長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

目標を定め、その実現のために今日全力を尽くせ

今日の積み重ねが未来を確実なものにするのではない。未来を定め、その為に今日何をするかが未来を確実なものにするのである。 その為には、毎日の業務にもこの価値観をすり込み実行して欲しいのだ。『これはやらなきゃいけないね』、という掛け声だけでは何…

意味ある他者との出会い

私たちは人生の中で必要な人に必ず出会うことが出来る。それも、全てが絶妙なタイミングでそれは起こる。 わずかな時間のズレが出会いを引き寄せ、または遠ざける。しかし、私たちに求める心がなければ、その人が自らの面前に居たとしても縁で結ばれる事はな…

基本に忠実に

消防車両の高度な車体設計、加工技術を支えているのは、高度なCADシステムや工作機械だけではない。 それは、設計の基礎であり、基本的な加工技術なのである。昨今、消防車両も非常に高度な要求が少なくない。 CAFS、サイドプルシステム等、それは多岐にわた…

奥のとは冬支度

今日は日曜日だったが、早朝6時に起床して身支度を整えた。珠洲市で入魂式に参加するためである。 今日の金沢は朝から悪天候で能登有料道路を北上するに連れて雨は強くなってくる。天候が悪いので何かあったら困ると思い、何時もより早く出たのが裏目に出て…

袖触れ合うも他生の縁

今日、ある新聞の地鳴りを読んでいると袖触れ合うも他生の縁という言葉が書かれていた。 内容から少々違った意味で使われているように思った。多分、知ってお使いになっているのだろうが、本来この『他生』の縁『他生』という言葉は『前世』の対義語であり、…

仕事を繋げて考える

現在、皆さんがやっている仕事は必ずどこかに繋がりを持っているはずだ。それだけで完結する仕事など殆んどないものだ。 すなわち、自分の行っている仕事が全体のどの位置にあるのか、その他にどのような影響を及ぼすのかを仕事全体を俯瞰的な視点から見て理…

岐阜県下呂へ

今朝の冷え込みは多分この秋で一番ではなかっただろうか。もう早朝5時半は夜が明けておらず真っ暗だ。バイクの朝トレはそろそろ終わりかな、と思う。 防寒着を引っ張り出し、いつものコースへ。一時間ほどで戻ってきたが、足の指先が冷えて感覚が無くなって…

形骸化していないか

常に最終着地点をイメージして仕事をしているだろうか。仕事はこなすのでは無く、結果をイメージして進め、結果を出す事が大切だ。 私たちの仕事のひとつに消防設備の保守業務があるが、これも点検を行い、終わりではない事は承知している事と思う。消防設備…

自分だけ知っている・・・

情報の共有はビジネスには欠かせない。情報を入手したら関係部署全体に伝わるよう情報の発信を行って欲しい。 特に今期からは事業部制が部門制に移行し、これまでひとつの組織であった製造部門、営業部門がそれぞれ別の組織となった。 多分、私たちの規模の…

問題を問題として認識する

例えば、100の問題が発生しているとすれば、私たち経営者が認識している数は一ケタにすぎないだろう。 なぜなら現場が問題を問題として認識していない可能性が高いからである。 約束の時間に間に合わなかった、見積もりを約束の期限に提出できなかった、…

過去から学ぶ

過去から学び現在に生かすことは大切な事だと思う。しかし、過去の栄光を語ってもそれはノスタルジックでしかない。 それはそれで悪いわけではない。しかし、仕事で過去を懐かしんだり、過去の栄光を語っても仕方がない。 大切な事はそれから学び現在の問題…

軽井沢蒸留所

昨日、立ち寄ったバーに軽井沢蒸留所が蒸留したウイスキーが置いてあった。 私はあまりウイスキーの事は詳しくはないので、軽井沢に蒸留所があった事すら知らない。 調べてみるとメルシャン株式会社が蒸留していたウイスキーのようだ。メルシャンといえばワ…

多感な時期を生きる君たちへ・・いのちを考える

私たちがこの世に生を受ける事が出来る確率はどれくらいか考えた事があるだろうか。 私たちがこの世に存在するためにはわずか20世代前にさかのぼるだけで、100万人もの人たちが係わり、この誰一人が欠けても、今の自分は生まれてこない。 そして、同じ…

残念・・・ジャスティン君

2610地区で受け入れをしていた国際ロータリーの交換学生のジャスティン君が帰国して一ヶ月が過ぎた。 ちょっとした病気で手術を受けることになり、帰国して治療する為に来日して二週間で一時帰国したものだ。 私たち金沢ロータリークラブのメンバーもホ…

視点の転換が成熟産業を延ばす

私たちのものづくりに欠かせないのが『ネジ』である。基本的に精密ネジはJIS規格、ISO規格で寸法等は決まっているのでどこがつくっても同じものが出来る。 だからこそ、私たちは安心してネジを持ちいて消防車両を製造する事が出来るのである。 さて、この様…

先達の偉業・・・黒部川第四ダム

毎年、この時期になると金沢ロータリークラブの職場見学会が開催される。今年はクラブメンバーである北陸電力石川支店長のお世話になり、関西電力黒部川第四発電所を訪れた。 宇奈月側からトロッコ電車に乗り欅平駅に向かう。途中の黒部渓谷の景色は、紅葉に…

ものづくり集団の誇り

私たちの企業には連綿と受け継がれている思想がある。それは『決して出来ないと言ってはならない』という言葉であり、これを私たちはナガノイズムと呼んでいる。この言葉は初代長野三郎の言葉として受け継がれている。 但し、言葉だけが受け継がれているので…

一人で走ると甘くなる

今日は午前中、長野県からのお客様が工場見学にお越しになられるので、その対応の為に高柳工場に向かった。 日曜日は工場が操業していない為、作業をご覧頂く事は出来なかったが、私たちのものづくりの考え方と送水技術についてお話させて頂いた。 丁度、先…

インターバルトレーニング

昨年惨敗したツールド沖縄210km市民レースにリベンジしようと決心したのは今年の春だった。 昨年は自分の力の無さを思い知った。決して平坦ではなく、名護市から北上する海岸線はアゲンストの風がライダーを悩ませる。集団に置いていかれれば先ずは完走…

ブレてはイケない・・・

企業には創業時の目的が必ずあるものだ。何故この企業が出来たのか、何の目的で、何をしようとしたのか。 私たちもグループ企業を設立する際に、何を目的に設立するのかを十分に議論する。そして、目的を達成する為に何をなすべきかを考え実行して来たつもり…

問題の本質は・・・なぜ算数が不得意なのか

小学校5年生の三女は算数があまり得意ではない。算盤塾に通っているので、暗算は得意なのだが算数がダメなのだ。 昨晩も宿題が解らないと言うので見ていると、どうも数字が不得意なのではないという事が分かって来た。 今朝も出がけに、昨晩やっていた宿題…

逆転の発想

私たち人間や動物は一個の受精卵が細胞分裂し、全ての細胞をつくり出している。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、心臓をはじめとした内臓や、神経、筋肉、脳の細胞に変化する。これを『分化』というそうである。 しかし、一度細胞分裂を行い変化した細胞は…

戦略なき戦術は勝利を導く事はできない

先日、東京出張の帰りに羽田空港の書店で『失敗の本質』という本が目に付いた。 これは第二次世界大戦で旧日本軍と連合国軍の勝敗を分けたものは単なる物量の違いや一部の司令官の判断ミスによるものではなく、戦略を含めた大局感の違いであることを示唆して…

日本一の機関員・・・全国消防操法大会

昨日、紹介申し上げた、全国消防操法大会の結果が今日の新聞に掲載されていた。 かほく市消防団高松第二分団は優良賞に入った。そして、優秀選手には吉多くんが選ばれた。彼は高松第二分団の4番員(機関員)でもあり、弊社製造部の社員でもある。 彼は長年…

精神は肉体を支配する・・全国消防操法大会

夜半からの雨も上がり金沢の空はところどころ青空が覘いていた。今日は東京ビッグサイトで全国消防操法大会が開催された。石川県からはかほく市消防団高松第二分団が初出場をはたした。 この日の為に団員は日夜、血の出るような思いで訓練をこなしてきた。そ…

歴史から学ぶ

私たちには素晴らしい教科書がある。それは歴史である。初等教育、中等教育、高等教育で歴史を学ぶが、その目的は年号を覚える事ではない。 原因があり、その結果が歴史である。私たち日本も様々な変遷を経て来た。今の日本も過去の積み重ねの結果だ。 ロー…

現状否定とは現状批判ではない

私たちの経営方針には『現状を否定し、より優れた製品とサービスを提供する』という一文がある。外的要因は常に変化をしており、自らが変化しなければ、それは成長ではなく後退している事に等しい。 成長する為には先ずは現状を否定し、自らやっている事がこ…

大切なのは始める年齢ではなく、やるか否かである

14歳で学校をやめたカーネルサンダースはその後農場の手伝い、ペンキ塗り、路面電車の車掌、保険のセールスマン等の職を転々とした。成功を収めたのは40歳を過ぎてからであり、ガソリンスタンド、レストラン、モーテルの経営だった。 しかし、新たな高速…

頑張れ吉多君

今週の7日、日曜日に東京ビッグサイトに於いて第23回全国消防操法大会が開催される。 石川県からは、かほく市消防団高松第二分団が県代表として全国大会に参加する事になっている。高松第二分団には弊社製造部の吉多君が四番員(機関員)として出場する。…

最初にこちらが『ノー』と言えば相手は永遠に『ノー』と言うだろう

『YES/BUT』で話をすれば良いんだよ。特に目上の人や役職の上の人と話す時は気をつけなさい。この言葉は私が敬愛する経営者が当時まだ若かった私に教えてくれた事だ。 当時、私が所属していた企業は瀕死の状態だった。立て直し屋と言われた彼が出向する時、…