長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

この機会に防災計画の見直しを

 東北地方で発生した東北地方太平洋沖地震は防災計画を始めとした様々な仕組みに大きな教訓を残した。
 私たちも本日の早朝経営会議で先ずは自社の緊急連絡網の再構築を行うよう指示した。これまでは電話が使えるということが前提になっていたからである。また、社員向けの備蓄食料等も以前に準備してから全く更新を行っていなかった。
 私たちは防災専門の仕事をしていながら緊急事態に対して非常に脆弱な仕組みしか持っていなかったことを反省しなくてはならない。今回の地震は私たちの企業にとっても防災計画の策定をしなくてはならないことを教えてくれた。
 また、お世話になっている茨城県の同業者の社長さんにお見舞いのお電話を申し上げたところ、地元では地震直後に全く電話が普通になり、一般電話だけではなく119番の緊急電話すら不通になってしまったようだ。
 彼は消防団の副団長も兼務しており、分団員の招集に役場の担当者が一軒一軒回ったそうである。緊急連絡回線は確保されているものと思っていたが、これでは救急車や消防車すら呼ぶことができない。
 本当に防災計画を始めとした仕組みを早急に見直す必要性を示唆してくれている。今回の地震では日を追うごとに目を覆うような深刻な被害が判明している。一人でも多くの方々の命が救われるように心から祈りたい。
 また、この様な状況であるにも拘らず、人々を混乱させるようなチェーンメールが確認されているようである。今はふざけている場合ではない。この様な行為には本当に怒りを覚える。皆様にはチェーンメールには惑わされないようお願いを申し上げたい。
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