長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

こども総合条例可決

 今日は朝から多くの方々からお電話を頂いた。TBS系列とNHKのニュースでいしかわこども総合条例が可決される事について、インタビューを受けたからだ。
 TBS系列は8時15分位に『朝ズバ』で放映されたようだ。その時間帯はすでに出社しており私は見る事は出来なかった。
 先日インタビューを受けた際、スタッフの皆さんには『携帯電話を持つ、持たないの議論は何の問題解決にならないので、どうすれば携帯電話の被害から子どもたちを守ることができるかを論点にして欲しい』とお願いしたが、どうだったのだろう。
 聞いたところによると、論点はやはり、持つことに『賛成・反対』の意見に集約されていたようで少々残念に思う。
 今回の条例が何故、施行されたのかという事を良く考えて欲しい。それは、インターネット端末としての携帯電話による出会い系サイトや学校裏サイトといわれる掲示板などによる18歳未満の子どもたちの被害が相次いでいるからだ。
 それを防止する為の条例であるのに、論点が条例に『賛成・反対』の議論にすり替わってしまっている。
 私は今回の条例の制定は親と子が携帯電話のリスクについて、話し合うひとつの機会として捉えている。実際にどのようなことが発生しているか知る機会として欲しい。私は持たせないことで問題解決にはならないことは十分に理解している。
 最終的には携帯電話を持つ、持たせないは保護者の判断だが、責任は持つほうに全てあるという論調はいささかおかしいと思っている。
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