長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

恒例の近江町市場へ

今年の大晦日はとても穏やかな一日だった。昨年はかなり雪が積もったように記憶している。ただ、やはり金沢の大晦日は雪がしんしん降る中でコタツに入って紅白歌合戦を見るのが似合うと思うのは私だけだろうか。 さて、今日は恒例の近江町市場へ買出しに出か…

全体を見せ欲しい

2012年の来年度予算案が閣議決定された。一般会計では90兆3339億円と昨会計対比では2.2%減だが、復興予算を特別会計とし、基礎年金国庫負担分を計上していない。 したがって実際の歳出は96兆6975億円と昨会計年度を大きく上回る予算となって…

今年もギリギリ・・

今年こそは期限までに・・と思うのが年賀状だ。 郵便事業会社は25日までに投函したものは元旦に届けられます、と言っているがその日までに出したためしがない。 今年もようやく年賀状を印刷し、宛名を書き始めた。 年賀状を書く枚数がとても多いので、書面…

仕事納め

今日で今年の仕事納めである。例年ならば28日まで仕事をして29日は全社大掃除なのだが、今年からは役所に合わせ、28日の仕事納め、4日の仕事始めとした。 一年を振り返って大きな自然災害が多い年だった。防災業を生業とする私たちにとって仕事の使命…

人の見ていない所で努力する・・人の見ていない所で手を抜く・・

東京で仕事をしている時、上司に『白鳥の様に頑張れ・・』と言われた事がある。 『白鳥は優雅だろう、水面をスイスイと泳いでいるように見えるだろう、でも水面下では必死で足を動かして前に進んでいるんだ・・』 今では良く形容される言葉だが、当時はなる…

BMWのスノースクレーパー

四日程前から降り始めた雪で金沢市内は銀世界となった。と言っても天気予報で言われている程の積雪量ではないが、この時期にはスノースクレーパー(車の雪下ろし棒)が必需品である。 大体、一年ほど使うとボロボロになってしまうので今年も買わなくては、と…

仕組み・仕組み・仕組み

問題が発生しているか否かをチェックする機能は確かに必要だが、もっと大切な事は発生しないようにする事にある。 企業である以上は多くの『人』が集まり組織は出来上がっている。その『人』の能力は様々なのである。 したがって、品質を向上させ、問題が発…

夜明けのスキャット

この曲を聴くと本当に懐かしくなる。この曲が発売されたのは1969年の3月10日で、当時私は小学校一年生だった。テレビから流れてくる由紀さおりの透き通った歌声は頭に刻み込まれていたらしい。 今でも何の問題も無く歌うことができる。この曲の一番(…

小さな時間を惜しんで大きな時間を失う

問題解決の為に小さな時間を惜しんではならない。現場がタイトなのは理解している。そして、一時間でもムダにしたくは無いという気持ちも十分に分る。 だからこそ、問題解決のために小さな時間を投資して欲しいのだ。俯瞰的な視点から上流から下流まで全体を…

北のビール

このビールは北海道でしか味わう事ができない。日頃はサッポロビールはエビスビールは別にして、飲むことは少ない。 しかし、このサッポロクラッシックは違う。特にこの時期にしか味わう事ができない生の摘みたてホップで仕込んだクラッシックは別物である。…

現在と未来をつなぐ

今やっている事は未来と繋がっているだろうか。毎日の仕事がルーチン化してしまっていないだろうか。ルーチンワークとルーチン化する事は意味が違う。 ルーチンワークでも日々努力と工夫を行い、もっと良い方法はないか、効率よく仕事が出来ないかを考えなが…

石村先生は何を教えてくれたか

石村順吉先生は津田駒工業から金沢工大の先生になられた方である。非常に厳格な、まさしく職人気質の先生だった。 その手の技は神業と言っても良いほど芸術的だった。彼は手の技で1000分の1ミリの加工をやってのけた。 私達は彼から厳しく、ものづくりの…

橋下大阪市長始動

今日、橋下大阪市長が始動を開始した。橋下市長に市民が期待するのは大阪都構想実現ではない。現在の閉塞した状態を何か変えてくれるのではないかという期待に他ならない。 言う事は立派だが、全く実行力の無い現在の政治に呆れはて、内容は別として何をする…

寒風の中の裸放水

今日は今年最後の入魂式が行なわれた。これで何とか年初めの出初式に間に合った。市長から管艙伝達式において筒先が団長にそして分団長に手渡された。 何時見ても緊張する一瞬である。今年は全世界が大きな自然災害に見舞われた。 『災害は忘れた頃にやって…

ビジョン

京都から金沢への道のりは降雪により時間が掛かってしまった。特に木之本インターから敦賀インターまではかなり強く雪が降っていた。ようやく国際ホテルに到着したのは午後7時を過ぎていた。 今日は国際ホテルで『なおき会総会』が開催された。冒頭、京都大…

不完全の美

不完全が完全になった瞬間から崩壊が始まる。したがって、完成させずに不完全を前提につくられた庭がある。 京都の龍安寺の石庭である。『枯山水』と呼ばれる庭は水を表現する為にあえて水を抜き白い砂で水を表現する。 そして、15個の石を、白い砂の上に…

視点を変えれば新たな市場が・・・

今日出張先で絹のボディタオルを見つけた。能書きを読んでみると石鹸を付けなくとも絹繊維が汚れを吸着し角質や脂質だけを取り除いてくれるそうである。 また、絹に含まれているアミノ酸が角質を柔らかくし、かたい角質を綺麗にしてくれる。 このボディータ…

問題点を整理する

発生した問題だけに目を奪われてはならない。その部分だけを見ていると問題の本質が見えなくなる。 工程が遅れているのはマンパワーの問題なのか・・・ 決めなくてはならない事が決められていないからか・・・ 必要なものが必要な時に入荷していないからか・…

感じる能力

マネージャーは常に感じる能力を磨いて欲しい。 そして部下を良く見ていて欲しい。 表面に見えていない問題を抱えていないだろうか。 小さな事から全体を見抜く目を養って欲しい。 工場の整理整頓がなされているだろうか。もし散らかっていたら、散らかって…

問題を問題として捉え直ぐにレスポンスせよ【その2】

問題解決に非常に時間がかかりすぎている。問題が先送りされる大きな原因の一つとして考えられるのは問題を問題として捉えていない点だ。以前に『問題を問題として捉え直ぐにレスポンスせよ』というウエブログを書いた事がある。 問題を問題として捉えるとは…

OVEREAT.....

最近、寒くなってからどうも食べ過ぎているような気がする。沖縄でのバイクレースの準備の為にカーボローディングをやった時から何かが変ったような気がするのだ。 カーボローディングは一週間ほど炭水化物の量を少なくするのだが、その際に朝食を生姜紅茶だ…

良い習慣は才能を超える【その2】

以前に『良い習慣は才能を超える』という記事について書かせて頂いた事がある。 生活習慣といえば早起きをする、挨拶をする、朝食を食べる、汚れていれば掃除をする、常に勉強する等が上げられるが、目標を持ち、その実現の為に行動計画を立て、それを習慣化…

緊張感が足りない・・

臨時特例法が成立せず、国家公務員の給与の7.8%削減は実施されなかった。今回の賞与に関しても年間のトータルはほぼ同額だが、日本の企業の9割以上を占める民間中小企業から見れば破格の金額だ。 石川県でも平均支給月数は2.05ヶ月、年間支給月数に…

無理に売るな、お客様の好むものを売るな、お客様の為になるものを売れ

『無理に売るな、お客様の好むものを売るな、お客様の為になるものを売れ』という言葉をご存じだろうか。これは近江商人の『商売の十教訓』の一節である。近江商人と言えば『三方良し』の経営が良く知られており、これを商売の指針としている企業は少なくな…

平家物語

『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表わす』から始まる平家物語は多分中学生の時に暗唱させられた記憶がお有りではないだろうか。 今日、金沢ロータリークラブ例会の卓話で日本では数少ない平家琵琶奏者の荒尾 努氏によ…

1%の話をしよう

以前に『1%の可能性を信じる』という内容のウエブログを書いた事がある。成功する人間の習慣には様々あるが、その中でも1%の可能性があるなら、その事だけについて話せるかが大切である。 決して、99%の出来ない理由に目を向けず、僅か1%の可能性を…

ムラ、ムリ、ムダ

仕事の中でよくムダ取りをする、と言う言葉を耳にするが、実際ムダは何故発生するのだろう。 ムダは仕事にムラがあるからムリをし、そしてムダが発生するのが一連のプロセスだと思う。 したがってムダ取りをする前に仕事にムラがないかを現状認識すると良い…

未晒(みざらし)蜜ロウワックス

わが家では床材のフローリングを一枚板の無垢材を使い、表面にもニスを塗らなかったので、一年に一度大汗をかく事になる。 ニスのような木の表面を覆う処理をすれば手入れも簡単で、汚れも付きにくいのだが裸足になった時の温かさが全く違う事に驚き、メンテ…

最良の消防車とはつくりやすい消防車ではない

効率を高める事は製造業にとって避けて通る事は出来ない事柄のひとつである。確かにミクロの視点で見れば誠に正しい。 しかし、効率を高める前提として私たちが大切にするものづくりの理念に沿い、目的を達成する事を忘れてはならない。 これまで私たちの消…

北國銀行城北会

今日は北國銀行城北会がANAクラウンプラザホテルで開催された。今回の城北会には今年の春に入行された前田専務がお越しになられていた。 前田専務は日本銀行から入行され、その気さくな人柄から、とても親しみやすい方である。講演会では前田専務が講師を…