長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

歩きながら考える

 本日、福井県で日本PTA東海北陸ブロック協議会臨時会長会が行なわれた。議題は今回の東北地方太平洋沖地震の被災児童のホームステイの受け入れに関して議論した。
 その結果、東海北陸ブロックが一丸となって被災児童を受け入れる事を決議し準備に入る事が申し合わされた。すでに福井県PTA連合会は春休みに入る前に保護者に対して案内が行き渡るよう発信され、二日間で150家族のホームステイ登録がなされたそうである。
 今回、感じたのは福井県の行動の早さである。確かに詳細が決定されない内に実行された事は少々早計な所はあるが福井県の会長さんは『私は歩きながら考えるたちなので・・』と言っておられた。
 あれを準備し、これを準備してからと言っていると物事はなかなか進まないものだ。平時ならばしっかりとした手順も必要かも知れないが、今は非常時だ。
 私たちは各論(枝葉)を論じ始めると総論(幹)が見えなくなりがちだ。何を成さねばならないかを明確に持っていれば、福井県のすばやい行動は十分に理解できる。そして私たちに道を開いてくれた。
 ともかく、今回東海北陸ブロック1市6県のPTAの総力を上げて子供達を受け入れる準備を行ないたい。4月初旬には宮城県へ出向き現状確認をする予定である。
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