長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

国家の一大事・・

東北太平洋沖地震は日本全体の製造業に大きな影響を及ぼし始めている。製品そのものが製造出来なくなっている物もあるが、東北地方では製品を構成する部品をはじめ原材料などものづくりに大きく係わる物を製造していた企業が集中していたようだ。 私たちは間…

真のニーズは何処にあるのか

東北地方太平洋沖地震の被災地は少しずつ復興の道を歩み始めている。この大規模な災害は日本全体の事として捉え、長期に渡った支援が必要だ。 また、被災地への支援物資もこの段階になればニーズも日に日に変わって来ている。必要な物を、必要な時に、必要な…

悲観的に準備し、楽観的に行動する

本日、石川県地場産業振興センターで石川県PTA連合会の臨時理事会が開催された。今回の東北地方太平洋沖地震で被災した子供たちの就学の支援を行う事業について議論する事が目的だ。 これは行政と石川県PTA連合会が連携して事業を進めて行くことが原則であり…

最後の団体長会議

私たちの地域には各種団体長連絡協議会という地域で活動するボランティア団体の連絡協議会があり、今日はその最後の会合に出席した。 森山町小学校の育友会会長は連絡協議会の一員であり、今度会長職を退任する事によって連絡協議会への参加もこれで最後にな…

今必要なのはお客様の視点

『それは最善か・・』この言葉は以前にブログに記した言葉である。私たちのものづくりは常にお客様の視点を大切にしてきた。それが今の私たちの製造する消防車両の信用を築いてきたのは間違いない。 それが、今進化しているかを考えると疑問に感じることが最…

歩きながら考える

本日、福井県で日本PTA東海北陸ブロック協議会臨時会長会が行なわれた。議題は今回の東北地方太平洋沖地震の被災児童のホームステイの受け入れに関して議論した。 その結果、東海北陸ブロックが一丸となって被災児童を受け入れる事を決議し準備に入る事が…

それは最善か・・と現状否定

ダイムラーベンツのものづくりの思想に『最善か無か』という言葉があるのは皆さんご存知だろう。これはダイムラーベンツのつくる車は最善であるかもしくはそれ以外は無いという意味である。 すなわち中途半端なことはしないという厳しいものづくりの思想であ…

平時と非常時

物事の価値判断は平時と非常時では異なってくるものだと思う。確かに理路整然と考えて実行する事はどんな場合でも大切だ。 しかし、非常時には常識が通じないことがある場合が少なくない。その時、どう判断するかは現場を考えて行動できるかにかかっている。…

全ては凡事徹底、原因自分論から

この数日は震災の対応でタイトな日程だったが、この時期は5月からの新年度方針を定める為に脳みそが捩れるくらい考える時期である。 ここ数日は空いた時間を組み合わせるように時間を設定し、常務と骨子をつくり込んだ。定量的なことは比較的問題は無いのだ…

東北地方太平洋沖地震と情報収集

今日、仙台市PTA協議会会長と子供たちの支援について話し合いを行った。その中で大切な事は時間と共に被災地の支援の状況も変化してきているという事である。 特に被災地で必要としている支援物資は時々刻々と変化している。仙台市内ではライフラインも一部…

金沢でもコンロのボンベが・・・

今日の金沢は夕方から少し冷え込んできた。東北地方太平洋沖地震の被災者の事を思えば電気も水道も食料も不便が無い事が何と有難い事かと思う。 夕食はとり野菜なべにしようと、カセットコンロのボンベを買いに行った所、なんと売り切れて手に入らなかった。…

東北地方太平洋沖地震と機関員研修会

今朝は少々曇っていたがまずまずの天候である。朝六時から地域の人たちの協力で校区内の交差点に飛び出し防止ライン引きを行なった。 ちょうどこの時期天候の良い日に合わせて人海戦術で行なわれる。小さな路地の一つひとつにペンキで足型に合わせて飛び出し…

東北地方太平洋沖地震と福島50

現在米国をはじめとした海外メディアは福島原発で作業している50人の日本人に対し大きく賞賛をしている。。 私たち日本人ですら現在福島原発で命懸けで作業をしている人たちが50人居る事すら知らないし、また報道もなされていない。 その50人は私たち…

東北地方太平洋沖地震とマディの帰国

今回の東北関東大震災で発生した福島第一原発事故は世界各国にも大きな影響を及ぼしている。ドイツとスイスは日本に在住している自国民に対して即座に国外退去を指示したようだ。 また、米国政府は原発事故発生地域から100km圏外への退避を指示している…

東北地方太平洋沖地震と被災地へ想い

東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けた東北地方のPTA連合会会長とようやく連絡が取れた。 石川県PTA連合会事務局長が何とか連絡を取ってくれた。会長も事務局も無事で、現在の状況は安否確認だけで手がいっぱいの様だ。 20時30分頃、仙台市P…

東北地方太平洋沖地震と疎開

昨日のブログで記したが、今回の東北地方太平洋沖地震で被災した子供たちを日本PTA東海北陸ブロック協議会を構成する地方協議会(石川県、富山県、福井県、岐阜県、三重県、愛知県、名古屋市)でホームステイを受け入れる様準備に入った。 本日、構成地方協…

東北地方太平洋沖地震と卒業式

今朝の金沢は曇り空だったが寒さも緩み暖かい朝を迎えた。 今日は私が育友会(PTA)会長を務める森山町小学校の卒業式だ。森山町小学校の育友会活動は長女が小学校に入学してから11年間に渡った。 その内の9年間、機会を頂いて会長職を務めさせて頂いた。…

この機会に防災計画の見直しを

東北地方で発生した東北地方太平洋沖地震は防災計画を始めとした様々な仕組みに大きな教訓を残した。 私たちも本日の早朝経営会議で先ずは自社の緊急連絡網の再構築を行うよう指示した。これまでは電話が使えるということが前提になっていたからである。また…

東北地方太平洋沖地震と万葉の里マラソン

東北地方太平洋沖地震から三日目の朝を迎えた。毎日報道で目にする悲惨な状況は日本人として何かをしなくてはと言う思いを強くする。 以前から参加を予定していた万葉の里マラソンも能登半島に津波注意報が発令されているにもかかわらず、防災業を生業とする…

東北地方太平洋沖地震

11日の午後2時46分頃に発生した、三陸沖130キロメートル付近を震源とするマグニチュード8.8の巨大地震(東北地方太平洋沖地震)は甚大な被害を東北地方にもたらした。 一夜明けて、情報が判明するにつれ非常に痛ましい状況が報道の画面に映し出さ…

宮城県沖で大地震

今日は日本PTA東海北陸ブロックの会長会議に出席するために、名古屋へ向かった。途中北陸自動車道敦賀インター辺りから吹雪になり道路も渋滞していた。 通常なら3時間程で金沢から名古屋まで移動できるが、今日は4時間近くかかった。名古屋に到着すると突…

夢を描く

先日の海外出張で現地でお世話になった企業の社長からディナーのご招待を頂きご自宅に伺った。 小高い丘の上に立つそれは街の夜景がベランダから見渡す事が出来る。街の夜景が自分の庭の一部のような素晴らしい眺望だった。 日本では駅の傍の住宅が人気で価…

人をつくる

『あなたの企業は何をつくっているのですか?』と問われて『人をつくっています、そしてあわせて電気製品をつくっています』と答えたのはパナソニック(旧松下電器)の創業者松下幸之助氏である。 私たちは今期、『土壌経営』を実現する為に七つの指針を掲げ…

今日で1200日

2007年11月23日以来、ブログを綴り始めて今日で1200日を数えることが出来た。当時の総務課長から『社長ブログ書かれたらどうですか』と勧められ『そのうちね・・』と言って書き始め、まさかこんなに続くとは思ってもいなかった。 途中、海外出張…

クレームの発生より、クレームが無い事に注意!

仕事をしている以上クレームの発生はある程度織り込み済みだ。当然、クレームはお客様にご迷惑をお掛けする訳なので全く無い方が良いに決まっている。 私たちが気をつけなくてはならないのはクレームを発生させない事だけではなく、発生した場合に即時報告、…

花粉症が・・・

出張中に花粉症が悪化し、鼻から息ができずとても苦しい。昨年は全く症状が出ず、勝手に治ったものだと思っていた。考えてみれば昨年は花粉の飛散量が少なかったはずだ。 今年は鼻詰まりがひどく、目と目の間が重苦しい。物事を考えるのも億劫になる感じだ。…

未来は今日私たちが何をするかにかかっている

冬山登山では北風は要注意である。北風は強く冷たく私たちの前に立ちはだかり行く手を遮る非常に厳しい風だ。 私たちの企業においても、一人ひとりの人生においても北風が吹く事は必ずあるものだ。 しかし、ある意味では北風が吹いてきた時がチャンスとも言…

先ずは自ら出来る事は・・・

全力で仕事をしていれば問題のひとつやふたつは必ず起こるものである。 問題にはやるべき事をしっかりと行なっていても不測の事態で発生するものと、やるべき事をやらずに必然的に発生するものがある。 これは同じ問題でも大きな違いがある。結果が同じでも…

one for all all for one

『one for all all for one』という言葉はラクビーの世界で良く使われているのはご存じだと思う。『一人は皆のために、皆は一人のために』、この言葉はスイス国のスローガンになっている。 実はこの言葉『三銃士 ダルタニアン物語』出てくる言葉で、『一人ひ…

私たち日本人は度々『ご縁ですね』という言葉を使う。縁とは仏教用語であり、私たちの力がおよばない大きな力により、結ばれている事いう。 以前にも記したが『袖触れ合うも他生の縁』という言葉の『他生は多少』とは全く異なる。少し縁があるという意では無…