長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

全ては凡事徹底、原因自分論から

 この数日は震災の対応でタイトな日程だったが、この時期は5月からの新年度方針を定める為に脳みそが捩れるくらい考える時期である。
 ここ数日は空いた時間を組み合わせるように時間を設定し、常務と骨子をつくり込んだ。定量的なことは比較的問題は無いのだが、やはりポイントは定性的な部分である。
 高度な計画を策定しても、それを実行するのは人である。以前から記してきたように結果だけを見て判断すると大きな勘違いをすることになる。
 例えばタバコの灰皿を片付ける事は当然のことなのだが、言わなければ灰皿がタバコでいっぱいになっていることが多い。ここで起こっているのは間違いなく『誰かがやるだろう・・』という発想だ。
 しかし、『誰かがやるだろう』という事は誰もやらないのは明白なことだ。仮に片付けられていたとしても特定の人だけがやっていたのではこれも変な話だ。したがってレベルは低いかもしれないがルールを作ることになる。
 そしてこのルールの中で凡事を徹底させることで初めて習慣になっていくのだと思う。そして次に原因自分論で物事を考える事が大切なのである。特にマネージャーは問題点が発生すれば、先ず自らの責任と考えることが大切だ。そこに次のステップが見えてくる。
 問題点を原因他人論で考えてしまえば、解決の糸口すら見出すことはできない。
 凡事徹底、原因自分論で考えることは目に見え難いけれど、とても大切な根っこだということを再度確認したのである。
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