全力を尽くす

　結論を決めて、その結論を実現する為の原因作りをするのは成功のセオリーだ。そして、もう一つは、目の前に来た機会を全力で努力した結果が成功に繋がっていく。
　この二つは、対極にあるが、どちらも情熱を懸けて取り組むことに変わりはない。先のことを、イメージし、計画性をもって取り組むことは、ある意味で難しいものだ。
　しかし、目の前の機会に全力で取り組むことは誰にでもできるはずである。その平凡な事を非凡に努力した時、不思議と次に繋がっていくものである。
　神様が居るかどうかは分らないが、自分たちの力の及ばない大きな力が働いている事を感じる事がある。特に、人との出会いは、くもの糸を手繰るようにやってくる。
　あと５分、いや、１０秒違っていたら出会わなかった人に出会い、それが人生を大きく左右する事になるのは、今という時間軸から、過去を振り返ったときに初めて理解できるものである。
　その、根底にあるものは、機会を捉え、その瞬間に全力を尽くすことにあるのだと思うのである。

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