長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

相手の立場に立って

青空にそびえる後立山連邦はとても綺麗だった。いつもこの道を通るたびに仕事でなければ、という想いがつのる。 新年度になってお客様の担当者が変わられたが、ご挨拶が出来ずにいたので、打合せもかねて出かける。 新しく変わられた担当者が何を求めていら…

ありがたい事だ『さくらノート』

昨日、突然携帯電話に元能登町消防署署長さんからお電話を頂いた。『テレビを見ていたら長野ポンプが出ていたので懐かしくなって電話をしました』とのことだった。 退任されてから、かれこれ三年になるが現役の頃は本当にお世話になった方である。そして、懐…

過信は禁物

一年に一度の人間ドックは私の健康状態を確認する大切な日である。二十代の頃は自分の健康状態はあまり気にしなかったが、会社を引き受けてからは健康には注意するようになった。 『自分ひとりの体ではないのだから』と周りからは言われていたが、最近本当に…

思い込み

皆さんもきっと車で自宅まで送ってもらった経験があると思う。送ってくれる運転手がこれまで行った事ない場所ならば横に乗車している人が道案内してくれなければ目的地には到着しない。 本来ならば途中で曲がらなくてはならない交差点で、ついつい曲がる場所…

お気に入り【その19】スーパーガイドジャケット

この時期は三寒四温で着る物が定まらない。冬服は寒くてもこの時期はちょっとおかしい。 かと言って、春物では今日のような気温が十℃を下回るような日は寒くてたまらない。 こんな時活躍するのが、日頃愛用しているパタゴニア製品のスーパーガイドジャケット…

見方を変えると気づきがある

最近、日課のランニングもいまいちタイムが伸び悩み、フォームも乱れがちなのか気持ちよく走ることが出来ない。どこがおかしいのかと考えながら走るとますます分からなくなる。 昨日のブログにも記したが、何事にもポイントがある。走ることにもポイントがあ…

神業

車両事業部(消防車の製造部門)ではこの時期は消防車の部品づくりを主として行なっている。 私たちは以前から継承すべき技術として、標準的な消防車のリヤフェンダーの製造をハンドメイドで行なっている。 殆どの消防車メーカーではヘラ絞りやプレスの技術…

スクールサポート隊

丁度、あの池田町小学校の忌まわしい事件の後、金沢市でキッズサポート隊が産声を上げた。自分の孫を守りたいと言う一心でスタートした小さな力は少しずつ広がり、金沢市はもとより日本全国にスクールサポート隊として広がっていた。 今では金沢市内のほとん…

定性と定量

私には脳ミソがねじれるほど考える機会が一年に一度必ずある。会社の方針には大きく分けると定性的な部分と定量的な部分が必ず存在する。 定性的な部分は数値で測ることがし難いが、『挨拶がしっかりとできる会社になろう』など会社の目指す『かたち』として…

誇りをもてる仕事

消防設備士の仕事は消防法にのっとった非常に重要な仕事である。消防設備の対象物件は消防設備を設置してはじめて運用することが出来る。 それに深く係わる仕事が消防設備士だ。消防設備の設置、維持管理にも重要な役割を果たしている。この様な重要な役割を…

立つ鳥跡を濁さず

『立つ鳥跡を濁さず』立ち去る者は、自分が居た跡を見苦しくないように、良く始末しなければならない。また、退き際が潔く綺麗であること、の意である。 今日は会社の歓送迎会が開催された。一名の新入社員を迎え、二人の退社される社員を送り出した。 新入…

凄い人もいるものだ。

今日のランニングのスタートは何時もより二時間近くゆっくりだった。気温は低いが、もう夏を思わせるような日差しだ。 何時ものように卯辰山の上りを走っていると、後ろからピッチの良い足音が聞こえるのでちょっと横を振り向くと私よりも年配の男性がものす…

いなくなったら困るんや・・

昨日は滋賀県へ出張し、お世話になっているお客様のところをご挨拶に回った。途中、お付き合いしている販売店の所長さんが入院されていると聞いていたのでお見舞いに伺う。 何故入院されたのか分からなかったので少々心配していたがとてもお元気そうで一安心…

上位の意志

出張の車中でニュースを聞いていると、今日のトップニュースは間違いなく、マリナーズのイチロウ選手の日米通算3086安打記録達成だ。 イチロウ選手のそれはまさしく神がかり的だ。あのWBCでも不振の末、最後の勝ち越しのヒットはそれさえも最後の瞬間の…

国家の品位

第二次世界大戦末期、当時のアメリカ大統領フランクリンルーズベルトが急逝したことはご存知だろう。 このときナチスドイツのアドルフ・ヒトラーは『ルーズベルトは今次の戦争を第二次世界大戦に拡大させた扇動者であり、さらに最大の対立者であるソ連を強固…

観桜会

このところの暖かさであんなに綺麗だった桜も葉桜になり散り始めた。こんなとき地球の営みを身近に感じる。今日は車両事業部の朝礼に参加し、来客に対応した後、中期経営計画の見直しを行った。 なかなか、集中して物事を考える時間が最近取れなかったが、今…

車両事業部反省会

弊社の新年度は5月1日からであるので、今月は決算月である。大変な繁忙期も過ぎ車両事業部は次の年度への準備を行っている。 今日は20年度の反省会を行い、設計、現場の問題点を細かく全員で現状認識を行い、何時までに、何を、誰が、どのように解決する…

和して同ぜず

『和して同ぜず』は論語の中に出てくる一説で、実際は『君子は和すれど同ぜず、小人は同ずれど和せず』という文章の一部分である。 この意味は君主は人と協調はするが人の意見に左右されたり、調子を合わせたりしない。しかし小人は調子を合わせるが決して全…

納豆餅

今日は痛めた足の調子を見るために、ゆっくりとランニングを開始する。少々すねの筋肉が突っ張った感じがするが痛みはない。 卯辰山を走って登ると、桜が満開だ。こんな天気の良い日はちょっと得をした気分になる。天神橋へ下って行くと浅野川沿いの桜が本当…

携帯電話は子供に必要か?

先日、石川県PTA連合会の次年度役員予定者会議が開催された。私は21年度の会長を縁あってお引き受けすることとなった。 20年度は北川会長が提唱した小中学生に携帯電話を持たせないことに対する宣言文を対外的に発信、石川県PTA連合会として運動を推進す…

未明の火災

朝四時半頃、消防車のサイレンで目が覚める。いつもならサイレンの音は遠くなっていくのだが、今回は何時もと違い、どんどん大きくなってくる。 何事かと、窓の外を見ると真っ黒な煙が500mほど向こうに見えたので、近所で火災だと思い、金沢市消防局のH…

奥能登の桜はもう少し

今日は金沢を七時三十分に出発し能登へ向かう。新年度のご挨拶と定期訪問をかねての訪問だ。金沢は昨日からの暖かさで桜は九部から満開である。 近所の公園の桜はモコモコの状態で本当にきれいだ。桜が何故こんなに綺麗なのかと考えてみると、葉っぱの先に花…

右足負傷

何気なく振り返ったところに有るはずの階段がなかった。見事に転倒し、体をかばう為に右手を着いた。その結果右足の捻挫と、右手を着いたことにより右肩の靭帯を痛めてしまった。 周りからは歳ですねと馬鹿にされたが、昔ならこんなヘマはしなかったと思う。…

原因自分論

原因自分論で物事を考える癖をつけることは、問題点を解決に導く最も早い方法だ。『原因自分論』とは問題が起きたときその原因は自分にあると考えることを言う。 この対極にあるのが『原因他人論』である。すなわち原因は他人にあると考える考え方でこの考え…

桜も五部咲き

今日は早朝会議のない月曜日なので、日課のランニングに出かける。朝の五時半はもう明るく春が直ぐそこまで来ていることを感じる。 近所の公園の桜はもう五部〜六部咲きだ。卯辰山は標高が130m前後なのだが、咲き方が少々遅い。わずかな温度と気圧の変化…

本気で考える時だ

北朝鮮の弾道ミサイルモドキが日本の上空を通過して太平洋に落下した。マスコミは一斉に報道をしたが、問題は弾道ミサイルモドキが日本の上空を通過して太平洋に落下したことが国連の決議違反であるという以前に、今の法律では有事の際に対応が難しいことが…

受注あってこそ・・

トヨタの生産方式は本当に素晴らしいと思う。ムダを排除し、生産効率を極限まで求めたものづくりのひとつの到達点にあると思う。 常に現状を否定し、改善し続ける。何も変わらないということが問題なのだ。しかし、究極の生産方式をもつトヨタですら受注が無…

手伝ってもらうことを前提に仕事をしてはならない

チームワークとは字の通りチームで仕事をすることを言う。お互いに補い合いながら目的を達成する時に良く使われる言葉だ。ここで気をつけなければならないのは手伝ってもらうことを前提に仕事をすることとは違うということだ。 チームワークの基本は自分が与…

100年継続できる企業に

社員にとって良い会社とはどんな会社なのだろう。それぞれの社員にとって価値観や感じ方が違うのは理解できる。しかし、会社として普遍の部分は必ずあるはずだ。 例えば社会の仕組みに必要とされているか、ということはとても重要だ。最近、私たちの地域でも…

初心を確認する日

4月1日は初心を確認する日である。新入社員を迎えると言うことは価値観を確認する良い機会である。 私たちの会社の使命は何か、何故私たちの企業は存在するのか、そして社会に貢献する為には何をなすべきか・・ 仕事の結果は常にこの部分に戻ることが大切…