長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

佐渡ロングライド その2


 午前5時30分が、スタート時刻なので、起床は午前3時半である。昨晩は、9時には就寝したが、流石に眠い。何時も一緒に出走する八木君のいびきには毎年悩まされるところだが、今年は安眠できたのが幸いだ。
 あまり食べたくない朝食を、無理やり押し込んでスタート地点に向かう。天候は曇り空、気温は12度前後だ。寒いのでアームカバーと防風ベストを着用する。
 スタートと直後は、サイドフォローとアゲンストの風が交互に吹いており、比較的順調に速度を上げることができた。100km地点の両津港には8時50分に到着。アベレージは32km/hでまずまずだ。
 問題は、ここからの折り返しだ。風向きは、アゲンストになり風速は7〜8mとかなり強い。速度が上がらず、トレインを組んで走るが、練習不足のせいで、途中で切れてしまう。
 そこからは、次のエイドまで一人旅を覚悟したが、後ろから来たトレインに乗せてもらい何とか次のエイドへ。
 180km地点で、ボランティアの学生にストレッチをしてもらい、さらに、無理やり補給し、何とか体力の温存を図る。
 実は佐渡の辛さは、最初に出てくるZ坂ではない。ここは、まだまだ体力に余力があるのでそうでもないのだ。180kmを走破した後、待ち構えている、3つの坂は本当に足に堪える。
 最後は、ヘロヘロになりながらゴール地点を目指す。ラスト20kmは風向きもサイドフォローに戻り、30km/h前後のペースを保ちながら何とかゴール地点へ。
 本当に、多くの仲間に支えられながら完走できたことに感謝申し、また行き返りの長い距離を運転してくれた、八木君にも御礼を申し述べたい。辛い思いをしても、また走りたいと思うのがバイクの楽しさと、達成感だと思うのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです