長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとつの妥協は崩壊の始まり

私たちのものづくりに妥協を持ち込むことは決してしてはならない。 時間がない、マンパワーが足りないのは理由にはならない。問題の本質は分かっているはずだ。 どうあるべきか、何が正しいかが価値判断基準だ。時間がない、マンパワーが足りないをできない…

現場を知る

ある現役消防官と話していると、なるほどと思う事が多くある。 彼らにとっては当たり前の事かも知れないが、私たちモノをつくるメーカーにとっては、そんな事もあるのかという驚きの気持ちと、何とかならないだろうかという気持ちになる。 例えば、昨今では…

悲しい・・

今日、金沢青年会議所時代の後輩の訃報に接した。彼とは委員会は同じになったことは無かったが、金沢青年会議所の非公式同好会B B部会(大人のサバイバルゲーム)で戦いを交えた仲だった。 その温厚な性格から多くの人たちに好かれた。まだ49歳・・・ 今は…

信頼関係

クライミングにおいて、クライマー(登る人)とビレイヤー(確保者)は、お互いに信頼関係がなければそれは成立しない。 ヨーロッパでは、トップロープクライミングを一部の学校の授業で行なっていると聞く。お互いに役割は違うが、クライマーとビレイヤーが…

坂の上の雲

『のぼってゆく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう』 司馬遼太郎が書いた坂の上の雲は、明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本が、欧米諸国に追いつこうとしていた当時を、小…

男の修行

苦しいこともあるだろう。 言いたいこともあるだろう。 不満なこともあるだろう。 腹の立つこともあるだろう。 泣きたいこともあるだろう。 これらをじっと こらえてゆくのが 男の修行である。 山本五十六 ↑ポチっと押して頂ければ幸いです

インフルエンザか・・・

昨晩、風雪吹き荒ぶの中でボイラーの凍結を解除していたからか、その後いきなり発熱し調子を崩した。 何の前触れもなく急に熱が上がったことと全身の倦怠感はインフルエンザの症状だ。直ぐに産業医に電話をして時間外だったが見てもらった。 インフルエンザ…

水道管が凍結・・

東京を混乱に落れた雪は次の日にはほとんど消えてしまったが、一方では金沢が強力な寒波に見舞われていた。 空路は大混乱しANA4便のうち半分のに便が欠航した。午前の便に滑り込んだが、天候調査中で飛ぶかどうかもあやしい。 何とか条件付きで離陸するも、…

雪の東京・・

昨日、東京を大混乱に陥れた雪は一気に消滅してしまった。報道を見て東京への出張を中止しようかとも思ったがそうも行かない。 小松ー羽田のフライトは、第二便は欠航したようだ。小松は雨だったが、一旦上空へ上がってしまえば、嘘のように天気は良かった。…

ブラッシュアップする

水が出ればいいのではない。ただそこにそれがついていれば良いのでもない。そして、赤ければ良いのでもない。 基本的な部分は、消防車の機能を満たしていても、それが製品として優れているとは限らない。本当に使いやすい車両は、実は細かい部分にこだわりを…

冬空に・・・

里山街道を北上し、奥能登へ。今年初めての入魂式に参加するためである。 先週からの雪がまだ道端に残ってる。三井の集落は特に雪が多く、田畑にはまだ沢山の雪が残っていた。 奥能登の冬は厳しいが、能登はやさしや土までもといわれるように奥能登の人達は…

日本人の誇り、喜び、悲しみ、憤り

天皇の祈りが世界を動かす~「平成玉音放送」の真実~ (扶桑社新書)作者: 矢作直樹出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2017/12/24メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 沖縄へ出発する前に、空港の書店で何と無く手にとった。帰りの飛行機の中で読み…

タスキを未来につなぐ

沖縄のお客様を訪問し、ホテルの部屋に戻った。今日は一日天気が悪く少々疲れが残った。ベッドに腰掛け、テレビをつけると『奇跡体験アンビリバボー』が放送されていた。 ある程度デフォルメされているのは承知しているが、放送内容は心に訴えかけるものがあ…

雪の金沢から常夏の沖縄へ

金沢の朝は、覗いた日の光に暖められちょっぴり優しく感じた。しかし、冬の厳しさが緩むのはまだまだ先だ。 福岡を経由し、沖縄那覇へのフライトは東京を経由するそれよりも若干短いので最近は、福岡経由で沖縄入りする事が多くなった。 那覇空港に降り立つ…

それを誰がするのか?

『それは私の仕事ではありません・・』たまに耳にする言葉だ。 実は会社の仕事は、全て自分の仕事だ。会社には多くの仕事があるから全てを一人で行う事ができない。したがって、分担して仕事をするが、それは主たる仕事がそうであって、他の仕事が自分の仕事…

雪国を忘れた金沢

今年最強の寒波がもたらした積雪は金沢市内を大混乱に落れた。 この10年間ほどは、雪が降っても驚くほどの積雪はなかった。従って、金沢は雪国を忘れてしまったと言っても過言ではない。 行政の除雪体制は後手後手に回った。また、雪国特有の積雪時における…

ディテールにこだわる

ALPASスーパーストラクチャーの基本技術は、ようやく確立出来るところまで来た。ここまで六年の歳月を要したが、私たちは何とかやり遂げる事ができた。 ここからは、ディテールのブラッシュアップが製品の完成度をあげてくれる。素人の工作の様なディテール…

男は歴史をつくり、女は男をつくる

元金沢市第二消防団分団長であり、浅野町連合町会長、金沢市連合町会連合会の会長も歴任された。 いつも、温和でニコニコしているが、人の意見に左右されず、自らの道を進んでいくのか彼流だと思う。 浅野川水害の時は、自ら地域を飛び回り復旧に尽力された…

凄い!ホンダエンジン

昨日からの雪は、夜通し降り続いた。 起きて外をみると山の中にいるのかと見間違えるほど積雪していた。これは人力では厳しいなと思い、三年ぶりに除雪機を引っ張り出す。 ガソリンタンクの中には三年前のガソリンがそのまま入っていた。燃料コックをONにし…

大雪・・・

朝起きて驚いた。昨晩は雪が屋根を叩く音で何度か目が覚めた。降っているなとは思っていたが、これほどの積雪量は久しぶりだ。 お向いのスタックした車を掘り出し、自分の車を掘り出し、会社の駐車場の入り口ではまった車を掘り出し、朝早くから駐車場の除雪…

8ロータリー新年合同例会

今年も、恒例の金沢8ロータリーのメンバーが集まる新年合同例会が、ホテル日航金沢で開催された。 この新年合同例会でしか顔を見ない仲間もいるので、毎年楽しみにしている。この歳になると皆さん身体の変化が気になるらしい。 驚いたのは、昨年ハゲていたJ…

繋がらなかったたすき

第94回東京箱根間往復大学駅伝・復路での出来事は、深く胸に刻まれた。 国学院大、9区を走る熊耳智貴がたすきをつなごうと最後の力を振り絞るも及ばなかった。距離にして、30m、時間にして5秒だ。 目の前で10区の江島崚太(3年)が繰り上げスタート…

リードする

今朝の金沢はこの時期の北陸の空を象徴する鉛色だ。7時48分の新幹線で東京に向かう。様々な問題がまあよくもこんなに起きるものだと思う。 過日、加賀屋の女将の言った『ノープレー、ノーエラー』という言葉が脳裏によぎる。そう、動いているからこそ、そ…

墜落と追跡

金沢市消防出初式の後、新年会を行う消防団にご挨拶を申し上げ、その日の夕方金沢を出発した。 自立した登山者を育成するプログラムを、最近教えを請うている山岳ガイドにお願いし、登山道場を開設してもらったのだ。 第一回目は、新たに作られた人工アイス…

加賀鳶誕生300年

1718年、八代将軍吉宗が禄高一万石以上の藩に対し、江戸藩邸を守る大名火消を設置するよう命じた。 それを受けて、加賀藩では江戸上屋敷の防備のため設置されていた自衛消防隊をさらに増強する。 これが加賀鳶の始まりであるとされている。 加賀鳶が誕生…

それは当たり前か

当たり前と思っていた事が、本当に当たり前なのか考えて見る。 確かに消防車の原理が分からなくても、消防車をつくることはできる。しかし、原理が分からずして、何がプロフェッショナルと言えるか。 現在行っている仕事の意味を理解して欲しい。何故、部下…

人は理屈では動かない

残念ながら人は理屈ではなく感情で動く生き物であり、変化を嫌う生き物だ。 理屈で動く『理同』という言葉は無く、感情で動く『感動』という言葉があるのもそれを表している。 理屈で立てられた筋道は理路整然としていて、それを説明されればグーの根も出な…

書き初め

今日から新年の業務がスタートした。 新年式では毎年社員全員が書き初めをする事が恒例である。それぞれが一年の抱負を色紙に書いて、社内に掲示しておく。 多分、今できていない事や、挑戦したい事など自分の想いを書いているのだと思う。私は『網目』と書…

厳冬期3000mをノーアイゼンで???

年末に木曽駒ヶ岳、宝剣岳に登り乗越浄土から千畳敷に下降していると、前方から厳冬期用のハードシェルではなく、コートの様なものを着た登山者が登ってくるのが見えた。 動きも何かぎこちなく、何だか変だなと思い、近づいてくる姿を見て唖然とした。コート…

それらは単独で存在しない

すべては、単独で存在するのではなく、何処かに繋がりを持っている。 したがって、小さな変化でも何かを変えれば、そこから変化が始まる。うまく行くかどうか、変化が早いか否かはわからない。 しかし、世の中の全てが単独で存在しないとすれば、必ず何かが…