長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

携帯電話は子供に必要か?

 先日、石川県PTA連合会の次年度役員予定者会議が開催された。私は21年度の会長を縁あってお引き受けすることとなった。
 20年度は北川会長が提唱した小中学生に携帯電話を持たせないことに対する宣言文を対外的に発信、石川県PTA連合会として運動を推進することを確認した年だった。
 本年度はそれを引き継ぎ強力にこの運動を推進していく。その際にひとつ問題になるのはあくまでも携帯電話を子供に持たせるかどうかは最終的には保護者の判断に委ねられることだ。法的には拘束することは出来ない。
 しかし、ここで大切な事は、私たち大人は携帯電話によって引き起こされている犯罪の実際をほとんどが知らないということだ。携帯電話のフィルタリングに関しても、子供から外して欲しいと頼まれるとあっさりと外してしまう保護者が少なくない。
 私たちが出来ることは先ず、実際にどのような被害が子供たちにもたらされているかを発信し、携帯電話を持たさないことに対する理解を深めて頂くしかないと考えている。
 実際にサイバー犯罪を取りしまる、石川県警担当者の話は信じがたいものだ。この話を実際に聞いて、自分の子供に積極的に携帯電話を持たせる保護者がどれだけいるだろうかと思う。
 携帯電話がもたらす利便性も十分に理解できる。しかし、大切なのは使う時のルールをしっかりと決め、そしてそれを管理できるかである。
 ある保護者が携帯電話は必要だと強調されてたそうだ。その理由は家の中で子供と携帯メールを使ってコミュニケーションをとるためだと真剣に語ったそうである。
 自分の子供と家の中でメールでコミュニケーションをとる・・私には到底理解できない理由である。
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