長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツへ

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 羽田発、12時のフライトでドイツミュンヘンに向かう。毎年行なっている技術研修を計画し、参加する社員と共にZiegler社を訪問した。

 毎年の研修には大きく二つの目的がある。ひとつは、今年で6年目になるALPASスーパーストラクチャーに関わる製造技術の向上である。どのようにつくるかではなく、何故そのようにしているのか、その意味は何なにか、その部品は何故存在しているのかまでを深く掘り下げ理解する事だ。

 そして、もうひとつは日本国内以外の世界で、どのような考え方でものづくりが行われているのか、そして全く異なる国でもビジネスの基本はコミュニケーション能力である事を身をもって理解し、社会人としての社会性を磨く事だ。

 12時間の長いフライトを終えミュンヘン空港に到着する。半年ぶりのミュンヘン空港だ。緯度は北海道の札幌くらいなのでやはり肌寒い。

 先に到着していた国際部の社員が出迎えにきてくれた。今回はドイツミュンヘンからスイスアルプスを越え、イタリアトレビーゾ、オリッジョ、そしてオーストリアを経由してミュンヘンに戻る2000kmの距離を移動するのでレンタカーを利用する。

 相棒はメルセデスV250d、究極の移動の道具である。

 2日目はZieglerを訪問する予定だ。共同開発しているプロダクツの進行状況が楽しみである。明日からの研修の成功を祈りホッフブロイハウスのバイスビールで乾杯する。

 1リットルの大ジョッキはお酒の弱い私には危険な量なのである。