長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

土佐の消防団

曇り空の隙間から太陽が顔を覗かせている。昨日は久しぶりに雨が降ったお陰で少し気温も下がったようだ。 今日は四国は高知県からお客様が工場見学に起こしになられた。土曜日は休業日だったので、作業をご覧頂けなかったが、私たちが日頃大切にしている、『…

どうも理解できない

各種団体長連絡協議会は地元の校下(校区)の各種団体の長が二ヶ月に一度参会する連絡会で横のつながりを強くすることで地域の活性化を図っている。 今日は七月度の連絡協議会が開催され参加させて頂いた。その中で民生委員長からの報告に耳を疑い、ショック…

判断と決断

辞書を引くと、判断とは『物事の真意を見極め、それについての考えを定める事』と書かれている。また、決断という文字を引くと『意志をはっきりと決定する事』と書かれている。 両者は同じ様にも見えるが私たちはその解釈は全く異なっていると考えている。判…

誰かの役に立ちたいと思っている

宮崎県で発生した口蹄疫の感染により30万頭を越える牛が殺処分された。被害に遭われた皆さんの心情は察するに余りある。現場で体験された方々にしか分からないと思う。どんなお見舞いの言葉も安っぽくなってしまう。 宮崎県出身の女性歌手が宮崎県で被害に…

日本の神話

茹だる様な暑さの中、そこへ一歩足を踏み入れるとひんやりとするのは沢山の木々が生い茂っているからだ。 今日は三重県へ出かけ、途中伊勢神宮に立ち寄った。伊勢神宮は外宮と内宮に分かれており、内宮は皇大神宮と呼ばれており天照大御神を祀っている。 伊…

使命感を持って仕事をするということ

今朝、埼玉県防災ヘリの墜落のニュースが目に飛び込んできた。遭難者の救助に向かい、救助隊員をホバリングしながら降下させた直後に突然墜落したとの事だった。 いつも消防隊員の殉職のニュースを耳にするたびに心が痛む。人の命を救うという行為は何事にも…

富山県福光町へ

暑くならないうちに、今日は少し距離を伸ばしてみようと思い、朝5時半に起床して六時少し前に家を出発。昨日ルートラボでつくったコースをGPSに転送しておいたので富山県福光町までGPSの誘導で走る。 コースは森本ICを左手に見ながら旧道を福光に向…

酷暑と風との闘い、石川県消防操法大会

最近は朝でもあまりにも気温が高いので今朝は5時過ぎに自宅を出発し、バイク(自転車)のトレーニングに出掛けた。30kmを走りきって帰って来た頃には暑さでかなり参ってしまった。 今日は石川県消防操法大会が石川県消防学校で開催される。一年に一度郡…

新しい風

彼は約束の時間の一時間前からやって来た。風体は坊主頭で一見すると少々変わった感じだが笑顔がさわやかだ。 彼は車両事業部の強化の為に正社員を募集した中の一人である。今日は最終面接で常務から『社長の面接をお願いします』という事で本日の面接となっ…

認めるという事

素晴らしい仕組みを作っても、それを実行するのは人間である。その仕組みの実行はプレッシャーを与えれば表面上は実行されるが、それを続けることは難しい。 なぜそれを行うのか、理屈を伝える事も大切な事ではあるがそれ以前に大切な事は信頼関係の構築だろ…

もっと大きな視点で教育を捉える

中国の大連市では小学校で英語の授業が行われている。日本でも特区制度を用いて小学生から英語教育を行っている自治体もある。金沢市もその中のひとつで、小学校から英語教育が行われている。 金沢市と大連市は姉妹都市の提携を結んでおり、お互いに先生の交…

クレームの根を断つ

クレームとして顕在化しているものは目に見える為、認識し、原因を調査しその対策を打つ事は比較的容易に行う事が出来る。 しかし、実はクレームそのものなのだが、勘違いをしてクレームと認識されていないものがある。その、小さなクレームはその場で処理を…

究極の大局感

『最初の1日か2日は、我々は誰もが自分たちの国を指さした。3日目、4日目になると、それぞれが自分たちの大陸を指さした。そして5日目、我々の目にはたった1つの地球しか写っていなかった。』 これはサウジアラビアで初めての宇宙飛行士スルタン・ビン…

出来る社員の行動科学

ジリジリする様な日差しが朝から照り付けている。今日はロータリーの交換留学生のアシュリーが帰国する日だ。8時半の成田行きなので8時には小松空港に到着できるように金沢を出発した。 空港では留学先の遊学館高校の同級生が沢山見送りに着ていた。一年間…

つながる機会

昨晩の雷雨が嘘のような晴天が目にとても眩しかった。久しぶりの青空にうずうずして来たので、あさの五時から起きて自転車のトレーニングに出掛けた。 森本から二俣へ抜け角間キャンパスへ抜けるコースを走る。朝早いので車もほとんど走っていないのでとても…

未来に責任を負う

部屋に差す眩しい光で目を覚ます。出張が続くと朝目を覚ました時何処にいるのか一瞬分からなくなる時がある。 しばらくボーっとしていたが時間がたつと頭の中がハッキリしてきた。 昨日、宿泊したのは表参道駅のそばのホテルで、昨晩近くの焼き鳥屋でしこた…

結論から伝える

どんよりとした曇り空を恨めしそうに見上げながら車に乗り込んだ。今日は公務で東京へ出張である。 小松空港は団体の搭乗があるのか手荷物検査場はかなり混雑していた。何時もの様に航空機の中は読書タイムである。今日はビジネス雑誌を購入し読んでいると、…

さよならアシュリー

一年間の交換留学を終えてアシュリーがカナダへ帰国することになった。アシュリーは昨年の7月に国際ロータリーの交換留学生としてカナダのトロントからやって来た。 私は昨年度SAA(会場監督官)の立場から一年間アシュリーとかかわって来た。最初は全く…

難しい判断

仕事をしていればほとんど毎日、何らかの判断をしているものだ。簡単な事では、お客さまのところに行くか、行かないか。見積もりは幾らにすればよいか。など、仕事のルーチンワークに近いものはさほど気にせずに判断を下している。 それは、過去の経験からな…

ほんとうの意味で原因自分論で考える

トラブルが起こった場合、一方向からだけでは無く多方面から原因を追及して欲しい。経験から簡単に結論付ける事は危険だ。現象をよく観察し、考えられる全ての可能性に目を向け慎重に進めて行こう。 私たちは目の前の現象に惑わされる事が少なくないものだ。…

政策フォーラムの仲間

政策フォーラムは岡田直樹参議院議員を囲む、若手経営者の政治の勉強会である。この会は政党を越えて私たちが今何を成さねばならないかを考える機会を与えてくれる。 今回、長い選挙戦が幕を下ろし、岡田直樹参議院議員が再度国政の舞台への機会を得ることが…

ICT世代の子どもたちのネット利用を考えるシンポジウム

今日は総務省北陸総合通信局主催の『ICT世代の子どもたちのネット利用を考えるシンポジウム』が石川県地場産業振興センターで開催された。 二ヶ月ほど前に総務省北陸総合通信局からパネラーとして、参加して欲しいと依頼があり今回の参加となった。 ゲス…

伝わるまで伝える

コミニュケーションで大切な事はこれ迄にもお話した通り、何を話したかではなく、相手がどう感じたかである。また、それと同じくらい大切なのは『話す』ではなく『伝える』という事である。 コミュニケーションがうまく取れない場合の多くが話しているだけで…

本田選手ありがとう

文部科学省からのアンケートの依頼が届き、それを届けに星稜高校へ出掛けた。丁度、干場校長先生が居られたので『先日からワールドカップでは取材で大変だったでしょう』と伺うと、本田選手が星稜高校へ来たときは大変な騒ぎだったらしい。 星稜高校の玄関に…

起こった出来事は何を教えてくれているのか

仕事をしている以上、様々なことが起こるのは仕方がないことだ。しかし、大切な事は起こった現象だけを捉えて良し悪しの判断しないことだ。 それが仮に良くないことでも、その出来事が何かを教えてくれていると考えることだ。 起こった事を嘆いても何も変え…

コルナゴがやって来た

首を長くして待っていたコルナゴのロードバイクが土曜日に届いた。友人のヤギコーポレーションの八木社長や北川ヒューテックの北川社長から今年のツールド能登に一緒に出場しようと誘われたのが昨年の夏だった。 なんとなくその気になって物置から二十年前に…

『やらなければならない事』と『やりたい事』

『やらなければならない事』と『やりたい事』は全く違うという事はほとんどの皆さんがわかっていることだと思う。 しかし、それができているかどうかは別の問題である。実際に自らの立場で仕事の優先順位を正しく付けて仕事をしていない事のほうが多いのであ…

『権限委譲』と『責任放棄』

『権限委譲』という言葉は組織を拡大する場合や人を育てる場合に使われることが多い。しかし、『権限委譲』を勘違いをしているマネージャーが少なくないように思う。 『権限委譲』は事業などにかかわる意思決定権やそれに関わる責任を任せるだけでなく、部下…

見えない部分に目を向ける

最近、目立った問題が少しずつ減少している様に見える。しかし、本当に減少しているのだろうか。問題点が『潜在化』し始めるとこれは非常に危険だ。 小さな問題点は大きな問題の引き金になる。小さな問題点そのものを見て、問題の大小を論じてはならない。そ…

恩は石に刻み、かけた情けは水に流す

これまで私たちは様々なお客様をはじめ、サプライヤー、そして協力関係にある企業の皆さんと仕事をさせて頂いてきた。その中で本当に多くの皆さんに支えられてここまで来ることができた。 また、反面多くの皆さんにご協力させて頂いて来たことも事実である。…