過日、久しぶりに競泳用のパンツを引っ張り出し、１．２ｋｍ程泳いでみた。 私は、高校三年生までは、金づち同然で、２５ｍをやっと泳いでいた。何故なら、クロールで息継ぎが出来なかったからだ。 このままではいけないと思い立ち、水泳部のキャプテンをし…

時にシンプルである事は、複雑より難しい。 書道において、最も難しい文字は『一』である。 デザインにおいて、付け加えるものではなく、取り去る事ができなくなった時、それは究極のデザインである。 多くの文字を使い、文章を表現するより、限られた最小の…

人間は、自分が可愛いものである。問題が起こると、先ずは、自らの非を認める前に、自分を擁護する理由を考え始める。 これは、ある意味仕方が無い事なのかもしれ無い。しかし、このように考えている以上、問題は自分以外にあるから、それを改善する事は至難…

全てにおいて、開発はスピードだ。スケジュールを守る事は当然の事だが、その過程での一つひとつ、小さな事でもスピード感を持って対処して欲しいのだ。 後でやろうと思えば、それはでき無いと思った方が良い。スケジュールを守るという事は、小さな一つひと…

先日、金沢ロータリークラブのクラブ協議会が、金沢市内の料亭で開催された時の話だ。 金沢の三茶屋街の芸子さんと宴席の料理の話していると、『この料亭の花板さん（料理長のこと）はとても素晴らしいとおっしゃる。 どうしてかと尋ねると、このお店の厨房…

やはり、真のコミュニケーションは、自分が何を言ったのかではなく、相手がどう捉えたかが全てなのだ。 自分は、そんなつもりではないと言っても、相手がそう捉えれば事実として、そうなってしまうのがコミュニケーションである。 従って、あいまいな言い方…

６月４日の衆議院憲法審査委員会での一コマに大きな違和感を感じたのは私だけではあるまい。 集団的自衛権行使について憲法学者が、違憲の判断を示したのである。確かにミクロな視点でこれを捉え、違憲か合憲かの議論だけに限定しての判断なのだろう。 しか…

悪しき習慣と言うのは、どこの企業にも存在するようだが、私たちの企業にも例に漏れず、それが計画の実行を阻むのである。 特に、結論を決めどうやってそれを実現するかという志向ではなく、条件を前提に物事を考える癖があるようだ。 したがって、プロジェ…

歳をとると人は衰える。かく言う私も昨今、衰えを感じることが多くなった。 視力、聴力、体力など肉体的な衰えがそうだ。しかし、ある視点から見ると、ある意味で正しく、ある意味で正しく無い。 確かに、加齢と共に肉体は衰えるが、知識や経験を基にした判…

6月の後半から、石川県内では各地で消防操法大会が開催される。 この日の為に、消防団員は仕事が始まる前の早朝から、そして仕事が終わってから毎日訓練を行う。この期間は、家族の理解がなければ乗り越えることができない。 基本動作を毎日まいにち繰り返し…

このピッケルを手にしたのは、１０数年も前になるだろうか。 厳冬期登山はもうやるまいと、心に誓い登山用品の箱の中に仕舞い込んでいた。 今年、久しぶりに、ピッケルを持って春山に出かけた。前日の雨が夕方には上がり、夜中は晴天になった。放射冷却現象…

東京で仕事をしていた時、敬愛する経営者が言っていた言葉を思い出す。 『バカ』と言って、ボールを投げると『バカ』と帰ってくるぞ、反対に、『素敵だね』と言ってボールを投げると『素敵だね』と帰ってくるものだ、と言う。 彼は、自分の行いが最後は自分…

今朝、メールチェックをしていたら、長野県在住の中学生からメールが来ていた。 彼が住む自治体では、中学三年生になると村政など、村の課題について村長らに質問する「とよおか輝丘（ききゅう）議会」が村役場の議場であるそうだ。 彼は、火災や地震などの…

人生とは、ジグソウパズルのようなものだ、と最近思う事がある。 散りばめて、繫いでみないと最後までわからない。よく似たピースも沢山あるが、はまるのは、ひとつだけだ。 無理して、はめようとすると、その周りが盛り上がったりする。そして、その一つひ…

チャンス（機会）の神様は後ろ頭がツルッパゲだ、とよく言われた。 どういう意味かと言えば、チャンス（機会）は何時やって来るかわからないから、常にアンテナを上げて、チャンス（機会）を掴めと言っているのだ。 その時は、チャンスだと理解する事は、ほ…

フランクフルトを出発し、十二時間のフライトを経て、羽田空港に無事到着する事ができた。 今回は、Ziegler社との交渉とヨーロッパの新しい製品の日本への導入、そして情報の収集を目的としたドイツ出張だった。 それぞれが、一定の成果をあげる事ができたが…

長い様で、あっという間の六日間だった。今回は、インターシュッツでの情報収集、日本への目的のプロダクツ導入の交渉、パートナー企業、Ziegler社との交渉等、全てにおいて一定の成果を得ることができた。 また、初めてのレンタカーでのドイツ国内の移動も…

インターシュッツの四日目になった。昨日までは、風邪をひくのではないかと思うほど肌寒かった。今日は、パートナー企業のZiegler社とのミーティングがある為、早めにホテルを出発した。 四日目にもなると、運転をしてくれている若手社員も、慣れてきたよう…

インターシュッツも三日目となると、かなり疲れが出てくる。何せ、東京ドーム５個分ほどの敷地内を、歩き回るのだから一日の歩行距離は１０km以上になる。 ランで１０kmを走ったほうが圧倒的に楽だ。 今日は、日本に持って来れそうな、プロダクツをプックア…

[:] 今朝は、疲れていたのかグッスリと寝むることができた。何時もなら時差ボケにやられて午前三時くらいから眠れなくなるのだが、今回はそうでもない。 多分、出発が夜中だった事もあるからだろうか。これからは、深夜出発の便も良いかもしれない。 さて、…

羽田空港を、９日の早朝に出発し、１２時間のフライトを経て、ハノーバー空港に到着したのは現地時間９日の朝だった。 ハノーバー空港でレンタカーをピックアップし、慣れない右側通行車線を恐るおそる、走りインターシュッツが開催される、ハノーバーのメッ…

12時間のフライトを経て、フランクフルト国際空港に到着した。 何時も思うことだが、12時間は本当に長い。ただ、冷戦時代は、ヨーロッパに行くとなれば、アンカレッジで長いトランジットが待ち構えていた。 そんなことを思えば、マシなのだろうか？ フランク…

五年に一度、ドイツで開催されるインターシュッツは、ヨーロッパ最大の消防防災展である。 ヨーロッパ全土から、防災メーカーが集結し、日本国内からも主要な防災メーカーが出展している。 翻れば、五年前、初めて出掛けたインターシュッツで見た消防車両は…

春の立山連峰は、雪が溶け、雷鳥も冬毛から夏毛に生え変わる時期だ。 しかし、ちょっと油断をすると、真冬に逆戻りするのも、この時期ならではだ。 雷鳥沢から、劔御前を望むと大きな雪渓が待ち構えていた。夏はジグザグと長い道のりを登らねばならないが、…

何かやってみたいと思った時、皆さんならどうするだろう。身近なひとに相談するだろうか。こんな事をやってみたい、といった時、相手の反応はどうだろう。 それは、無理だよ、なぜなら・・・と言ってできない理由を淡々とのべる人が少なくない事に気付くだろ…

黒字決算を計上している企業のトップにインタビューすると以外にも『特別な事はしていない』という答えが返ってくるそうだ。 また、そんな企業には共通点がある。例えば、必ず電話はワンコールで出る。朝出社する時、帰る時必ず挨拶をする。送られてくるメー…

以前、『先ずは隗より始めよ』という記事を書いたことがある。 これは、中国のことわざであり、大事を行うには、先ずは身近な事から始める例えとして用いられている。 私たちも、中期経営計画の達成に全力を挙げて取り組んでいるが、その前提として、『先ず…

指示された事すらやらない 指示された事はやる 指示された事を考えてやる 指示された事を工夫してやる 指示された事すらやらやらないのは、問題外だが、指示された事を、何も考えないでただやるのも問題だ。 想像力を働かせて、仕事をする事は、仕事のつなが…

消火薬剤には、様々なものがある。粉末系、水系、ガス系などはその代表だが、その中でもガス系は、周りを汚損することなく消火ができる為、使い勝手が良い。 しかし、昨今では、オゾン層を破壊する事から、ハロン系（フロン系）の消火薬剤は制限を受けている…

道路交通法が改正され、悪質な自転車運転手には、安全講習が義務付けられるようになった。 私は、趣味でロードバイクに乗るが、これまで子供たちや一部大人の自転車のマナーには問題があると思ってきた一人だ。 自転車は、軽車両であり信号や交通標識を守る…