寒風の中の裸放水
今日は今年最後の入魂式が行なわれた。これで何とか年初めの出初式に間に合った。市長から管艙伝達式において筒先が団長にそして分団長に手渡された。
何時見ても緊張する一瞬である。今年は全世界が大きな自然災害に見舞われた。
『災害は忘れた頃にやって来ると昔は言われたが、今日では災害は何時でもやって来ると覚悟しなければならない』と祝辞で述べられた言葉が心に残った。
確かにそうだ。私たち防災業を生業とする者の責任は以前にまして重くなった。単純にお客様からご注文を頂いた品物を販売するだけではなく、専門性が求められる時代になった。
私たちはお客様からの期待に答え、成長していかなくてはならない。
入魂式の最後に寒風吹き荒ぶなか行なわれた裸放水は消防団員の心意気を見せてくれたように思う。東日本大震災で無くなった250名以上の消防団員の冥福を祈りつつ、これからも精進して行きたいと思うのであった。