立つ鳥跡を濁さず
『立つ鳥跡を濁さず』立ち去る者は、自分が居た跡を見苦しくないように、良く始末しなければならない。また、退き際が潔く綺麗であること、の意である。
今日は会社の歓送迎会が開催された。一名の新入社員を迎え、二人の退社される社員を送り出した。
新入社員は一日も早く社会の役に立つようにがんばってもらいたい。また、退社される二名の方々は次の人生がより素晴らしいものになるよう祈念したい。
会社である以上は迎え入れる方、去っていかれる方がいることは当然である。会社に入社して来る時は当然緊張感を持ってやって来られる訳なので何の問題も無いが、大切なのは去るときである。
社内でどのような事があったとしても、最後は退き際が美しいと全てが許されてしまうようなところがあるが、退き際が見苦しいと、社内でどれだけ活躍していても逆に全てが台無しになってしまう。
桜が日本人の感性に合うのはその散り際がとても潔く美しいからである。短い時期に力いっぱい咲き誇り、あっという間に散る様は武士道精神に重ねられるのかもしれない。
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