

昨日の高校野球石川県大会の熱戦から、興奮冷めやらぬまま今朝を迎えた。 ともかく、すごい試合だった。高校野球はこれまでも、多くの奇跡の逆転劇を見せてくれたが、今回の様に9回裏の攻撃で0点から9点を逆転した試合は記憶にない。 確かに奇跡なのだろ…

星稜奇跡の大逆転

夏の高校野球石川県大会は、今日が決勝戦だった。金沢の星稜高校と小松大谷高校が、火花を散らせた。初回、先制したのは、小松大谷高校だった。 星稜高校は、五回までに8点を先制され、最終回の9回の裏、怒涛の攻撃を仕掛け、何と8点差を逆転し、優勝を手…

その瞬間に全力を尽くす

結論を決めて、その結論を実現する為の原因作りをするのは成功のセオリーだが、殆んどの場合、目の前に来た事を全力で努力をした結果が今に繋がる事の方が多いものだ。 先のことを、イメージすることは難しいが、目の前の機会に全力を作ることは誰にでもでき…

白山には三千匹の蛇がいた・・

白山には、蛇にまつわる名称が幾つかある。例えば、千蛇ヶ池である。白山の噴火口の周りには、幾つか、池があり、そのひとつに千蛇ヶ池があるのである。 ここに、高僧が、千匹の蛇を封じ込めた、そして、蛇塚である。ここにはさらに悪行を働いた千匹の蛇を封…

傍をらくにする・・職場体験の子ども達

『江戸しぐさ』は江戸商人の心構えである。良き商人として如何に生きるべきか、また共倒れしないために、如何にして円滑な人間関係を築くか。 すなわち江戸商人の考え方、生き方、口の利き方、身のこなし方等、江戸商人の円滑な人間関係を築く知恵、共生のた…

因と果

物事の結果には、必ず原因がある。単純に語るなら、良い事の積み重ねには、良い結果が・・・ あまり好ましくない事を積み重ねれば、結果も間違いなくそうなるのだ。したがって、結果だけを見て、何で自分だけに悪い事が起こるのだと嘆いても、答えはひとつし…

今日は、東京へ・・・

今朝、目を覚ますと抜ける様な青空が広がっていた。 眠い目をこすりながら、日課の早朝ロードに出かけた。この、三日の疲れが出たのか、足が重い。距離30kmで獲得標高300mのコースで目標のAv30km/hにも届かず、調子がイマイチだった。 さて、今日は、東京に…

イメージをするとその通りの事が起こる

今は亡き、敬愛する経営者から、人間はイメージした事は実現させる能力があるから、常に良いイメージを持ちなさいと言われた。 しかし、私たちは、良いイメージよりも悪いイメージを持つ方が得意らしい。 今日も、約束の時間に間に合わないイメージを持って…

低く、ちょっと近く・・・

僅か、数ミリのセッティングが走りに大きく影響するのが、機材スポーツたる所以である。 その中でも、バイク競技はシンプルであるが故に、反対にセッティングが難しい。これまでに、様々なポジションを試し、セッティングノートまで付けて、管理してきた。 …

石川県消防操法大会

屋根を打ち付ける明け方の激しい雨で目を覚まし、今日開催される石川県消防操法大会までには、上がればと思う。 石川県消防操法大会は、県内の各地域から勝ち上がった、消防団が集い、一年に一度開催される、訓練大会である。 この日の為に、分団員の皆さん…

問題意識を持ってものを見る

生産性を向上させたり、コストを下げるのが目的ではない。お客様にご満足いただけるものを、如何に効率良くつくるかが、目的である。 製造現場では往々にして、『お客様にご満足いただけものを』という言葉が、何処かへ飛んで行ってしまい、生産性の向上やコ…

奉仕の心

『あんなにしてやったのに 『のに』がつくとぐちが出る。』相田みつおさんの詩である。いつも何も言わずに日常の仕事を粛々と進める人は、側から見ていても気持ちが良いものだ。 しかし、こんな行動を台無しにしてしまう言葉が『あんなにしてやったのに』と…

出来る社員の行動を科学する

『出来る社員の行動科学』を御存知だろうか。出来る社員は何が違うのか。ある会社が、彼らが無意識に行っている行動を分析してみたのである。 例えばある保険会社のトップセールスマンの行動を分析すると、週三回顧客と昼食を取り、初めて会った顧客に三日以…

問題意識を持つ

理路整然と出来ない理由を並べてはならない。時間をかけて問題を検討し、結論として出来ない理由を導き出すなど論外である。 時間をかけて出来ない理由を理路整然と考えるなら、それは無駄な時間だ。考えるならやる方法を考えて欲しい。 何をやりたいのか、…

リーダーの価値判断基準

私たちの企業も、12年前に比べると社員数は約三倍になった。イメージしていた100人体制にはもう手が届くところまで来ている。 当然、人数ありきではなく、何をする為、何が必要かという部分から社員数は導き出される。権限の移譲も必要になり、殆どがト…

ペダルは回す・・

趣味のバイクも始めて、今年の6月で丸五年が経った。 もともとは、ランをやっていたのが、足底腱膜炎を患い、走れなくなってしまった事がバイクを始めるきっかけである。 最初の頃は、ともかくペダルを踏めは走るのだと思っていたので、力任せに踏み込んで…

当たり前のことが、当たり前すぎてしまう

今日は、社員の結婚式にお招き頂いた。昨今、結婚式に上司や社長を呼ばない傾向があるように思う。したがって、久しぶりに社員の結婚式に出席したのである。 主賓の挨拶を頼まれていたので、取り止めの無い話になってしまったが、当たり前のことが当たり前す…

歓送迎会

私が、社長に就任した12年前、私たちの企業の社員数は38名だった。 あれから、紆余曲折があったが、現在ではグループ企業を含めると90名の大台に乗った。企業とは、すなわち人である。何故なら、企業は人で構成されている事に他ならないからだ。 一時…

古川商店のパン

今日は、珠洲のお客様を訪問した。金沢は台風の影響からか、朝から小雨交じりの雨が降り、湿度も異様に高かった。不快指数が全開、といった感じだった。 工場での、定例の朝礼を済ませ一路珠洲市へ・・・ 先日受注した車両の御礼とご挨拶を済ませ、珠洲にあ…

イメージする

目的を達成するには、先ずは達成した時の姿がどうなのか、明確にイメージする事だ。 そして、そこへ至るまでのプロセスを何度もイメージし、細かいところまで一つひとつイメージが出来る事ができれば間違いなく、目標を達成する事ができるのである。 私たち…

考えなくてはならない事態だ

日本人が一年間でペットの食事代に使う費用は、4.5万円と言われており、一日に換算すると120円程になる。 現在、世界で一日の食費が一日100円以下で暮らしている人々が10億人もいると言われており、これを見ると私達日本人が如何に恵まれているか…

変わらないために、変わらなくてはならない

私たちの、ものづくりの哲学は『人の命を救うために、自分の命を懸ける人たちのために』専用設計車両を製造し、お客様を通じて、地域社会に貢献する事である。 一口に専用設計車両と言っても、その実現には、大きなマンパワーが必要になる。お客様からの、ご…

金沢市連合検閲

会場の金沢市市営グラウンドには、7時になると金沢市内の消防団49隊が次々に会場に集合し、市営グランド前は消防車両が整列し、壮大な眺めである。 毎年、この瞬間は感慨深ものがある。消防団活動は、ボランティアである為、多くの団員が自分の仕事を持ち…

poco a poco

poco a pocoはスペイン語で『少しずつ・・』という意味があるらしい。 過日、ブログにも書き記したが、内灘干拓地の道路沿いに小さなお店があり、そのお店の名前がpoco a pocoという。 お母さんと、娘二人が、食材や材料にこだわって、焼き菓子、ベーグル、…

全体を捉える

幾度も申し上げている様に仕事は、俯瞰的な視点で全体を見て欲しい。 全ての仕事は繋がっており、自分がやっている仕事は全体のどの部分を担っているのか、そしてそれを実行するには川上はどうあるべきなのか、さらに川下がスムーズに流れる為には、どの様に…

先ずは、挨拶、身なりを正す

過日も書き記したが、合併した関連会社は、組織もまだまだ脆弱であり、企業としてこれから成長していく伸び代がある。 先ずは、レベルの高い事に挑戦するのではなく、凡事を非凡に努力する事から始めて欲しい。 凡事とは、当たり前の事・・・ 挨拶をする、身…

ベリーロールでは飛べない

ベリーロールという言葉をご存知だろうか。そう、走り高跳びの、飛び方のひとつである。多分、現在では、このベリーロールという言葉自体が、死語であり、若い人たちは何のことかも分らないかも知れない。 1900年の走り高跳びの世界記録は、1メートル9…