長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

100年継続できる企業に

 社員にとって良い会社とはどんな会社なのだろう。それぞれの社員にとって価値観や感じ方が違うのは理解できる。しかし、会社として普遍の部分は必ずあるはずだ。
 例えば社会の仕組みに必要とされているか、ということはとても重要だ。最近、私たちの地域でも昔ながらのレコード店が倒産した。経営的に様々な問題点はあったのだろうがその中の大きな原因のひとつに社会の仕組みに合わなくなってきている事も上げられるだろう。
 全てではないが最近、音楽はWEBを通じて購入することがとても多くなった。
 良く考えてみれば私自身も何年もレコード店へ足を運んでいない。昔、ナガオカのレコード針といえばドーナツ盤を聞くとき、スペックの高い針を奮発して買い求めたことを思い出す。
 今はナガオカのレコード針はどうなってしまったのか。このように世の中の仕組みが変わると商品の生命がたたれると同時に変化できなかった企業の寿命も尽きる。
 任天堂は元々花札をつくっていた。現在では電子ゲーム器の雄である。今の任天堂から創業時の任天堂を今の若者はイメージできないだろう。このように世の中の仕組みの変化にあわせて業態を変化させることが出来る企業は100年継続できるだろう。
 私たちの企業は防災に係わっている。何時の時代も市民の安心安全は何よりも優先されるが、手法はさまざまに変化することが考えられる。そんな時代を読みすばやい行動が出来るかが大きな分岐点になるだろう。
 私たちは100年後も存在することが出来る企業でありたいと願っている。
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