長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タンパク質を頂く

どうも歳を取ると脂っこいものよりもさっぱりした和食が食べたくなる。 ドイツへの出張では、まるまる一週間は日本食を食べることができないので少々苦痛だ。特に、三、四人分はあろうかという肉の塊は日本人だと一人ではやっつけられ無い。 今回、ドイツ出…

ランとバイク

今日から、ゴールデンウィークに突入した。変形性膝関節症により、うまくペダリングができず、これまでの様にバイクに乗れない為、運動量が大きく落ちた。 加齢と基礎代謝が低下しているにもかかわらず、食べる量が変わらないので、結果として体重増加となる…

今期最終営業日

私たちの新年度は5月1日から4月末日までだ。従って、今日で、今期が終了した。 多くの問題もあった。問題を問題として認識できることがまだ救いか。。今期は、私たちの物づくりが大きく変化した年だった。 六年前から準備してきた、ALPASシステムを採用し…

全体から説明する

全体像を把握したうえで、何故するのか、目的を明確にして丁寧に説明する事が大切だ。 部分だけを説明しても、片手落ちだ。全体が無いから、理解が進まない。従って、正確に把握できないから、行動も目的に即したものにならない。 今自分が考えている事、や…

少し走ってみた・・

足底腱膜炎と膝の膝蓋靱帯を痛め、ここ何年かは走ることができなかった。 それでランからバイクに乗り始めたのだが・・骨盤の歪みが元で体全体のバランスが崩れていることが、問題の本質か・・ 骨盤が歪んだままで、クリートで足を固定し、ペダリングをすれ…

松本へ

長野市までならば、北陸新幹線を使うと便利だが、松本方面はローカル線に乗り換えなければならないので少々不便だ。 この際だからと、車で出かけることにした。約400km弱の道のりである。 業界団体の総務委員会、理事会は毎年この時期に開催され、5月に…

87年シャトームートン・ロートシルト

菱機工業の北川社長は、ワインの先生だ。仕事でお客様に振る舞うために勉強したのかはわからないが、会社にワイン300本を収納できるワインセラーを完備しているらしい。 シャトームートン・ロートシルトは、ボルドー・メドック第1級に君臨し、五大シャト…

人生の扉

竹内まりやがデビューしたのは今から39年も前のことだ。私たちが学生の頃、彼女の歌をよく聞いた。 青春時代の心に響く歌声だった。彼女も、もう62歳になる。当然、私も歳をとった。 彼女の歌に『人生の扉』という歌がある。その中にこんな歌詞がある『…

アイゼンを調整

五月の連休を利用して春山へ出かけるのは最近の恒例行事だ。 厳しい厳冬期は、自分の背丈に合った山を選択し、天候の良い日を見計らって出かける。確かに厳冬期は非常に厳しい環境だが、十分に計画と準備を行い慎重に行動すれば、筆舌に尽くし難い景色に出会…

枠を乗り越える

経験から出来上がった常識は、ある意味で厄介だ。 経験が豊富だからこそ、経験の中から常識を創り出し、それからはみ出すものを否定する。前にやってみたけれどできなかったというのだ。 しかし、それでは物事は前に進まない。知りたいのは、出来ない理由で…

伝統は革新の連続

『千年働いて来ました』の中頃に金沢の箔の技術を応用し、スタンピングフォイル(転写箔)を開発した金沢の企業が紹介されていた。 そう、いうまでもないカタニ産業である。 『伝統は革新の連続』という言葉は社長の蚊谷八郎氏の言葉だ。 日本の金箔生産量の…

視座

私たちの周りには、答えのない問いが数多く存在している。ALPASシステムの基本はZieglerから得ることができるが、それが全てではない。 それは答えのない問いであり、私たちが創り上げていくものなのである。 より良いものとするにはどうすれば良いか。利己…

機会を与える

若いからではなく、経験が少ないからでもない。 やる気と、やり遂げる意識と、素直に学ぶ姿勢があることが大切だと思う。 スタートでは経験不足からくるものもあるかも知れないが、やる気とそれをやり遂げる意識は、時間とともに経験不足を凌駕すると信じた…

次年度に向けて

ドイツからの出張の余韻もそこそこに、次年度の体制を計画しなくてはならない。常務がたたき台を策定してくれたので、それをベースに検討する。 誰に何をさせるかではなく、何のために組織で何をするかが大切だ。 昨年は様々な問題を露呈させたが、何故そう…

Jet lag

昨晩のフランクフルト20時45分のフライトで日本に戻って来た。 今回の研修と交渉はほぼ目的を達成することができた。 今回の研修はこれで終わりではなく始まりだ。研修に参加した製造部門のマネージャー、設計部門のマネージャーは、すぐに来年度の準備…

帰国へ

一週間に渡ったドイツZIEGLERへの出張も最終日を迎えた。 昨日、ギーンゲンからフランクフルトに戻った。昨晩の宿はフランクフルト郊外の森の中にあるホテルだ。 ホテルの周辺には小さなフォレストが沢山あり、早朝は多くの人たちがジョグ、ウォーク、犬の散…

ドイツ六日目

長かったドイツでの出張もこれで終了である。ギーンゲンからアウトバーンを走りでシュッツトガルトへ立ち寄る。 スカラデザイン社のピータータイス社長とシュッツとガルドで会うことになっているからだ。彼はちょうど一週間前に息子のマキシム君を連れて来日…

ドイツ五日目

Zieglerとの交渉、研修の予定の全てを終了した。研修メンバーが作業工程の疑問点などの最後の確認をしている間に、ギーンゲン郊外に鍾乳洞があると聞いたので出かけて見た。 日本の鍾乳洞といえば天井から鍾乳石がぶら下がっているイメージだがここのものは…

ドイツ四日目

Zieglerでの交渉では、こちらの準備不足も露呈した感があったが最終的には何とか着地地点が見えてきた。 後は、明日最終的な確認をして妥結を見るだろう。さて、現場研修チームは今回の現場研修で様々なことに気づきを得たようだ。 ポイントはどの様にやって…

ドイツ三日目

Zieglerとのミーティングは早朝9時からなので、8時にウルムのホテルを出発する。 アウトバーンを一路ギーンゲンへ。Zieglerを訪問するのは一年ぶりだ。ここへ来るたびに始まりの時を思い出す。 七年前のインターシュッツで奇跡的な出会いから、紆余曲折の…

ドイツ二日目

マンハイムはポケットサイズの街だった。朝、マンハイムの街を軽くジョグをしながら散策する。 マンハイムの街では所々に桜を見ることができる。日本では桜の満開の時期をドイツ出張で逃してしまったので、ドイツで見るのもオツなものかと自分に言い聞かせる…

ドイツに到着

約12時間のフライトでフランクフルト空港に到着した。いやはや、やはり道のりは長い。パスポートコントロールを通り、予約しておいたレンタカーを引き取りにいく。 今回は総勢12名なので、7人乗りのレンタカーを二台予約しておいた。一路フランクフルト…

ドイツへ

前年度は、市場に投入したALPASシステムを採用した消防車両の元年だった。鉄骨と鉄板製の消防車両から、非鉄金属(アルミニウム)に素材が変わっただけではなく、消防車両の構成そのものが変わった年だったと言えるだろう。 そんな意味では、私たちのものづ…

春の初めに

長く続いた冬の気候も、一気に春めいてきた。三、四日前まで固かった桜の蕾も、この二日間で一気に膨らみ、今日は七分咲きだ。 今日は、稲置学園の入学式が厳かに行われた。星稜中学校、高等学校は同じ日に入学式が行われる為、午前、午後と大忙しだ。 縁あ…

ガイドラインが変わり、意識がある状態で

人間ドックで一年に一回の身体のチェックを行うのがこの時期である。毎年、お世話になっている石川県予防医学協会に本日出かけてきた。 頭のてっぺんからつま先までと言うと大げさだが、しっかりとチェックをしてもらった。昨今、ひざの調子が悪く、趣味のバ…

桜のない観桜会

今年は、三月末日まで冬型の気圧配置が居座ったことから、四月になっても山沿いで雪が残った。 お陰をもって、長く雪山を楽しむことができた。 桜はというと、気温が低かったことからつぼみも硬かったが、ようやく金沢でもソメイヨシノの開花宣言が発表され…

ピーターがやってきた

GOODデザインアワード2016の受賞は、スカラデザイン無くしては達成不可能だった。 消防車両の超軽量技術をさらに昇華させ難燃性GFRPモノコックボディを開発した。 これまで、あまりにも無骨だった消防車両を、子供たちの夢を載せることができるよう…

老舗の技術

日本には創業100年を超える老舗企業が大小問わず、10万社以上あると言われている。一方では、お隣の韓国には三代続く企業がないと言われるほど、企業の寿命は短い。 『商人のアジア』、『職人のアジア』という概念を提唱している人がいる。商人だからこ…

ソメイヨシノのDNA

東京に、今日桜の満開宣言が出た。桜には多くの種類があるが、その中でもソメイヨシノは日本各地に植えられており、これから私たちの目を楽しませてくれる。 そのルーツは、江戸時代に植木屋が交配して育てた一本の桜だった。 その桜には『自家不和合性』と…

新しい風がやってきた

4月1日、新しい風が弊社にやって来た。二人の新入社員は、期待と不安が入り混じった気持ちで入社式に臨んだのだと思う。 社会に初めて触れる感覚が、これからの社会人としてのかたちを作っていく。そんな意味では私たち企業の責任は重い。 責任と自覚を持…