長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コンセプトから落とし込む

どの様な消防車にするのか。何故そうするのか。それをどう実現するのか。 コンセプトは、その消防車両の90%を占めると言っても過言ではない。どうつくるかは次のステップだ。 私たちは、未来の消防団車両の検討に入った。昨今、自然災害は、忘れたころに…

駅前路地裏の名店

その店は、金沢駅からちょっと路地を入ったところにある。間口が小さいガラス張りのその店は、外から店内を見ることができる。 二階には、テーブル席もあるが、カウンターに座ってシェフと会話をしながら食べるのがお気に入りだ。すべてが、繊細かつ大胆で、…

ガンダム発見!

社員旅行の二日目は、東京定番の浅草浅草寺、仲見世通りと東京スカイツリーである。その前に、ちょっとだけお台場に立ち寄り、フジテレビを見学。 フジテレビの社屋の裏側に、もし存在するとしたら等身大のガンダムがあると聞き、早速見に行くことにした。 …

社員旅行でディズニシー

私たちの業界では、今の時期が閑散期となる。企業としては、当然閑散期だから良いのではなく、ビジネスの平準化は大きな課題だ。 社員旅行は、私たちの会社では、ある意味伝統的な社内行事であり、毎年この時期になると幹事さんは頭を悩まされることになる。…

いろんな顔を持つ、だから人間なのだ

私たちは、沢山の一面を持ちながら生きている。良い事をしようとする自分、悪い事をしようとする自分、それを止めようとする自分、無関心を装う自分、人を思いやる自分、人を蹴落としたいと思う自分・・・全てが自分自身だ。 セルフイメージには、自分自身が…

成るようになる

何故ストレスを感じるのか。考えてみれば、自分のイメージした事が、イメージ通りになっていないからだと思う。 それは、言い換えれば自分のセルフイメージだ。自分はこうありたい、人からこう思われたいと思うのは人の常だ。 自分自身のことなら、自分の努…

東京へ・・

今日は、日本消防ポンプ協会の総会に出席するために東京に向かった。 北陸新幹線開業のお陰で、東京へ行くのが精神的に近くなった。最近、東京へ行くと電車の交通トラブルが目につく。 たまたま、なのかもしれないが前回は、ユリカモメが今回は総武線が止ま…

32年ぶりの講義

ほくりく先端複合材料研究会の第一回先端複合材セミナーが開催された。 このセミナーでは金沢工業大学材料システム研究所所長の宮野教授の講演があると聞き、32年ぶりに恩師の講義を受けようと参加した。 私たちが、高分子複合材料CFRP(カーボンファ…

マーフィーの法則

私が、二十代の頃、信じるかどうかはあなた次第だけれど、この本を読んでみたら、と紹介されたのが、マーフィーの法則だった。 人間の潜在能力が人生を大きく左右し、それを有効に使うためには潜在意識にイメージを繰り込むことが大切だと書かれていた。 人…

モネの池

それは、岐阜県関市の山深くにある。郡上から、少し足を伸ばしてそれを見に出かけた。 そこは、山深く、途中車がやっとすれ違うことができるほどの、山道がいたるところに顔を出す。そんな場所にもかかわらず、車の往来が非常に多いのには驚いた。 モネの池…

迷路に迷い込む

シンプルが故に、バイク(ロード自転車)は奥が深い。動力は、人間の肉体のみだ。従って、いかにパフォーマンスを発揮させることが出来るかは、セッティングにかかっているといっても過言ではないだろう。 最近、何故か右の膝の軌道がブレ、そして外に開く。…

打った一手が今を救う

六年前に打った一手が、現在の、私たちのビジネスの中核をなし始めた。 何事も始まりは小さい。これではダメだ、何とかしなくてはと思ったことが、今につながったのだ。 ヨーロッパでは、消防車両のストラクチャー(構造体)は非鉄金属すなわちアルミニウム…

最新の技術を泥臭く

ビジネス創造フェアいしかわ2016が、産業展示館二号館でスタートした。 私たちは、石川県からの助成金で難燃性GFRPモノコックボディ消防車両の開発に取り組み、実用化にこぎ着けた。 今回、石川県産業創出機構からの要請で、完成させたGFRPモノコックボ…

知・覚・動・行

成功するには、『知・覚・動・行』だ、と言ったのは、東京でお世話になった、今は亡き経営者だ。 この言葉には深い意味はなく、実は語呂合わせなのだ。『知・覚・動・行』は『とも・かく・うご・こう』と読む。 知識を覚え、動き行えと言うことなのだろう。…

習慣が自分をつくる

習慣は、私たちのこれまでの生き方を表している。これまで、多くの社員を採用してきたが、彼らが大きく成長するか否かは、持っている生活習慣に左右されることに気づく。 生活習慣は、いきなり身に付くものではなく、子供のころから親が口やかましくしつけた…

雨の中を福井へ

今日は、仕事を終え福井県に向かう。お世話をしているNPO法人の会計監査を行うためだ。このNPO法人は、一次救命の技術(BLS:ベーシックライフサポート)を福井県内の小中学生に伝えている。 『命のバトン』はある高校生の突然失われた命をきっかけに生まれ…

佐渡ロングライド210km

早朝、3時半に目覚ましに起こされる。外はまだ真っ暗である。5時15分がA1クラスの集合時間なので、サイクルジャージに着替え朝食をとる。 ロングライド参加者のために、2時から朝食の準備をしてくれるのはありがたい。 準備を整え、スタート地点に向か…

佐渡へ

今年もこの時期がやって来た。友人の八木君から、佐渡は付き合ってくださいね、と言われ、分かったよ、と返事をしてしまったのだ。 佐渡ロングライド210kmは、一日で開催されるサイクルイベントの中では国内最長のひとつだ。 毎年、風に悩まされ、180kmを超…

東京へ

未来を変える為には、今を変える必要がある。何度かお話し申し上げたが、いきなり未来が変わることなどないからだ。 着地点を明確にイメージし、その実現の為に、原因づくりをする事でのみ未来は変わるのである。 私たちが今、行っている事は、すくなくとも…

小学生の語彙力

一日千秋、因果応報、我田引水、疑心暗鬼、五里霧中、朝令暮改、博覧強記、付和雷同、粉骨砕身、傍若無人 さて、この中で幾つ言葉の意味を知っているだろう。こんな言葉を最近の若者は使わないのではないだろうか。一日千秋の思いで合格発表を待つ、という具…

まるくなるとは、エネルギーを失うことでは無い

歳をとると、まるくなった、と言われることが少なくない。若い時はとがっていて、様々な事に反発していた自分がいた。何をするにも力が入りすぎていたのかも知れない。 肩の力を抜いて、物事に挑戦するとうまく行くことに気づくのは、もう少し歳をとってから…

大と小、小と大

当時はまだまだ使われていなかったCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の基礎研究を卒業論文で取り組んだのが、32年前のことである。 当時お世話になった、金沢工業大学の宮野先生は、これから30年もすれば世の中のものづくりで使用される材料の3割程…

どちらにも転ぶ

言い難い事を割とあっさりと言ってのける人は、少なからずと居るものだ。 言われた方は、あまり良い気持ちはしないのだろうが、先ずは、言い難い事を言った事を褒めてあげれば良い。 世の中には様々な人が居る。ある意味で会社の批判をする人間の殆どが会社…

新月の夜に

新月の夜に、富山県滑川市の海では、幻想的な出来事が起こる。この時期は、ほたる烏賊の身投げと言われる現象を見ることができる。 それは、新月の夜の午前二時から三時に、ほたる烏賊が海岸線に現れ、次々と海岸に打ちあがる。これを身投げと言い、沢山のほ…

来期のための一日

58期の方針発表会が本日開催された。本年は、中期経営計画(三カ年)の最終年度にあたる。 当然、できている事と、今だに達成できていない事がある。開発案件においては、60パーセントほどの進捗度だろうか。 中期経営計画では、新素材の消防車両の開発…

今日は未来の原因になる

考え方は、まさしく人生の方向性を決める。これは、誰が何と言っても一つの事実だ。私たちは、幼いころからの環境や、これまでの人生の過程の中で様々な人とふれ合い、経験の中から自己を見出す。 それと同時に、考え方も一つのロジックとして固まってくるの…

風との戦い・・

車に乗っていると、殆ど感じることができない風の動きは、バイクやシーカヤック等、風の影響を受けやすいスポーツでは、風を感じることがその良し悪しを決めると言ってもよいだろう。 バイクは、フォローの風を受けていれば小さな出力で速度をのせることがで…

連休の中日・・

天気予報だと今日は、天候が崩れるといっていたが、目ざめると抜けるような青空である。但し、風が強く趣味のバイク(自転車)に出かけるにも、飛ばされそうで危険だ。 こんな日は、三本ローラーで汗を流すのがいいのだが、外の天気の良さはたまらない魅力だ…

山の遭難事故が多すぎる・・

このゴールデンウイークは、いつもと様相が異なる。毎年、この時期は晴天に恵めれることが多く。春山に入山する人が多い。 確かに、天候に恵まれた春山は森林限界を超えると素晴らしい眺望に出会うことができ、その美しさは、筆舌に尽くし難い。それが、春山…

新年度のスタート!

創業から82年目がスタートした。80周年の際に、中期経営計画を策定し、今期がその最終年となる。 当然、できた事、できなかった事はあるのは承知している。それは、すでに整理が終わり、今年度に向けての準備も終わっている。 今期のキーワードは、リセ…