長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

消防操法大会と梯子


 6月の後半から、石川県内では各地で消防操法大会が開催される。
 この日の為に、消防団員は仕事が始まる前の早朝から、そして仕事が終わってから毎日訓練を行う。この期間は、家族の理解がなければ乗り越えることができない。
 基本動作を毎日まいにち繰り返し、完成度を高めていくのである。
 今日は、かほく群市、穴水町金沢市において消防操法大会が開催された。重たい雲がかかっていたが、何とか天気は持ちそうである。
 金沢市消防団は、玉川の訓練所で大会が開催された。訓練所の片隅に、金沢市消防団の梯子作業場がある。
 ここでは、加賀鳶梯子登りに使われる梯子を制作している。梯子を組む職人さんが居なくなった時の為に、消防団員が梯子の組み立て技術を学んだのである。
 今では、県外の消防団にも販売するまでになったと聞く。作業場には、真っ直ぐで太い青竹が沢山立てかけてあった。しばらく寝かせることで曲がりを取り、強度が増すのだそうだ。
 消防団は火災や自然災害時の対応と共に、伝統文化の担い手なのである。
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