長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

刑事コロンボは問題意識を持っている

 ロサンゼルス市警の刑事コロンボは犯人が見落としたほんの僅かな手掛かりを元にアリバイを突き崩し事件を解決する。一見すると何気ない事象を彼は見落とさないのである。
 それは、彼が常に問題意識を持って物事を観察しているからに他ならない。明らかに目に見える問題点は、解決を図る事はそう難しい事ではない。
 しかし、問題点が潜ってしまっているものは、それを見ようとしなければ見る事は難しいのである。見ようとするという事は問題意識を持った視点を持つという事だ。
 だからこそ、彼は僅かな手掛かりを見逃さない。マネージャーはコロンボの視点で現場を見て欲しい。ともかく机に座って報告を聞いているのではなく、自らの足で現場へ出向き現場の雰囲気を感じるのだ。
 そうすれば見えないものが見えてくる。小さな事や何気ない言動から潜っている問題に気づき、問題が顕在化する前にその解決に動く事が出来るのである。
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