長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アキレス腱炎が復活

毎日、早朝ランをやっていた時、走りすぎたのか、走り方が悪いのか、左脚がアキレス腱炎になった事があった。 整骨院の先生は、走らなきゃ治るよとおっしゃっていたが、そういう訳にもいかず、バイクを始めたのもそれが理由だった。 今年は、登山をする機会…

打った点は必ずつながる

『未来に先回りして点と点を繋げる事は出来ない。君たちにできるのは過去を振り返って繋げる事だけだ。だから、点と点が何時か何らかのかたちで繋がると信じなくてはならない』と言ったのは、アップルコンピューターのスティーブジョブズだ。 その瞬間は、自…

未来を創るか、未来に翻弄されるか。。

ハイブリッド車の市場を創ったのはトヨタだった。当時、車が環境に与えるインパクトを、重大な問題と捉え、大きな開発コストを掛けて、それを実現させた。 未来に向けての挑戦は、『勇気』では無く『覚悟』が必要だ。 各社がハイブリッドの開発に目を向け取…

ナノパフプルオーバー

晴天の秋山では、行動中は暑くて汗をかくが、いったん止まると直ぐに冷えて寒くなってしまう。特に、風が強い場合はあっという間に体温が奪われてしまう。 この時期は、薄手のソフトシェルもいいのだが、私は化繊のインサレーションをザックの雨蓋の下に忍ば…

全体から部分か、部分から全体か

メカニカルデザイン(機械設計)は、全体の構想があって、部分へ落とし込むことがセオリーだ。また、企業もビジョンがあり、その実現の為に部分に落とし込まれる。 一方では、ものづくりの工程は、部分の工程があって消防車一台の全体の工程に落とし込まれて…

森林限界は紅葉が満開

森林限界を越える標高2400m付近は、紅葉が満開である。 紅葉は、1日の最低気温が8℃以下になると始まり、5〜6℃に成ると一段と進む。 鮮やかに紅葉するには、日中の気温が20℃前後、夜間が5℃前後まで下がり、昼夜の温度差が大きければ大きいほど綺麗…

一歩一歩の繰り返しが・・・

縦走登山をしていると、これから行く山々が遠くに小さく見える。ずいぶん遠くまで歩くんだと思うと、小さな緊張感を覚えるものだ。 そして、一歩一歩の繰り返しでそれが少しずつ大きく近くに見えて来る。そして、気づくとその頂きに立っているのである。 そ…

佐々成政の行った道を行く

富山城主、佐々成政が雪の立山連邦を越え、信州に下り、浜松城主徳川家康を訪ねた事は良く知られている。 織田信長が、世を去った後、豊臣秀吉と家康、信雄の連合軍が戦い、成政は織田信長の恩に報いる為、家康側につくが、秀吉に丸め込まれた信雄が秀吉に付…

突然にどう対処するか

今回の研修登山は気づきの連続だった。縦走登山の計画を立てることからスタートし、ルート、行動時間、装備、非常の場合のエスケープルート等、様々な場面を想定しなければならない。 計画は、イメージすることが大切だが、イメージには経験の積み重ねが必要…

東山の混雑にびっくり!

シルバーウィークの日曜日、なにやら金沢市内が騒がしい。車で走っていても、沢山の人達が歩いており、狭い歩道からはみ出している。 特に、私が住む東山の付近は、東の茶屋を目指しているのだろうか、こんな光景は見たことがない。間違いなく、新幹線効果だ…

久しぶりの早朝ロード

9月に入ってから、雨の日が続き、全くバイクに乗ることができなかった。 ともかく、ひたすら三本ローラに乗る日々だった。シルバーウイークに入ってから天候が回復し、秋らしい日になった。 今日は、久しぶりに早朝ロードに出かけた。早朝といっても、いつ…

ヒートテックは山着に使えるか

山の秋は短く、あっという間に冬がやってくる。特に紅葉の時期は、雪が降ることも珍しくはない。 こんな時に、稜線で強い風に吹かれるとあっという間に体温を奪われてしまう。風を防ぐ対策をしないと、低体温症を引き起こす可能性が高くなるのだ。 最近では…

主義主張

あくまでも私見であることをお断りしておく。 多くの人たちが国会前に集まり、シュプレヒコールをあげ大騒ぎをしている映像がテレビに流れた。日本は、民主主義の国家だからそれぞれの主義主張があっても構わない。これは、大原則だ。 ただ、ひとつの疑問が…

論点は・・・

ブログには、政治的、思想的な事は記さないようにして来た。しかし、昨今のマスコミの偏重、誘導報道には、へきへきしている一人だ。 安全保障法制が参議院特別委員会で可決された。賛否はあるだろうが、国会の議論を聞いていても議論になっていない。ミクロ…

動機はシンプルだった・・・

五年前、ドイツで開催されたインターシュッツ(消防車、消防機器の国際見本市)が消防車とはどうあるべきか、という事を明確にしてくれた。 鉄骨と鉄板で構成されている日本の消防車に比べ、ドイツのそれは、オールアルミニウム製だった。軽量だが、強度が鉄…

幸せってなんだっけ・・・

昔、明石家さんまが『幸せってなんだっけ、なんだっけ・・・』と歌っていたテレビコマーシャルがあった。ポン酢醤油のコマーシャルだったと思うが、今の子供達にはわかるまい。オチは『ポン酢醤油のある家さ・・・』だった。多分想像だが、当たり前のことが…

エンジニアはやる方法を探せ

何度も、言い続けている事だがなかなか根付かない事のひとつが、課題を解決する時の考え方である。困難があると、それを乗り越えるのではなく、やめてしまう傾向がまだまだ散見される。 大切な事は、できない理由を探すのではなく、やる方法を考え工夫する事…

黒ニンニクのパワー

黒ニンニクは、ニンニクを発酵熟成させたもので、炊飯器があれば家庭でも比較的簡単に作ることができる。 作り方そのものは、ネット上に転がっているのでそれに譲るが、驚くのはそのパワーである。1日一粒を目安に食べるのだが、足の指先、手の指先がポカポ…

ゴアテックスとポリウレタン透湿素材

私たちが、山に登り始めた頃のカッパは、ナイロン地にゴム引きされたものだった。当然、今でいう通気性も透湿性もなく、雨の日にそれを着て行動すれば中は汗で蒸れてカッパを着なくても変わらないほどだった。 それが、ゴアテックスという素材が発明され、環…

小さな連続の結果

今回の大水害は、多くの方々に大きな被害を与えた。この場をお借りし、心よりお見舞いを申し上げたい。また、一日も早く、通常の生活に戻れるよう祈念したい。 たぶん今回の水害が発生する原因は、遥か昔の小さな出来事だったに違いない。地球の気象は、突然…

有難うと当たり前

SNSになるほど、と思うことが書かれていた。良い気付きを今日はもらった。 幼いころから、人から何かをしてもらったら、『ありがとう』と言いなさいと言われてきたはずだ。『ありがとう』は『有難う』と書く。 『有難う』は、『有難し』という意味だ。有る事…

こだわりを持て!

デザイナー(設計)はこだわりを持って欲しい。これが終わったら、これが出来たらではなく、今すぐに改善できるものは、すぐに改善をするのだ。 私たちの、経営理念には『現状を否定し、より優れた製品とサービスを提供する』という一節がある。 現状を否定…

手足を速く動かすのではない、やり方を変えるのだ

手足を速く動かすには限界がある。仕事の効率を上げるためには、いかに速くそれを行うかも方法のひとつだが、それには限界があるのだ。 以前にも記したが、一時間で行くことができる場所まで50分で行くのは難しくはない。早歩きをするか、走れば良いからだ…

オリジナルを大切にする

本田技研工業の創業者、本田宗一郎は、決して人まねを良しとしなかった。 二輪車の世界で名を馳せていたホンダが、四輪車の世界でもその地位を確立したのは、CVCCエンジンの開発だった。 米国で制定された、マスキー法(大気浄化法)による排気ガスの規制は…

大日平の秋

大日岳は、立山連峰の西側に位置し、標高2501mの頂を持つ。大日平は、高山植物の宝庫で、大日岳の裾の眺望は素晴らしい。 立山連峰の北側に位置する岩と雪の殿堂、剱岳と比べると対象的である。 大日岳は、立山の観光スポットのひとつ称名滝から登山道が…

挑戦する理由と挑戦しない理由

物事に積極的に挑戦し、成功している人とそうではない人の話を聞いていると面白い事に気づく。それは、物事に挑戦する理由が同じだからだ。 うまくいかないから。。お金がないから。。体力がないから。。良い点数が取れないから。。危険だから。。など、すべ…

オリンピックのロゴ問題に思う

何故か最近釈然としない事が、散見される。確定もしていない事を、メディアをはじめSNSでも悪と決めつけ、大騒ぎをする。そして、それに付和雷同するかのように、オリンピックのロゴが白紙撤回される。すると、ネットの勝利だ、などと言うわけのわからな…

平凡を非凡に努力する

通常の企業活動において、一つひとつは、難しくもなく平凡な事の繰り返しだ。そう、一つひとつは、平凡で当たり前の事なのである。しかし、、平凡な事のほとんどは、人間の本能によって行われるものではない。 平凡で当たり前の事も、繰り返しの訓練で身に付…

事実と解釈

発生した問題を解決する為に、先ずは問題の本質がどこにあるのかを探る必要がある。 表面上の現象に目先を囚われていたのでは、もぐら叩きの様なもので、現象の対処にしかならない。 問題の本質は、何故なぜを五回繰り返すという事が必要だとこれまでも述べ…

自己陶酔しない

私たちは、常に外的変化にさらされ、その都度様々な判断を行い企業を前進させていかねばならない。 企業経営には、定性的な部分と定量的な部分が両輪として存在している。定性的な部分は、企業理念、経営哲学、さらに凡事徹底の様に精神的な事である。これは…