視点とグリーンカーテン
今日も6月とは思えないような気温だった。日課のランニングは日曜日だったこともあり、一時間ほど遅く出かけたが、7時を過ぎると気温が上昇してくるのが体感できる。
山の稜線を走っていると緑のお陰か清々しい感じがするが、アスファルトの上では日光の反射が厳しい。12kmを走ったが後半は暑さで少々ばて気味だった。
今日は半日ほど外にいたがくらくらするような暑さだった。
私たちの地域の小学校は耐震補強が出来ないほど老朽化しており、後は建て替えしかない。2年前の能登沖の地震で震度四を記録した金沢市内で、一部の教室のアルミサッシが歪んで扉の開閉が出来なくなり、校舎のいたるところに亀裂が入った。
多分、能登沖のクラスの地震が金沢で発生したとき、校舎は絶えることが出来ず、避難所の機能は発揮できないだろう。
真夏には教室の気温は40度を越える日もある。この環境で勉強をするのは少々困難だろう。今度私たちはグリーンカーテン(へちま)を設置することにした。
一番気温が上がる3階の六年生のクラスにグリーンカーテンを設置するには時期的に遅すぎた。3階までへちまのつるが到達するには一月以上時間が掛かる。
どうしようかと思案していると、『窓の内側にプランターを設置して教室の内側の窓にグリーンカーテンを設置しよう』と言うことになった。
効果は上がるか分からないが発想の転換である。何事も『こうあるべき』と考えていると進まないことがあるが、そんなときこそ、ちょっと視点を変えると解決するのは仕事も一緒である。
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