大切なのは始める年齢ではなく、やるか否かである
14歳で学校をやめたカーネルサンダースはその後農場の手伝い、ペンキ塗り、路面電車の車掌、保険のセールスマン等の職を転々とした。成功を収めたのは40歳を過ぎてからであり、ガソリンスタンド、レストラン、モーテルの経営だった。
しかし、新たな高速道路の建設により交通の流れが変わり、店を手放し一文無しになった。カーネルサンダースが手元に残ったフライドチキンのレシピを手にケンタッキーフライドチキンの事業を創めたのは65歳の時だった。
ベンジャミンフランクリンがアメリカ合衆国の憲法草案を書いたのは81歳の時である。私の知人は70歳から走り始めて、83歳でフルマラソンを完走し、その後、幾度もフルマラソンを完走している。
50歳になって体力が落ちたなどとは口が裂けても言うまい。
モーツアルトがモーツアルトシンフォニーを発表したのは彼が7歳の時だ。ウイリアムピット二世が英国の首相になったのは24歳の時だった。
何をいいたいのかと言うと、若すぎるとか歳をとりすぎているとかという事はできない理由にはならないということだ。
大切なことはそれをやろうとする勇気、信念、そして気概だ。年齢は能力にほとんど関係が無い。
サムウエルウルマンは『青春』という詩の中でこう書いている。
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ・・・
歳を重ねただけで人は老いない 理想を失う時初めて老いる
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる・・・
そう、人間のパワーはやると決めた時に無限となるのである。
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