長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

佐渡ロングライド210km


 早朝、3時半に目覚ましに起こされる。外はまだ真っ暗である。5時15分がA1クラスの集合時間なので、サイクルジャージに着替え朝食をとる。
 ロングライド参加者のために、2時から朝食の準備をしてくれるのはありがたい。
 準備を整え、スタート地点に向かうと、そこにはすでに多くのサイクリストが参集していた。スタートは10秒おきにウエーブスタートが切られた。
 210kmの長丁場なので、身体が温まるまでは、抑え気味に走る。佐渡には珍しくほぼ無風状態だ。前半は、名物のZ坂を越え、わずかなサイドフォローの風を受けて順調に100km地点の両津港へ。
 問題は、100kmを越えてからだ。例年なら風向きがアゲンストに変わり、心が折れるよな向かい風の中を粛々と走るのだが、今年は殆ど無風状態で、比較的順調に距離を稼ぐ事ができる。
 しかし、160kmを越えてからは、走り込みの足りなさが如実に顔を出す。腿裏が張り、パワーが出ない。また、脚がそんな状態なのに、駄目押しのように出てくる長い坂道は、主催者側の悪意を感じるほど辛い。
 185km地点のエイドステーションでは、ほとんと口も聞かず、ひたすら補給をうけ走り出す。
 最後の25kmをどのように走ったかよく覚えていない。ともかく最後まで、サイクリストに試練を与えるコースだった。
 八木君のサポートのおかげで今年も走りきる事ができた。体力の低下はいか仕方ないが、まだまだ、頑張れる。
 精神力の低下を体力の低下と言うことだけはしたくないのである。また、来年も佐渡ロングライド210kmに挑もうと心に誓った。
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