長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

佐々成政の行った道を行く


 富山城主、佐々成政が雪の立山連邦を越え、信州に下り、浜松城徳川家康を訪ねた事は良く知られている。
 織田信長が、世を去った後、豊臣秀吉と家康、信雄の連合軍が戦い、成政は織田信長の恩に報いる為、家康側につくが、秀吉に丸め込まれた信雄が秀吉に付いてしまう。
 そこで、成政は、家康に会いに行こうとするが、越後には上杉、加賀には前田利家がいたのである。
 密かに、浜松へ行くには、立山連邦を越えるしかなかったのである。その際に通ったルートが、立山室堂を経由し、浄土山、ザラ峠を越える難所だった。
 今回は、そのルートを行く事になったのである。今のように、何の装備もなく雪の立山連峰を行く事は、かなり難しかったと思う。成政が辿った道を歩き、当時に想いを馳せるとなんとも言えない不思議な感覚に陥ちいたのである。
 薬師岳までの道のりは、思った以上に長く、集中力を奪われたが、何とか目的地に到着する事ができた。
 自然は私たちに様々な気づきを与えてくれるのである。
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