長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仏の笑顔

今日の金沢は、青空が広がり、桜の蕾もほころんだようだ。 今日は、今期最後の納車のご挨拶に珠洲市にうかがった。県内の消防本部では今期限りでご退任される皆さんが沢山いらっしゃる。 今回最後の納車をさせて頂く、珠洲消防署の署長も今期で勇退される。…

シーズンなのに…

この所、ようやく暖かくなり、趣味のバイクも実走ができる気温になって来ているのに週末は恨めしい雨である。 この所の睡眠不足がたたって、少々体調が思わしくないが、全く動かないのも反対に良くない。 時間を見つけてトレーニンを重ねて来たが、疲れが取…

結論から考える

何事も上手く行く人と、そうでない人の違いはどこにあるのだろうか。そのひとつが、考え方の癖である。 目的を決め、その実現の為に何をすればよいか、という思考と、こうなったら、こうしよう、そしてさらに、こうなったらこうしようと現状を積み上げていく…

小さなこだわりが大きな商機を生む

私たちの製造する車両には、暗黙品質と呼ばれるものがある。これは、特に仕様書に書かれていなくとも当たり前に行う弊社標準の仕様をいう。 そう、長野ポンプ製の消防車両すべてが当たり前に行ってきた事であり、ある意味当たり前の事なので特にパブリシティ…

今、ここにある幸せ

先日、ブックストアーである本が目にとまった。一旦、通り過ぎたのだが気になり、戻ってその本を手に取った。 その中で見つけたのが『今、ここにある幸せに気づく』というフレーズだった。確かに、私たちは当たり前の事に感謝をする事を忘れがちである。 一…

私たちの使命は

この時期になると、脳みそがねじれる程様々な事を考える。 私たちは、何者で、何故この事業を営み、これからどうなって行くのかを考えるのである。 企業の営みは連綿と続くが、一定の時期に私たちが何故存在するのかを確認する必要がある。それが、私たちの…

近江商人商売の十訓

近江商人は、商売は、売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならないと説いている。これを三方良し『売り手良し、買い手良し、世間良し』と言う。 そして、近江…

必ず出来ると信じる

仕事を成功させるポイントは、イメージ力である事はこれまでもお話しして来た通りだ。 私たちは、イメージする生き物だ。そして、強くイメージした事を実現させる能力を持つ。あえて能力と言うのは、ポジティブな事もネガティブな事も両方とも実現させてしま…

持久力を求められるスポーツの要はカリウム

マラソンや自転車競技など長時間の持久力を求められる競技では、水分補給が大切であるが、それと同時にミネラルの補給も大切になる。 例えば、カルシウムは筋肉の収縮を司り、血中から不足してくるとパフォーマンスが落ちてくる。また、カリウムも筋肉を収縮…

春の息吹

今日は、仕事で能登町に向かった。 季節外れの寒波は奥のとに雪をもたらした。桜峠は雪で真っ白になっていたが、景色だけを見れば、冬の装いだが何時もとは様相が違っていたように思う。 同じ雪景色でも、春が近くなると、太陽の陽射しはエネルギーに満ち溢…

サノマジック!

皆さんは、木造の自転車があるのをご存知だろうか。それを、サノマジックと呼ぶ。自転車といえば、クロモリやアルミ、ステンレス、チタン、CFRP(カーボンファイバー)が思いつくだろう。 しかし、もともと木造艇職人として世界に名を轟かす佐野氏がつく…

新出製パン

新出製パンは当社から車で2〜3分の所にあるパン屋さんである。 実は、知る人ぞ知るパン屋さんで、パンを予約販売している。店内にはところ狭しとパンが並んでいるがその殆どが予約で焼かれたものなのだ。 お店は、道路から奥まった所になるので、場所を知…

責任感

この年度末、弊社工場には、まだ何台もの消防車両が出荷を目指して製造の半ばにある。今期も、正味一週間で次年度を迎える。 消防車両の殆どが年度事業である為、最終の契約の納期は月末の31日である。毎日、工程の微調整を繰り返しながら、これまで来たが…

三現主義

『現場』『現実』『現物』を三現主義という。エンジニアリングの世界では机上の空論では、優れたものは出来ない。 前職で、生産技術に携わっていた時、考えに考えて考案した製造機器を実際に図面に落とし込んで現物にした。しかし、それは全く役に立たなかっ…

視点

業務拡大の為に営業所の社員の募集したところ、多くの方々から応募を頂いた。応募頂いた全ての方とは面談出来ない為、一次選考は書類選考とした。 私たちは、単純に年齢では選考はしない。 先ずは、履歴書の書き方を見る。文字は丁寧に書かれているか、写真…

52回目の誕生日

気が付けば、何と52回目の誕生日を迎える事になった。何時も、誕生日が来ると、昨年の今日は何をやっていただろうと考える。もう、6年と半年続けているブログを読み返すと、その時の心情を知る事ができる。 社員の皆さんに向けて、様々な事を発信しようと…

好きな仕事をするか、仕事を好きになるか

自分の好きな事を仕事にできる人間は一体何人くらい居るだろう。 ある意味では、好きな仕事など考えた事もなく、単純に目の前にあった仕事が、今の仕事になっている人の方が多いのかもしれない。 だからこそ、仕事が面白くない、仕事が大変と嘆く前に、与え…

全ての仕事は繋がっている

問題の本質は、何故・何故を五回繰り返す事で見えてくる。 何故、そうなったのか、何故そうなったのか、何故そうなったのか、そして何故そうなったのか、さらに何故そうなったのか・・・ 深く、問題点を掘り下げる事でその殆どを認識する事が出来るのである…

涙の訳・・・

今日は、私がPTA会長を務めている、星稜中学校の卒業式が挙行された。 毎年、卒業式の送辞と答辞はとても感動する場面である。今年の答辞は星稜中学野球部のキャプテンが在校生に向けて語りかけた。 その内容は、とても感動的で会場の涙を誘った。また、…

当たり前の基準

東日本大震災の支援で、宮城県PTA連合会に行ったのは震災発生後の一ヶ月後だった。 当時、宮城県PTA連合会の江刺事務局長が『今回の津波で年老いた両親を亡くしたが、葬儀を出す事が出来ただけで幸せです』と語った言葉が、今でも忘れられない。 震災…

あれから三年・・・PTAから見た被災地

三年前の3月11日・・・ 私は、名古屋高速の上にいた。緊急地震速報が流れ、直後に高速を下り路肩に車を止めた。大きな揺れの後ビルから沢山の人が飛び出て来たのを今でも鮮明に覚えている。 ホテルのテレビで見た光景は現実のものとは思えなかった。ただ…

曲がりやすくしたい・・それを実現する

消防車両の中で、水槽付きポンプ自動車というカテゴリーは、少しでも多くの水を積載する為に重く大きくなってしまいがちだ。 したがって、火点直近車(火元近くに部所する車両)として、有効に活動する時は、多くの水量を積載し、且つ、狭隘地に侵入しやすい…

GR

私は、特にカメラにこだわりがあるわけではない。きれいな写真を撮ろうと思えば一眼レフのカメラがいいのかも知れない。 ただ、大きなカメラを首からぶら下げる勇気が無いだけである。カメラはポケットに忍ばせて、撮りたいときにさっと取れるのがいいと思っ…

雪の中の入魂式

啓蟄も過ぎたというのに。今日の金沢は朝から雪模様である。 今日は、入魂式に出席する為に小松に向かった。車の上に雪が積っているので、屋根と窓の雪を落とし、さて出発だ。 途中、高速道路はところどころ吹雪いて視界が効かない。外気温も2度を示してい…

どうつくるか、ではなく、何故つくるか・・・

私たちは、これまで消防業界において様々な技術革新を行ってきた。頻発したポンプ装置の作動不良を解決する為に開発した電磁クラッチ式自動揚水装置は、特許を取得することなく一般に公開し、現在では全ての消防車メーカーが採用するに至った。 また、サイド…

問題の本質をつかむ

現在の発生している問題は、すなわち結果である。その問題が発生するには、上流でその原因があったはずである。 先ずは、その問題の本質を議論する事が正しい。現在発生している問題の対処は、まさしく対処でしかなく本質の解決ではない。 その解決を一生懸…

諦めたら終わりだ

何事も諦めたら終わりだ。どうすれば出来るか議論している中で、評論家は不要だ。 『それでは上手く行きません・・・』ではどうするのだ。上手くいかない理由など聞きたくもない。同じエネルギーを使うなら上手く行く方法を考えよ。 現状を認識する事は否定…

16年前のチケット

一人の女の子が、家族と東京ディズニーランドに出かけたことからこの話は始まる。 多くあるアトラクションの中から、人気のビッグサンダーマウンテンに乗ろうと、長い列に着いたのだろう。自分の番になった時、身長が足らず残念ながら当時三歳だった彼女は、…

常にお客様の立場で最善かを問う

私たちの、企業理念の中には『常にお客様の立場で最善かを自らに問い・・』という一文がある。 ものづくりは、いかに品質の高いものをつくるか、ということ以前に、お客様の立場でものづくりをしているかが問われる。 ものづくりがマスターベーションであっ…

プロポリス原液

この時期は、周りでインフルエンザや風邪が猛威をふるっている。 私は、扁桃腺が弱く、風邪の引き始めは喉が痛くなる。これまでは直ぐに抗生剤を飲んでいたが、ある医者から抗生剤は風邪には効かないし、体の免疫力を落とすのであまり飲まないほうがよいと言…