2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
目に映っている映像が全く同じでも、潜在的な問題点に気づく事が出来る人間と、そうでない人間の違いはどこにあるのだろう。 そのひとつが問題意識を持って現場を見ているか否かにある。同じ『みる』という言葉には『見る、観る、視る』という三つの表現があ…
私たちのビジネスの成果は何によって計れるのだろう。売り上げだろうか、それとも利益だろうか。その両方とも間違いなく正しいと思う。 しかし、それは私たちのビジネスの目的なのだろうか。私たちのそれは『妥協しないものづくりと崇高な使命感で消防防災事…
小さな事にもこだわりを持って欲しい。こだわりを持つ事と、ムダな事を行う事は別の次元だ。 私たちのものづくりのこだわりとはお客様の立場に立つ事を意味している。こうした方がさらに使いやすいだろう。しかし、そこにはひと手間必要だとしたら、それを実…
言葉には力がある。 ポジティブな事を言う人の周りにはポジティブな事が起こる。 ネガティブな事を言えば言葉の通りになる。 人を勇気づければめぐりめぐって自分も勇気づけられる。 ありがとうと言えば感謝できる事が起こる。 言葉には力がある。 言葉を変…
三浦雄一郎氏が世界最高齢でエベレストの登頂に成功し、昨日カトマンズまで下山した。彼のインタビューの中に多くの勇気付けられる言葉を見つけた。 その中で最も心に残った言葉は『人生、人が夢を見て それを諦めなければ 夢は実現する』という言葉である。…
弊社の55期がスタートして、早や一ヵ月が経とうとしている。54期は多くの問題を抱え、多くの失敗を重ねた。 それそのものは褒められた事ではないが、多くの失敗は違う視点から眺めると成長するための機会なのである。 しかし、失敗を機会に転換する為に…
思い込みで仕事を進めると後でしっぺ返しを喰らう。この所、そんな事が連続した。これは何かを変えろ、という啓示に違いない。 先ずは自らに問題点が無かったか、原因自分論で考えて見なければならない。しかし、これがなかなか出来ないのである。使い古され…
80歳という世界最高齢でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏は度々『執念』という言葉を使っている。 彼は75歳でエベレスト登頂を果たした後、80歳でもう一度挑戦すると三度目の挑戦を表明していた。 しかし、今回の挑戦は困難を極めたようだ。76…
ロサンゼルス市警の刑事コロンボは犯人が見落としたほんの僅かな手掛かりを元にアリバイを突き崩し事件を解決する。一見すると何気ない事象を彼は見落とさないのである。 それは、彼が常に問題意識を持って物事を観察しているからに他ならない。明らかに目に…
どうも、会社全体が見えない。部分的な問題点は浮かび上がるようにはなって来たが、まだ対処のやり方がもぐら叩きだ。 川上にさかのぼり、問題の原因となっているハザードを刈り取らねばならない。企業は一部の人間だけで経営することは出来ない。それぞれの…
人を育てるという企業風土がある会社は間違いなく発展していく。そこには伝承する仕組みと、人を育てる事が企業を永続させる唯一の方法である事をマネージャーが理解している。 したがって、日常的に人を育てる視点で仕事を伝承している。しかし、往々にして…
石川県中央公園の樹木の伐採を石川県が強行している事について、多くの県民が異議を唱えている。 樹木を伐採しなければならない理由も県民に明確に説明がない。一部の情報によればイベント広場としての利便性を追求し、樹木を伐採するとの事。とすれば大きな…
この二日間はいろいろな行事が続きスケジュールがタイトだった。スケジュールがタイトな時ほど、何とか時間を作り趣味のバイク(自転車)のトレーニングに出かけてしまう。 昨日も早朝6時から約70kmを走破し、夕方から10kmのランに出かけた。カロリ…
昨日、ホンダがF1に帰って来るというニュースが流れた。ホンダF1といえばマクラーレンと組んで1991年にアイルトンセナが第15戦日本GPで2年連続のドライバーズタイトルを獲得した記憶が甦る。 1991年といえば創業者本田宗一郎が亡くなった年だっ…
アンパンマンは子供たちにとっては身近なアニメである。その主題歌のアンパンマンマーチは軽快なメロディーで口ずさむ事ができるほど良く知られている。 実はこれまで、この歌詞についてはあまり気にかけた事がなかったのだが、よく読んでみると非常に深い意…
過日、地元繊維メーカーの経営陣6名が弊社にお越しになられた。消防ポンプメーカーと繊維メーカーの接点など想像もつかない。 しかし、現在では繊維メーカーは幅広く事業を展開している業種のひとつだ。事業を多角化している様に見えるが、その殆どがコア技…
今年は伊勢神宮の二十年に一度の遷宮の年である。歴史を紐解けば、第1回の式年遷宮が行われたのは、持統天皇の時(640年)のことだ。 それから1300年にわたって続けられ、今年、平成25年には第62回が行われている。 遷宮の意義については詳しくは分からない…
アベノミクスの効果なのだろう。株価の上昇が毎日のように新聞紙上をにぎわしている。 経済は先ず、レスポンスが良く、マインドの影響を受けやすい非実体経済から改善し始めるのは世の中の常だ。 しかし、これから注視しなければならないのは非実体経済が実…
かなり以前になるが一冊の小冊子を頂いた、そこにシャボン玉のうたについて書かれていた。 子供の頃、シャボン玉を空に向かって吹いた記憶は殆どの皆さんにある事だろう。シャボン玉を吹きながら歌ったのが『シャボン玉の歌』だ。 シャボン玉とんだ 屋根まで…
今日の金沢は抜けるような青空が広がり、初夏を思わせる陽気だった。今日は金沢市第一消防団の分団車両の入魂式が金沢の中心地長町地区で開催された。 長町地区は金沢の中心に位置し、その管内には金沢の繁華街、片町や武家屋敷がある。戦災を受けていない金…
本日、会社創立記念式典並びに第55期方針発表会が行われた。創立記念式典では辞令交付が行われ、永年勤続の社員の皆さんと皆勤、精勤の皆さんを始めとして被表彰者に表彰が行われた。 ひとくちで79周年というがこれはすごい事だと思う。一般的に企業の寿…
仕事をする上で、上手くいく事も、そうで無い事もあるものだ。困難にぶつかった時、人はどう思うのだろうか。 ある人はもう限界だ、と思うかも知れない。でも、ある人はまだまだやれると思うかも知れない。ここで大切な事は目の前に起こっている困難や問題点…
桜の季節も終わり、兼六園ではそろそろ菖蒲の時期を迎えるのではないだろうか。名勝兼六園は1676年加賀藩五代藩主前田綱紀により造られ、その前身は蓮池庭と呼ばれた。 兼六園には多くの樹木が植えられているが、その中でも唐崎の松はとても見事な枝ぶりであ…
今日は午後から開発会議に臨んだ。開発案件は企業の将来の夢だ。しかし、自分たちの夢で終わってはならないのだ。 その案件は何故開発するのか、それを開発する事で何を解決しようとしているのか。そして、そのプロセスにおいて自らの都合の良い結果に誘導し…
5月1日から新年度がスタートした。私たちの営業年度は5月1日から4月30日までの一年間だ。したがって、世の中の年度といわれる一年間から一ヶ月ずれる事になる。 昨年度、やれた事とやれなかった事は各部門すでに承知しているはずだ。特にものづくりの…
『ジャイアンツとファンの皆さんに別れを告げた時、もう二度とここに戻る事を許されないと思っていた』と語ったのは、昨日国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏である。 今日、多くの日本人選手がアメリカ大リーグを目指すが、その殆んどがあまり活躍の場を得る事…
東京ドームで行われた、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授賞式と始球式はブラウン管からも強烈な雰囲気が伝わってきた。 松井選手は、日本球界では唯一ジャイアンツに所属した。大リーグを引退し、帰国してもどこの球団にも所属せず、引退した。アメリカ…
目的を定めて物事に挑戦すると言えば聞こえは良いが、実際は何かに一生懸命挑戦しながら答えを探している方が多いのかも知れない。 答えは何か分からないが挑戦し続ける事で、何かが見えてくる。それをきっかけとしてまた次が見えてくる。 人生とはその繰り…
過去にもブログに記したが、サンフランシスコ平和条約が発行され、日本の主権が回復した日は昭和27年4月28日である。 すなわち、この日を持って連合国軍との戦闘状態が集結したので、本来終戦記念日は8月15日ではなく4月28日なのではないだろうか…
会社に就職した当時は何も分からない事だらけだった。学生と社会人との大きな温度差に驚いた。自分は守られた世界にいた事を痛感した。 一年、二年、三年と年月を重ねる事で少しずつ社会人としての立ち振る舞いや、仕事が何たるかを理解する事が出来るように…