長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

できない事とやりたくない事

先ずは、仕事の全体像を捉え、整理する事から始めるようにとお話申し上げた。全体を捉え、部分に落とし込まなければ、気づいた所だけを摘むような仕事になってしまうからである。 これまでも、同じことを繰り返し、同じところで躓いて来たはずだ。全体像を捉…

エンジニアは大体などと言うべからず

開発会議の席上で、幾つか質問を投げかけると、大体・・です。などと言う回答が返ってくることが少なくない。 特に、データーや数字に関しては、大体などと言う答えはないのだ。確実に、数字で回答するようにしなければならない。 大体と言うのは何もやって…

やはり全体が見えていない

仕事が何故か前に進まない場合、そのほとんどが、期限を持った目標管理が出来ていない。 仕事がひとつだけでも、それに関連した事が多岐にわたり発生してくるのにもかかわらず、頭の中だけで仕事を整理し進めることは不可能である。 特にマネージャーは、先…

子育ての本質は自立

最近、子供達に何でもかんでも、どうすればいいのと聞かれる。 自分の子供の頃の事を思い出してみると、勝手になんでもやっていたように思う。したがって、失敗する事も、早とちりする事も沢山あった。 しかし、そんな失敗という経験から、様々な事を学んだ…

どうつくるか、何故つくるか・・

私たちが、製造したオールアルミニウム製消防車両(ALPAS)は、アルミニウム材で、それをつくることを事が目的では無い。 そう、あえて言うなら、軽くする事も目的では無いのだ。何をつくるか、を実現するための軽量化なのである。 アルミニウム材でつくる前…

私たちは何者か。

仕事が煮詰まってくると、視点がどうしても近くなりがちだ。 目の前の問題点の解決に、集中してしまい、手法論に落ちいてしまう。 こんな時は、一度、大きく全体を見てみる事だ。私たちは、何者なのだろう。そして何のために、仕事をしているのか。。。 企業…

石川県消防操法大会

朝から、気温がグングン上昇し、真夏日になった土曜日、石川県消防操法大会が開催された。 地域の大会を勝ち抜いた18隊が、これまでの訓練の成果を競う。 大会そのものは、一発勝負だが、ここまでの道のりは、とても厳しいものだ。 早朝から、または仕事が終…

ポケベルは、世の中から消えた・・

私が、二十代の頃にビジネスの世界では、ポケベルが連絡の手段として使われていた。今は死語になったが、ポケベル鳴らすので、暫くお待ち下さい、と言ったものだ。 しかし、携帯電話の出現で、あっという間にポケベルは姿を消した。そして、台頭してきた携帯…

宇宙へ・・・

国際宇宙ステーション(ISS)へ日本人宇宙飛行士の油井亀美也氏が出発した。 彼は、航空自衛隊でF15戦闘機の編隊長や軍用機のテストパイロットをしていた経歴の持ち主だ。 小学校三年生の時、宇宙に興味を持ち、天体望遠鏡を父親にせがんで買ってもらった…

想いと技術

世界中で使われている日本製品の中には、私たちが知らない物も数多くある。 特に、町の小さな工場の職人が生み出すそれは、何故こんなに使いやすいのか、性能が良いのか、驚く程のつくり込みをしている物も少なくない。 ある意味で、そこまでするのか、と思…

やることは決まっている

今期、私たちがやることは、もうすでに決まっている。そして、何度となく、そう、しつこい程、説明を受けているはずだ。 物事は、原因があり、結果があるものだ。因果という言葉を聞いたことがあるはずだ。結果として、できていないということは、原因は、何…

点の記のルートを行く

[:] 新田次郎の小説、点の記は、明治時代末期に日本陸軍参謀本部陸地測量部が、日本地図を完成させるため、未登頂とされた、北アルプス剱岳の登頂と測量に取り組む姿を描いたものである。 その登頂ルートとして、選ばれたのが、案内人の宇治長次郎の名前を戴…

人の一生は・・・

人の一生は、重きを負うて遠き道を行くが如し。 急ぐべからず。 不自由を常と思えば、不足なく心に望み、 おこらば困窮したる時を思い出すべし。 堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。 勝つ事ばかりを知って、負くる事を知らざれば 害その身に至る。 己を責…

今始まった事ではない

現在の自分の、環境、ポジション、仕事の内容に不満を持ち、愚痴をこぼす事は、ストレスのはけ口として、それをきっかけに頑張れるなら悪くはないだろう。 かく言う私も、20代の頃は、上司にに連れられて新宿のしょんべん横丁で、ウサを晴らしたものである…

任せると放任

これは、以前に書き記したブログを編集したものだ。最近、任せるているという言葉を耳にするが、これは体の良い無責任な言葉だ。 私たちがまだ中学生の頃だろうか、『放任主義』という言葉を良く耳にした覚えがある。子供は管理するのではなく、放っておけば…

許されない事

昨日の衆議院本会議で、野党5党がそろって安保関連法案の採決を欠席した。 議会制民主主義の下では、私たちが選挙によって代表を選び彼らに、法案を立法審議し、採決する事を付託しているのである。 採決を欠席するという事は、議員の最も大切な、法案を審…

安保法案可決

15日の午後安保法案は、衆議院特別委員会で採決され可決された。マスコミはこぞって強行採決だと騒いでいるが、審議時間110時間もの時間をかけ、何を根拠に強行採決と言っているのか理解できない。 さらに、国民の理解が進んでいないと言っているが、大…

積み上げるな、目的から落とし込め

ブログにも、幾度も、幾度も記してきた。仕事は、目的を明確にし、目標からプロセスを落とし込まなければ、成功しないのだ。 今日の、開発会議でも相変わらず、これが出来ていないので、プロジェクトが進行していないという報告があった。 ともかく、仕事の…

偏重報道にに思う

ブログには、特定の思想や政治については記さないようにして来た。しかし、昨今の一部のマスコミの偏重報道は如何なものかと思うことが少なくない。 つい先日も、中学生が自らの命を絶つとても悲しい事件の報道で、その全体像からではなく、一部の事実を切り…

何故、帽子が似合わないのか......

私は帽子が似合わない。 ともかく、かぶるととてつも無く違和感があるのだ。帽子をかぶる機会は、とても多くある。 登山の時や屋外活動の時は帽子は必需品なのだ。しかし、似合わない。自分だけでは無く人からも、そうね。。。と言われる始末なのだ。 何処が…

選択と決断

私達の人生は、選択と決断の連続である。 とても小さな事でも、選択しながら人生を歩んでいるのだ。機会は、平等に与えられているが、選択は人により大きく異なる。 実は機会にすら気付いていない場合も少なくないのである。アンテナをあげよう。そして、簡…

全力を尽くす

結論を決めて、その結論を実現する為の原因作りをするのは成功のセオリーだ。そして、もう一つは、目の前に来た機会を全力で努力した結果が成功に繋がっていく。 この二つは、対極にあるが、どちらも情熱を懸けて取り組むことに変わりはない。先のことを、イ…

方向性を示す

何度かブログにも記したが、条件を整うのを待って意思決定をしていたのでは、方向性がブレてジグザグ走行をしてしまう。 先ずは、目的を達成する為にどうあるべきかを考えよ。そして、その実現の為に成すべきことを、整理して行うのだ。 ああなったら、こう…

ゴキブリの子供を見たら・・・

昔から、ゴキブリを一匹見たら百匹いると思え、と言ったものだ。それには、全く根拠がないのだろうが、なんとなく信じてしまっているところが面白い。 ゴキブリと問題点を一緒にはできないが、しかし、問題の発生のプロセスにはパターンがあるものだ。それは…

シンプルが故に奥が深い

趣味のバイクも、今年で6年目になるのだろうか。脚の故障で、ランが出来なくなり、運動不足の解消から、誘われるがままに始めたバイクだが、今ではセッティングが出ないと悩む日々である。 バイクは、とてもシンプルな乗り物である。動力は人間、サドルとペ…

小さな事を見逃すな

大したことはない、と思ったことを見逃すとそれが後に取り返しがつかない問題に発展する事がある。お客様の言動を簡単に捉えてはならない。 言葉の裏に隠れた、想いを察する為には、常に何を伝えたいのか、理解の感度を上げる必要があるのだ。 殆どの事は、…

金沢市消防団連合検閲

金沢市消防団連合検閲が、5日の早朝金沢市陸上競技場で開催された。 市内49の消防団が参集する様は、壮大な眺めである。団員1239名は、日夜私たち市民の安心と安全を守ってくれている。 普段、守られていると感じ無い事が、守られている証拠なのだと…

機会を与える事

子供たちの可能性は、私たちの想像をはるかに超える。 今、過去を翻って見れば、現在と過去が面白いように繋がる。当時は、全く意味を感じなかったことや、嫌々やっていた事も、現在という時間軸から見ると意味を見つけ出すことができる。 すべてに意味があ…

全体を理解する

今期がスタートして二か月が経過した。『変える』が今期のキーワードだ。そう、『変わる』ではなく『変える』なのだ。 『変える』の裏には、主体的にという言葉が隠れている。主体的に変えようとしなければ、『変える』事は難しいのである。 先ずは、自分た…

佐世保バーガー

小松空港から、福岡空港までは、とても小さなジェット機だった。 福岡には、何度か足を運んだ事があるが、佐世保へは、初めてやって来た。 丁度、昼食にいい時間だったので、何を食べようかと考えていた所、佐世保バーガーの事を話していた友人の言葉を思い…